性質の異なる二つの悲劇を混在して訴える女に容赦ない今日の格言
テレフォン人生相談 2017年12月4日 月曜日
暴力の被害に遭い実家に居候中。事件のショックと母親との確執のため自分がコントロールできない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女32歳 夫32歳単身赴任 息子4歳
今日の一言: 自己憐憫(れんびん)には救いがありません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
・・あ・・
加藤諦三:
もしもし
相談者:
もしもし、はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
・・あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えてください。
相談者:
はい。えー、32歳です。
加藤諦三:
32歳。結婚してます?、独身ですか?
相談者:
は、あ、結婚しております。
加藤諦三:
あ、ご主人何歳ですか?
相談者:
は32歳です。
加藤諦三:
おんなじ年ですね。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
えと、一人おりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、息子で、
加藤諦三:
はい
相談者:
4歳になります。
加藤諦三:
4歳、はい、分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
えー、うーん、3年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・性暴力・・に、遭いまして(震えた声)。
加藤諦三:
・・それは当然、警察にはもう、届けてるん・・
相談者:
(息を吸って)そうです、すぐ電話をして、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・わたしも、なんか、何を考える事もできず(震えた声)、
加藤諦三:
うんうん
相談者:
警察が来てえ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、なんか家の中のお(震えた声)、
加藤諦三:
うん
相談者:
色んな事をして(息を吸って)そのまま・・
加藤諦三:
うん
相談者:
警察署に行ってえ・・色んな事を聞かれて(震えた声)・・
加藤諦三:
うん。それでその後、捕まってるんですか?犯人は。
相談者:
・・(息を吸って)いいえ、捕まってないです。
加藤諦三:
捕まってないんですか?
相談者:
はい・・で、被害届を出したりい・・色々してる中、で、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと、もう、自分たちの住んでる家に住めなかったので、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし、嫁いで行ってたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
しゅ、主人が・・
「地元で働く」って言ったので、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、あの、実家の、お父さんお母さんとは別の家でしたけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
その町に嫁いで、ま、家族で生活をしてたんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
と、その事件以降・・その、もちろん家にも、その町にも・・居られない状態になったので・・
加藤諦三:
要するにそのお・・家、その町があなたもう怖くて・・近づけないっていう事ですね?
相談者:
・・そうですね。も、怖い、いですし。で、え・・ま、両親、の、家に、息子と一緒に・・数ヵ月居候させてもらったんですけど、
加藤諦三:
はい、あ、そうすっと・・
相談者:
その・・
加藤諦三:
その後数ヵ月、は、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、別居してたわけですね?
相談者:
あ、い、今もお・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
単身◆#$%
加藤諦三:
今も別居ですか?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい・・
相談者:
でえ、ま、その時に・・ま、以前から・・薄々、うちの、母親、って・・うん、おかしいじゃないですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・うん・・自分、わたしに対して、の、色々な事が、その、同居してる、時に、ま、浮き彫りになってしまって。で・・
加藤諦三:
あ、お、「おかしい」というのは・・あの、もうちょっと・・具体的に言うと、どういう事ですか?
相談者:
このような、
加藤諦三:
はい
相談者:
色々な事が起こってから・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、幼い時、色々育ててもらって、いた間にも、
加藤諦三:
はい
相談者:
実は、母の、行動が、ま・・おかしいというかあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
普通では、ない事とかあ・・あと・・
加藤諦三:
ていう事はあれですか?、あ、お母さんー、が怖かった?
相談者:
・・うん、今考えるとお・・怖いというよりは、
加藤諦三:
うん
相談者:
母が、不機嫌になったり、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・する時には、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしの事を好きにはなってくれないからあ(震えた声)・・
加藤諦三:
うん
相談者:
・・でえ・・ま、わたしも、その被害に遭って、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、精神、的にも、非常に・・辛い・・状態の中で・・ま、自分の、精神をコントロールする事も難しいけれども子育てもしなくちゃいけない。
加藤諦三:
うん
相談者:
同居もしてるので、母の、顔色伺いながら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
生活もしなくちゃいけないっていう中で・・
加藤諦三:
うん
相談者:
うんうーん、胃を壊してえ・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
40キロ、以下になってしまって・・
加藤諦三:
胃を壊した、はい
相談者:
同居したことで、
加藤諦三:
はい
相談者:
浮き彫りにというか、母との関係・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、いわ、今世間一般で言われてるか分からないですけど、毒親・・
加藤諦三:
はいはい
相談者:
だという事を・・こう、認めざる、を得ない・・ような、状態に・・(泣き)
加藤諦三:
うん
相談者:
なりまして(泣き)
加藤諦三:
うん
相談者:
でも、息子を・・を守らなくちゃ、守らなくちゃいけない・・って、(泣き)
加藤諦三:
うん
相談者:
息子を守るためにわたしが元気でいなくちゃいけない・・って。元気でいるためには(泣き)、
加藤諦三:
うん
相談者:
は、母、と離れる事を選択するしかなかったんですね。
加藤諦三:
はいはい
相談者:
なので事件が3年前に起きて。母と・・連絡を取らなくなってから・・2年半、経ったんですけど。
加藤諦三:
さ、最初、最初に、ま、あなたは色々、#$%◆あの、ストーリーで、最初に性暴力があって・・その後に・・お母さんと住み出して、お母さんの実態が、正体が分かって・・という事ですね?
相談者:
あ・・そうですね、なんか結婚してからあ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
徐々に・・あれ?って、あの主人の・・両親、ま、わたしの義理のお父さんお母さんになりますけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
義理のお父さんお母さんとか・・が、その息子、わたし主人に対する、ま、色んなの・・み、見ますよね?やっぱり。
その中で、親って・・こういうもんなの?、みたいな・・
加藤諦三:
あーあ
相談者:
それ・・
加藤諦三:
初めて、その、自分の、親が・・普通の親とは違うという事が、分かった?
相談者:
・・うん・・こういう風に、あの、連絡を取らなくなってから・・ま、わたしが幼い時の・・ま、小学生とかの、事を、考えると・・ま、母が・・朝がすごい、弱い、母、親だったので、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま・・
加藤諦三:
はい
相談者:
小学生の時から、わたし自分で朝食を作・・ってたんですね。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
でも・・
加藤諦三:
要するに、そうすると、
相談者:
はい
加藤諦三:
この母親の問題と・・性暴力の、被害の問題と・・の・・結びつきは、どういう事ですか?
相談者:
うーん・・
加藤諦三:
性暴力に遭って・・
相談者:
はい
加藤諦三:
実家に行った。したら実家の母親が、わたしにとって酷い母親であ・・という事が分かった。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、わたしはどうしたらいいんでしょう?という、す、そういう・・
相談者:
そうですね、ま、時間は経ってるんですけど・・この二つの、悩みを抱えながら、こ、子育てもしてかなきゃいけないですし、
離れてる主人・・とも、離れてはいますけど・・家族元気でやって行くために、わたしが後ろ向きになるのではなくう・・前向きに歩いて行くに、は・・もっと何かいいアドバイスがないかな?と思って#$%◆
加藤諦三:
「前向きで歩いて行く」っていうのは、これだけの、過去を背負いながら・・この、困難な道を・・歩いて行くの、で、ま、それに戸惑いがあるという事ですね?、はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあのスタジオにですね、心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
アナキン・スカイウォーカー
最強最高位のジェダイマスターとなれたはずの男である
珍しい。この状況で”恨み”とならず
それでも戦っている稀な相談者じゃないのかな?
捨てるほかなし、捨てさるのみ
怒り、後悔、己自身すべて程よく捨てるべし
死ぬほどの怒り
死ぬほどの後悔や悔しさ
どうしようもない卑しい欲
皆ある、いつか起きる
外から来たようで実は内から出た炎は
いつのまにやら身を滅ぼし
しばらくすると何かを恨む
ゆ・る(し」)・せ・ま・せ・ん
恨み辛み、極まった連中だらけの人生相談で
相談者が踏みとどまれるのは
子供を持った若い親だからだろうね
加藤先生の「人を恨みだす」の言葉が伝わるといいな
ダークサイドに落ちると戻ってこれなくなるぞ!
フォースと共にあらんことを