夫が他界して友人にも逃げられボッチになって寄ってきたのは財産目当ての弟
テレフォン人生相談 2018年2月7日 水曜日
夫が亡くなって保険金が入ったが、体調が悪く、金銭管理ができない。自分にもしもの事があった場合、親族にだけは財産を渡したくない。どうすべきか?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女62歳 半年前に夫は他界 再婚同士で子どもはいない 弟54歳
今日の一言: 「血縁に注意せよ」(デヴィッド・シーベリー)
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願い致しまあ、す。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えて下さい。
相談者:
はい、60う、2歳です。
加藤諦三:
62歳・・
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
・・はい、結婚ん、してお、おりました。
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
え、今は、おひ、お1人ですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい、何年前ですか?、離婚したのは。
相談者:
あ、えーとお、離婚ん、ではなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
死別う、です。
加藤諦三:
あ、死別ですか、な・・
相談者:
はい
加藤諦三:
何年前・・
相談者:
半年、ぐらい前です。
加藤諦三:
あ・・まだ、悲しみの癒えない頃ですね。
相談者:
そうですね、はい(苦笑)
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、お子さんは?
相談者:
・・えーとお、主人とはお互いに再婚、同士でしたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
2人の間には子どもは、おりません。
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
んで、どんな相談ですか?
相談者:
はい。えーとお、主人が亡くなりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、生命保険とかの、お金が入って来ました。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。えー・・お金が入って来た事によって、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーとお、わたくしの方の、実の弟の方から、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、お金をせびられるようになり・・ました。
で・・
加藤諦三:
あー・・で、弟さん・・ 何歳?
相談者:
・・えーとお・・
加藤諦三:
おおよそ・・
相談者:
54歳です。
加藤諦三:
54歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
なんかと、特別にお金が必要な事情、ていうのは、なんか出てるっていう事はないんですか?
相談者:
えー、どうも、癌ん、が、あるらしくって、
加藤諦三:
あー
相談者:
なんかそういった治療に、お金が必要だっていう事お、なんです、でえ、あのお・・わたくしがあの1人なもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、ま・・主人ん・・を亡くして、からというもの、ちょっと、わたしもあの体調を崩し、てしまいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、病院の先生から、
「いずれえ、歩けなくなりますよ」っていう事を言われてえ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
るんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、いずれ、あの、老人ホームなり、
加藤諦三:
はい
相談者:
あーん、ま、体調が悪ければ病院なりに、入らなきゃいけないとは、思・・っては、いるんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのために、やっぱりお金は残しておきたいと・・
加藤諦三:
そりゃそうですよね。
相談者:
考え#$%◆ね。
加藤諦三:
ていうのは、今・・お金があっても不安・・ですよね?
相談者:
不安ん、ですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ええ、あのお、えっとお、ん、今、持ち家え、なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、そこの、あの、いずれは、あの、処分して、あの、現金ん、に、しようかと、
加藤諦三:
はい
相談者:
思・・ってます、が、
加藤諦三:
はい
相談者:
おとう、と(弟)の方から、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのお、わたくし名義の、預貯金だと、
加藤諦三:
はい
相談者:
何か、例えば夜中に心筋梗塞とかで亡くなった時に、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし名義の預貯金だと後々面倒だから「お金を全部」・・あの、「移して、くれ」と。
「俺名義の預、貯金に移してくれ」と・・いう事を言われ・・
加藤諦三:
俺名義の、貯金に?・・
相談者:
あ・・ええ
加藤諦三:
うーん
相談者:
あのお・・「新しく」、えーと、「銀行を開設したので」・・
加藤諦三:
うーん、うん
相談者:
「そこに、お金を全部移して」お・・「おいてくれ」と。
加藤諦三:
うーん
相談者:
「そうすれば」・・あーん、「何か、あっても」
加藤諦三:
うん
相談者:
「その預貯金っていうのは、俺のところに入って来るので」
加藤諦三:
うん
相談者:
うん、ていう事を、言われ・・てしまいましたので、
で、やはりこの・・あのお、生命保険ていう、お金が入って来た事によって、
加藤諦三:
うーん
相談者:
妙にこう近づい・・て来てるん・・ですね。
加藤諦三:
うん、あ、それまであんまり近い・・行き来のあんまり・・なかった姉弟・・
相談者:
あ、なかったんです、そうなんです。
加藤諦三:
あー
相談者:
はい。で、あのお、わたしもよくは・・詳しい事は分からないんですけども、なんかあの・・そういった・・お金の管理とかをや・・って、なんとか後見人・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ていう、そのお・・制度を使うのには、
加藤諦三:
はい
相談者:
どういった手続きい、ですとか・・
加藤諦三:
はい
相談者:
が必要なのかな?と思いまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、その辺をお聞きしたかったんですけれども。
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのお、スタジオにですね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の中川潤先生がいらしてんので、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
友人の話あたりで度肝を抜かれました。
ふつう、言いたくても言えないよなぁ~「病気じゃ、むり」とか。
きっとこの方、だんだん筋力が落ちていずれ寝たきりになる難病じゃないのかな。
再婚同士二人の世界が幸せ…ならばそれでいい
というわけにはいかない
一人で産まれてきたからには一人で死んでいくのが運命
きれいに人生を閉めるのはほんとに難しい
人生100年時代
第2、第3の人生も考えておかなきゃね
オレオレ詐欺がなくならない理由
弱さの中にあるズルさ
得ることは考えても、与えようとはしない
そんな生き方の結果が”寂しさ”である
他人からは興味を持たれず
己自身も納得できない生き方の現実
寂しさに極まった人達には
非、常識的なお芝居をしても
本当に信じることをダマす側は知っている・・
弟御には腐りものを嗅ぎつける、ハイエナの如し才があり
相談者は、腐敗した死肉の如き”だらしなさ”を自覚していない