「アタシの反省点?」自分を投影して亡き父を貶(けな)す女の現実は四面楚歌
テレフォン人生相談 2018年5月18日 金曜日
3人姉妹の長女。
家業を継ぐため養子を迎え、夫婦で頑張ってきたが、自分本位な父とソリが合わず、父は家を出て亡くなった。
周りは自分たちの苦労を分かってくれていると思っていたのに、今は子どもたちや妹らとも上手くいっていない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女60歳 夫64歳婿養子 夫婦で自営 2人暮らし 子ども37歳、35歳、29歳 父は1年前に他界 母は施設入所中 妹が2人いる
今日の一言: あなたの無意識が、あなたの人間関係です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
60歳です。
加藤諦三:
60歳、結婚してます?
相談者:
はい、しております。
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
64歳です。
加藤諦三:
64歳、お子さんは?
相談者:
3人居ます。
加藤諦三:
はい。何歳ですか?
相談者:
37歳と、
加藤諦三:
はい
相談者:
35歳と、
加藤諦三:
はい
相談者:
20・・9歳です。
加藤諦三:
うん、で今、一緒に暮してんのは・・
相談者:
主人と2人です。
加藤諦三:
あ・・今は、ふ、2人ですか、はい分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
1年ぐらい前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
父が、あの・・亡くなったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
えと、わたしは・・
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・主人を養子に迎えて3人姉妹(きょうだい)の長女ですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・自営業を継いだんですけれ、けれど、
加藤諦三:
はい
相談者:
父と、10年ぐらい父と一緒に暮してたんですけれど、
加藤諦三:
はい
相談者:
父が・・ちょっと勝手な人、と言おうか・・自分本位な人で、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・主人や、わたしの事を・・よく、思わないしい、わたし達によく、出来なかったもんですから、あのお・・
加藤諦三:
え?「父がわたし達によくしてくれなかった」ってのは・・
相談者:
うん
加藤諦三:
ど、どういう事ですか?
相談者:
えーっと・・結局う・・自分本位だから・・
加藤諦三:
はい
相談者:
・・あの、わたし達によく出来なくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、同居してたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
うちの家を出てったんです。
加藤諦三:
あっ、お父さんが出てった?
相談者:
はい
加藤諦三:
はいはい
相談者:
母と、あの、お婆ちゃんといたんですけど、あのお、3人で、生活してたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、主人ん、と、わたしに・・父が・・ずっと、堪えて、我慢してたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと、我慢、出来なくなって。4年ぐらい前でしょうか・・あの、父のところには、わたしや主人が行かなくなったんです。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
あま、あまり、意地悪が酷いもんですから。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで・・んもう、そうなったら、うーんと、うちの子ども達が、
加藤諦三:
うん
相談者:
「爺ちゃんや婆ちゃんと仲良くして暮らして欲しい」って。
加藤諦三:
うん
相談者:
「それでなかったら、家に帰らない」って、うちの・・息子たちが言いまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、親子の仲が(苦笑)、あのお、ちょっとね・・上手く行かなくなってきちゃったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、あの、父も段々寂しくなって、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、母も・・父の、やっぱり、ち・・父は自分本位なもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
母にも、意地悪をして。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、お婆ちゃんが亡くなった後にもね。
加藤諦三:
はい
相談者:
うん、して・・あの、母も認知症になって施設に入ったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
したら、やっぱり父も寂しくなって、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし達と、仲良く出来ない事が、やっぱり、自分で、後悔し、して・・してたようでした。
加藤諦三:
はい
相談者:
んー、で、だけど、わたし達、やっぱり父が、1年ぐらい前に亡くなったんですけれど、
加藤諦三:
あはい
相談者:
やっぱり、わたしの兄弟も・・子ども達も、わたし達の大変さを理解してて・・くれてると思ったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
全然理解してないで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
やっぱり父の事を信じてるんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
だ、だから、わたし達、が凄く・・今、子ども達とも仲良く出来ないし、
加藤諦三:
うん
相談者:
兄弟とも仲良く出来なくなっちゃったんですよ。
加藤諦三:
・・はい。まとめると・・
相談者:
はい
加藤諦三:
要するにあなた・・まずこの・・子ども3人と今、上手く行っていない。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで?・・あなたはご主人・・とは?
相談者:
上手く行ってます。
加藤諦三:
これは上手く行っている?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・そうすっと、あなたが今、上手く行ってるのはご主じ、夫婦関係?
相談者:
はい、そうなんです。
加藤諦三:
だけですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・で・・あなたのお母さんとも上手く行っていない?
相談者:
いえ。父が亡くなってからは・・ちょっとお、あの、自営業の方も、ちょっと・・規模を縮小しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、み、看れる時間がありますんで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
今は、母の面倒を看ております。
加藤諦三:
今、母の面倒を看てる?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすると・・
相談者:
で、仲良くしております。
加藤諦三:
今、上手く行ってないというのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
こ、あのお・・この3人のお子さんと上手く行ってないという事ですね?
相談者:
3人の子どもと、
加藤諦三:
ええ
相談者:
妹たちと、上手く行かないんです。
加藤諦三:
あなたの妹ですね?
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
妹たち、妹何人いるんですか?
相談者:
妹2人、下に2人います。
加藤諦三:
自分本位という事は、具体的に言うと例えば、色んな事あるでしょうけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
1つでも2つでも、例えば、具体的な事を・・
相談者:
えーと、あのお・・わたし達、こうやって、自営業をしているんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
「ご飯食べれるのは、俺のおかげだ」・・
加藤諦三:
あーはい、はい、はい
相談者:
そういう感じです。
加藤諦三:
あ、はい
相談者:
頭ごなしに見る?
加藤諦三:
ええ
相談者:
うん、そんな感じですね。
加藤諦三:
はあ、はあ、はあ、はあ・・要するに非常に、もっと言えば、恩着せがましいのね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
・・はい、分かりました。
・・とお・・相談の、ポイントというのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、こういうような状況の中で、今あなたは、この3人の子どもの方と、自分の・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
家族とも仲良くしたいという・・
相談者:
・・
うん、出来れば、したいんですけど、とにかく・・子ども達と、仲良くなりたいなって、思ってます。
加藤諦三:
子ども達と・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ていう事ですね。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
今日はあの・・スタジオに・・シンクロの、銅メダリストで、
相談者:
はい
加藤諦三:
メンタルトレーナーの、
相談者:
はい
加藤諦三:
田中ウルヴェ京先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、すいません、どうも。
(回答者に交代)
田中ウルヴェ京
この人だけには、相談したくない。
毎回、まともな返しをした試しがない。
ガッカリ。
旦那が空気だな。「夫婦関係うまく行ってる」とは言っているが…身バレしない程度に商売の内容とか、父親の「自分勝手」が具体的にどんな内容かを本当は突っ込むべきだった。編集でカットされてるかもしれないけど。父親の「自分勝手」が冤罪で、相談者のデモデモダッテぶりに子供も妹も愛想尽かした、なんてね…。「自分勝手」の内容が暈され、「夫婦水入らずで良いじゃん」とはならない理由がありそう…。
田中ウルヴェ京の導き方、シンプルで簡潔で分かり安いですね。いつも限られた短い時間ですごいなと感心してます。