定年間近の担任からの嫌がらせで不登校の10歳の孫
テレフォン人生相談 2015年3月9日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女60歳 夫58歳 長女34歳 婿と10歳の孫の5人暮らし 次女32歳
今日の一言: 事実は一つでも、その事実の解釈は人の数だけあります。
(家族構成、年齢のやりとりは省略)
加藤諦三:
で、今、2人で生活、あるいは4人・・
相談者:
ええっと、今は、姉娘夫婦と、孫一人とで同居してます。
加藤諦三:
ああ、そういうことですか。
はい、分りました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
ええっとお、孫の10歳のことなんですけども、
加藤諦三:
孫・・10歳というのは、この34歳、32歳どっちですか?
相談者:
えっと、34歳の・・
加藤諦三:
34歳の、お嬢さんの方の、孫の10歳。
どういうことですか?
相談者:
4ヶ月・・ほど前から、
加藤諦三:
はい。
相談者:
学校の先生に、
加藤諦三:
はい。
相談者:
嫌がらせを受けていたみたいで、それが原因・・
加藤諦三:
嫌がらせっていうのは、どんな嫌がらせですか?
相談者:
えーっとお、あの、3週間くらい前に、聞いたんですけども、
加藤諦三:
はい。
相談者:
あの、授業中だったりい・・それとか、給食だったりい、
加藤諦三:
はい。
相談者:
も、色々・・なんか、本人がもう、学校に行きたくないほど、
加藤諦三:
はい。
相談者:
先生の顔見るのも、辛くなるほど、
加藤諦三:
はい。
相談者:
もう、嫌・・嫌になったみたいなんですよね。
加藤諦三:
はい。
相談者:
はい。
加藤諦三:
あの・・授業中も先生の顔見るのが嫌だ。
相談者:
うーん、一番最初は、あのお、
「先生?」、
って、今日、例えば、なにか、あの、日直だったり、そういうときに、先生に、一言、目当てを聞くのに、
「先生?」、
って、聞いたら、先生が面倒くさそうに、大きなため息ついて、もう、嫌だあ、っていうような態度をされたので、それで、まず話しが出来なくなったとかあ。
で、あとは、算数の授業中に、
加藤諦三:
はい。
相談者:
プリントをやっていて、
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、そのプリントを、あの、先に出来たので、先生の所に、持って行ったら、
加藤諦三:
はい。
相談者:
何も言わずに、順番で並んでるんですけども、
加藤諦三:
はい。
相談者:
手で払いのけられて、次の子を見てあげて、
「しばらく待って」、
って、言われて。
「進んでいいですか?」
って、
加藤諦三:
はい。
相談者:
また聞いたら、
「待っててって言ったでしょ?」、
って、言って、そのまんま、ずうっと、立って、あのお、端で、待ってたらしいんですよね。
そしたら、チャイムが鳴って、
「ああ、もう時間だから」、
って、他の子に、あの、出来た子に、答え合わせするように、なんか、指示したらしいんですよね。
それとか、あと、授業中に、
加藤諦三:
ちょと・・ちょっと待ってください。
これ、大変酷いことですねえ。
つまり、自分の順番が来たのにい、
相談者:
はい。
加藤諦三:
払いのけておいて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
お孫さんの次の人のプリントを・・は見たと。
いうことです・・
相談者:
そう、次から次と並んで見て、あげてたそうです。
で、その間、ずうっと、
加藤諦三:
そ、その10歳のお孫さんだけ、
相談者:
そうです。
加藤諦三:
ずうっと見ないでほっといて、ということですね?
相談者:
そうです、そうです、そうです。
加藤諦三:
ふーーうーん・・
そいで、その先生は、
相談者:
はい。
加藤諦三:
学校の中では、どういうような立場の先生ですか?
相談者:
えーと、もう、退職するそうです。
加藤諦三:
ふーん。
相談者:
でえ、これは余談なんですけども、
加藤諦三:
うん。
相談者:
以前にも、同じクラスの子なんですけどお、
加藤諦三:
うん。
相談者:
問題は、公になってないので、あまり言えないんですけども、
加藤諦三:
うん。
相談者:
その子は、その子が悪いっていう子どもたちの中に、その先生が、あの子は悪い子だ、って、いう感じで、
加藤諦三:
うん。
相談者:
攻め立てて、そして、結局その子は、転校したんですよね。
加藤諦三:
うーん。
相談者:
うーん。
で、他の、
加藤諦三:
ていうことは、あれですか?
学校では、
相談者:
はい。
加藤諦三:
公に・・なんか処分ていうことはないけども、問題のある先生だ、って、みんな、言っているということ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
ふうん。
相談者:
で、教頭先生が味方についてるって、ある・・父兄から聞いたんですけども。
加藤諦三:
教頭先生が何?
相談者:
教頭先生と、その先生が、
加藤諦三:
うん。
相談者:
もう、なんか、問題があると、もう、2人で、タッグを組んでるっていうか、だから、強気みたいですよ。
て、そうやって聞いたんですけど、わたしは。
加藤諦三:
要するに、教頭先生から、非常に、ま、可愛がられてるっていう・・
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
要するに、気に入られている先生だと。
相談者:
だと思います。
加藤諦三:
いうことですね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい。
それで?
相談者:
で、あと他にも、
加藤諦三:
うん。
相談者:
給食のときも、必ず副食が残る・・らしいんですよね。
加藤諦三:
うん。
相談者:
で、たくさんあったのに、3人で、分け合うのに十分あったのに、わたしにだけね、あの、先に並んでたのに、最後にされて、残り物の汁・・ほんの少しの具と、汁しか無かったって。
加藤諦三:
ふうん。
相談者:
だから、わたしってやっぱり、先生に嫌われてるんだ、って、
加藤諦三:
ふうん。
相談者:
言ったんですね。
加藤諦三:
ふうん。
相談者:
うん。
だから、もう、学校には行きたくないと。
加藤諦三:
うん。
相談者:
先生の、もう、顔見ると、やっぱり、お腹も痛くなるし、緊張して、
加藤諦三:
はい。
相談者:
もう、行きたくないって言うんですよね。
加藤諦三:
そいで、行きたくない、って言って、実際に行っていないんですか?、今。
相談者:
行っていないんですよね。
もう、3週間くらい行ってないんです。
加藤諦三:
あ、先ほど言いましたね、3週間っていうのはね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
3週間・・途中で、1回、2回行ってるんじゃなくて、ずうっと行ってないんですね?
相談者:
行ってないです。
加藤諦三:
ええ。
で、今日のあなたの相談っていうのは、
相談者:
ええ。
どういう風に、
加藤諦三:
この3週間、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そのお、学校に行かなくなってしまった、
相談者:
はい。
加藤諦三:
お孫さん・・と、どう接っしたらいいのか?っていうことですか?
相談者:
そうなんですね。
このまま、行きたくないって言うまま、行かせないで、
加藤諦三:
うん。
相談者:
あの、新学期、新しい先生になるまで、待つって言う孫の意見と、
加藤諦三:
孫がそう言ってるわけね?
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
もう、行きたくないって。
先生が、今回で、もう、退職するので、
加藤諦三:
うん。
相談者:
先生の顔見ないで、
加藤諦三:
うん。
相談者:
次の新しい先生を待つって言うんですよね。
加藤諦三:
はい。
相談者:
でもお、
加藤諦三:
そうすると、今、こういう風に、行かないでいるのを、そのまま、
相談者:
はい。
加藤諦三:
しといていいか?っていうことでしょうかね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい。
(回答者に交代)
不登校当事者の立場からの見立て
この先生は子どもからは人気はないが、勉強面ではキッチリと結果を出すので父兄や同僚からは絶大な信頼を寄せられており、本人もそれを知っている。自分のやり方(昔風)を疑う事は決してなく、子どもの感情は無視してまでも効率的にクラス運営をこなしていく。子どもは先生の冷たさに気づいているが、親が先生を信じている為に子どもの思いは理解されない、、
マド愛先生もよく言われていますが、不登校の本当の原因は学校ではなく家庭にあるという事が現代のコンセンサスになっているようですが、先生によっては面と向かってそれを匂わす方がいます。多分この先生も、本当はあなた方が変なのよ?私は悪くないの、という気持ちで家庭訪問されたのでしょう。ちなみに一週間連続で欠席した場合は担任の家庭訪問は義務付けられているようですよ。
大原先生のアドバイスはさすがです。何かに気づいてしまう子どもは、どうにかこうにか学校に自分を合わせていくしかなく、親はそばで精一杯の登校サポートをしていくしかありませんよね。本当に難しいね、子育て。
回答者さんの言うとおりの関係ならいいけど……
他にも犠牲者いるんだよね?問題のある先生なんだよね?
生徒1人をサンドバッグにするイジメ教師っているからなぁ
もしそういうイジメ教師なら、朝のお迎えとかマジ勘弁だわ