顔見ずに娘に話そう。コントロールマザーがイジメを親戚から知ったときの気持ち

テレフォン人生相談 2020年2月3日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女49歳 夫56歳 長女21歳 次女17歳 4人暮らし

今日の一言: コントロールとサポートは違います。子どもはコントロールしない。サポートする。助ける。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい・・あ、こんにちはあ・・

加藤諦三:
最・・

相談者:
よろしくお願いします。

加藤諦三:
最初に年齢教えてください。

相談者:
はい、49歳です。

加藤諦三:
49歳、結婚してます?

相談者:
はい・・はい結婚しております。

加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?

相談者:
はい、56歳です。

加藤諦三:
56歳、お子さんは?

相談者:
はい、はい、長女が21歳・・

加藤諦三:
はい

相談者:
次女が、17歳です。

加藤諦三:
はい、で今4人で暮らしてるわけですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい分かりました・・

相談者:
はい

加藤諦三:
それでどんな相談ですか?

相談者:
はい、長女との・・関係を改善したいので、

加藤諦三:
はい

相談者:
へ(え)の、突破口を開きたい、と思いますので、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、ご指導をお願いしたいと思います。

加藤諦三:
あの、長女との関係は・・

相談者:
はい

加藤諦三:
今、上手くいってないということ?

相談者:
そうですねえ。

加藤諦三:
例えば具体的に、いつ頃からですか?なんとなくこうギクシャク始めたのは。

相談者:
ギクシャク始めたのは、えーっと、短大から、帰って来た感じですかね?
社会人1年生なんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
社会人になって色々環境が変わりまして、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あの、今まであの・・結構・・あの、甘えん坊な、タ、感じだったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あの、自立させるために、わたしはあの、あまり、あの(苦笑)、色々関わらないようにしてたんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
色んなことが、新しいことで、本人としては覚えることとか・・忙しいこととか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
あって、あの、なかなか思うようにいかない、あの、ところ、が、あの、また・・当たりどころなってしまってるって感じ、なんですけれども。

加藤諦三:
うん・・で、例えば具体的にいうと・・

相談者:
あ・・

加藤諦三:
気持ちの動きとか、言葉とか、ど、どんな・・

相談者:
そうですねえ・・あのお、元々そうですね、表面的には・・子どもの時から、なのかもしれないですね。
やっぱり、あの、長女なんで・・

加藤諦三:
はい

相談者:
所謂いい子だったんですよね。

加藤諦三:
ああ、はあ、はあ

相談者:
で、それでやっぱりあの、いじめえ、とか、あったりして・・本人も・・

加藤諦三:
ん?、いじめがあったっていうのは、いじめられた方?

相談者:
いじめられた方です、かね?

加藤諦三:
いじめられた方ですね?はい

相談者:
はい
本人もあの、強くて、あの、親には言いづらくて・・ある程度大きくなってから「こうだった」「ああだった」っていうのを・・あの、わたしじゃなく、え(苦笑)、他の、あの、親戚のお・・方とかに・・
「こんなことがあったんだ」みたいな感じで・・

加藤諦三:
ああ、はあ、は

相談者:
聞いたのが、始めてで・・はい

加藤諦三:
あの、いじめえ、られてるっていうことはすごい・・深刻な問題だと思うんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
その深刻な問題を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
一番近い、お母さんに言えなかったっていうことは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
どう解釈して、いんでしょうか?、お母さんと一番心の深いとこで繋がっていなかったと解釈していいの?

相談者:
そうですねえ、やっぱり、あのお、わたしの方も・・精神的に、こう、追い詰められてた部分もあったんでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
結局う、わたしが子どもに依存してたっていうことになるんですかね?そういうのは。はい

加藤諦三:
所謂過干渉?

相談者:
過干渉ですね。なんか、あの、所謂コントロールマザーだったのかな?なんて今になって思うんですけどね。

加藤諦三:
ああー、そいで・・

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい頃お、は・・

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
ま、コントロール、する、マザ・・になっていたと。

相談者:
はい

加藤諦三:
つまり・・

相談者:
はい

加藤諦三:
親に・・従順だったと。

相談者:
そうなんです。

加藤諦三:
ところが・・

相談者:
はい

加藤諦三:
だんだんと、成長して来て・・

相談者:
はい

加藤諦三:
従順でなくなって来た。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
ま、従順の裏にある・・

相談者:
うん、はい

加藤諦三:
ちょっと、言葉はキツいんですけども・・

相談者:
はい

加藤諦三:
従順の裏にある敵意、というのが・・

相談者:
そういうことになりますかね?

加藤諦三:
が、表に出て来たと。

相談者:
はい・・そうです。

加藤諦三:
であなたとしては、この長女、21歳の長女・・

相談者:
はい

加藤諦三:
今もう、社会人1年生っておっしゃってましから、

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
実際に接する、機会は多くないんですね?
だって・・

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
会社に・・出てく、朝出てっちゃうわけでしょ?

相談者:
はい。出てっちゃいますね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい。で、たまにあの、食卓を囲んだとしても・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
あ、「何?、こんな会話してるの?」みたいな・・そんな、感じで(苦笑)・・
ちょっとあのお、会話をしてもなんか言葉尻を指摘・・「その言葉遣いないんじゃない?」なんて妹に・・こう、指摘して、なんか、場の空気が悪くなるような・・そんな感じなんですね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
はい

加藤諦三:
そのすると、今まで・・このお嬢さんがあって・・

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の人生があるというような、

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
お嬢さん、の・・心理的に、依存していた・・のが、

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
いろいろトラブルが出来て、ま、どうしていいか分からないと。

相談者:
そうです。

加藤諦三:
どうしたらいいんでしょう?というのが今日の相談?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
&#△%、はい分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい・・あ、はい、よろしくお願いします。

(回答者に交代)

顔見ずに娘に話そう。コントロールマザーがイジメを親戚から知ったときの気持ち」への13件のフィードバック

  1. 家庭は小さな社会。
    家庭内の人間関係が上手くいかないなら、家庭の延長線上にある社会での、人間関係も上手くいかない。

  2. 今日のはさすがに感動しました。加藤先生と大原先生はラジオに聴き入りました。

  3. 娘さんをコントロールしようとしてしまったこと、お姑めさんと関係が良くなかったこと、今は仲良くしたいと思っていること、行きづまってきた今の生活を人のせいにせず自分が変わろうとする気持ちが伝わってきました。
    ここまで素直にご自分の気持ちを話すことができる相談者さんは素敵ですね。

      1. 私自身はつい人のせいにしてしまうところがあるので相談者さんがあのように言ってることにただただ感心していたんですが、ぽぽさんの投稿を拝読し鋭い指摘に納得してしまいました。
        確かに長いこと家族をコントロールしてきた人が一朝一夕にこれまでの習慣を変えて娘さんをサポートする事は並大抵の努力では難しいですよね。

  4. 今日の回答者が、大原先生で本当に良かったと思いました。自分が相談した場合、野島さん、ウルヴェさんだとがっかりしますね。美容院などのように、(指名制)にすれば、仕事のなくなる回答者も出てくるかも?と思います。

  5. この相談者さん、素直でないと私は思いました。
    言い訳ばかり。
    娘との関係を改善するための突破口が欲しいとのことでしたけど、
    娘を自分に都合よく操作する方法を教えてください。
    そんな風に聞こえました。

    世間体のために、仕事を辞めて欲しくない。
    私に対する態度が気にくわない。
    私が、また嫌いな人たちから責められるのは嫌だ。なんとかしたい。
    そのために、今度はどんな方法で娘をコントロールしたら良いのか?

    自分を守るために、コントロールマザーだったのかな?とかさまざま、分かった風な口ぶりで自己分析を披露しているようで嫌な感じがしました。
    先生方に、あなたはコントロールマザーだよね?と指摘されるよりは自分から言ったほうがダメージ少ないですよね?
    私は反省しています。だから責めないで!という恐れ、自己防衛に感じました。

    涙も、娘のことをおもって泣いているように思えませんでした。
    「自分がかわいそう」で泣いている気がしました。

    どうしてこんな風に捉えてしまうのかというと、相談者が私の母に似ているからです。
    自分の悪さは棚に置いて被害者ヅラをするような人でした。

    ずっと母の駒として使われてきました。
    気付いたとき、絶望しました。
    私は今でも、母が許せません。
    隙あらばまた私を操作しようとする母が心底嫌いです。

    1. 親子関係に限らず、人間ってそういう狡い面って誰にもありますよね。
      特に自分の母親にその狡さを見た子供のダメージは相当なものだと思います。

      傷ついた子供たちよ。
      どうか母親を乗り越えて下さい。
      憎みを乗り越え、彼女を憐れんでください。
      きっとあなたの母親も、その母親からコントロールされて来たのだから。

      1. 毒親育ちから、一言。
        憎みたければ、憎めばいいんです。親から長年グサグサと心を殺されてきて、その上、乗り越えろ、なんて他人に言われたら、しんどいです。

        加藤先生の本を読んで、私は救われました。

  6. ラジオを聴いた後改めてみなさんの意見と共に読み返しましたが、深いですね。
    ラジオだけ聴いた時の相談者さんの印象か、がらっと変わってしまいました。
    そしてとても勉強になりました。

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