人を嫌っていいんだ。気づけばノートいっぱい。もうありのままで行くアタシ48歳
テレフォン人生相談 2020年8月19日 水曜日
2人の子育てが終わりかけのシングルマザー。
悩み相談ではなく、「背中を押して欲しい」。
人間関係で仕事を辞めたらしいが、揉めたわけでもなさそう。
あくまで内心。
人から名前を呼ばれただけでビクっとする性格。
人を嫌ってはいけないという思いと、自分も嫌われたくないあまり、いい人に見られるのに疲れたみたいな?
ノートに嫌いな人を書き出したところ、たくさんの名前が挙げられた。
人を嫌っていいんだって分かると、仕事を辞めたことに何の後悔もなくなった。
事務職から塗装の仕事への転職も決まり、これからは嫌われてもいいので、ありのままの自分で行こうと思っている。
フム。
いきなりの自己肯定感と万能感。
パラダイム・シフトと言ってもいいくらいの内面の変革。
一体何が彼女に起きたのか?
結局語られず。
ライティングというのはそこまで劇薬なのか?
まさかね。
テレフォン人生相談への決意表明は、誰かに伝えずにはいられない高揚感。
躁症状(*)でないことを祈るばかり。
(*)躁: そう。ウツの反動としてのハイな状態。長続きせず、治まると同時にウツ症状を発症する。
パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女48歳バツイチ 17年前に離婚 娘25歳 息子21歳
玉置妙憂:
もしもしい?
相談者:
あ、もしもし?
玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。
今日はどのようなご相談でしょうか?
相談者:
はい、と、これから、新しい職場で働くんですが、
玉置妙憂:
はい
相談者:
あの、ありのままの自分で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっと働いて行きたいんですけど、
玉置妙憂:
うん
相談者:
そのためのなんか、背中を押してもらえたら(含み笑い)・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
と思って、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ご連絡させていただきました。
玉置妙憂:
はい、ありがとうございます。今、おいくつでいらっしゃいますか?
相談者:
今48です。
玉置妙憂:
48歳
相談者:
はい
玉置妙憂:
え、ご家族は?
相談者:
25歳女の子・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
と、21歳の男の子。
玉置妙憂:
旦那さまは?
相談者:
17年前、ぐらいに、
玉置妙憂:
うん
相談者:
別れてます。
玉置妙憂:
うん
新しい職場ということですけれども、
相談者:
はい
玉置妙憂:
もし差し支えなければ、どんなお仕事ですか?
相談者:
手に職をつけたいというか、あの、現場仕事、をしてみたくて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
はい。今までは事務職だったんですけど、
玉置妙憂:
はい
相談者:
どうしても、(ため息)合わなくて、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
今までなんか、好きなことっていうのがまったくな、かっ、たというか、みつけられなくて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あ、これならやってみたいなって思ったのがきっかけ・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
だったんですけど。
玉置妙憂:
そうなんですか。
相談者:
色を塗る、塗装ですね。
玉置妙憂:
あー、そうですか。
相談者:
やってみたいなと思って。
玉置妙憂:
おー、それは・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
トライですね。
相談者:
はい
玉置妙憂:
いいですね(含み笑い)。
相談者:
と、今までは、あの、人から嫌われないようにっていうのばっかりで生きて来てて、
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
自分がなか、ったっていうか、
玉置妙憂:
うん
相談者:
常に笑顔でいないといけない(ため息混じり)っていうか・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
そういう感じ、で、
嫌われてもいいから、そのまま・・でいたいなって、最近分かって・・
玉置妙憂:
うん
嫌われそうなんですか?
相談者:
・・いや・・
玉置妙憂:
今までそういう、ご経験があるとか?
相談者:
ずっと小さいときからあ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱり、親あ・・の、言う通り、というか、
玉置妙憂:
うん
相談者:
言わなくてもその、望む通りに生きて来ないといけないっていうのがちょっと、あったので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん
相談者:
だから自分で何事も決めれないかったっていうか・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
はい
玉置妙憂:
じゃ、お母さま、お父さまが・・ちょっと厳しかったのかな?
相談者:
母は厳しかったですね。
玉置妙憂:
ふうーん
相談者:
はい。例えば、部屋で漫画とか読んでても、
玉置妙憂:
うん
相談者:
見つかったら怒られちゃうから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、隠れて読むとか・・
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
はい
玉置妙憂:
ふうーん
相談者:
なのでなんか、名前呼ばれると、会社でもなんか、ビクってするっていうか(苦笑)・・
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
何かやったのかな?みたいな・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
はい
玉置妙憂:
ふうん
で、今回からはありのままで?
相談者:
はい
玉置妙憂:
仮にその、ありのままであることで嫌われたとしても?
相談者:
はい
玉置妙憂:
自分の・・好きなことを・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
好きなようにやってこうっていう・・そういう、ま、今、転機に来たわけですね?
相談者:
と、仕事っていうものに集中してるときが一番・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱ楽しいっていうのが分かったので・・
玉置妙憂:
ふうん・・ああ
相談者:
集中したいんですけど(苦笑)・・
玉置妙憂:
あー・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
「したいん、ですけど」?
相談者:
人間関係があるとお・・
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
ちょっと、面倒だし、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
はい。逃げたくなるっていうか(苦笑)・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
なんか、みんなにいい顔してるんで・・
玉置妙憂:
うん、みんなにいい顔して、うん
相談者:
たぶん、笑ってるっていうか(苦笑)・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
はい、なんか、いい人と思われてるけどお、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自分は違うんだよっていうのが、ずっとあって・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
はい
玉置妙憂:
でも、今回ね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
ありの、ま、そのありのままの、なんていうんでしょう、殻といいますか、
相談者:
はい
玉置妙憂:
鎧といいますか、
相談者:
はい
玉置妙憂:
そういうのを脱ぎ捨てようって思ったんですもんね?
相談者:
そうです。
玉置妙憂:
うん、それ・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
どんなきっかけだったんですか?
相談者:
やっぱり、辞める・・ときにい、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自分しんど、かったんですけど、ずっと言えないでいたんですけど、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ホントの理由っていうか、やっぱり嫌な人がいたっていうの・・
玉置妙憂:
ん?何し、た人がいた?
相談者:
あ、嫌、嫌な人がいたって・・
玉置妙憂:
あ、嫌な人がいた?はいはいはい
相談者:
はい、それも、思っちゃいけないって思ってたんですよ。人を嫌いになるとかっていうことって。
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
でも、いたってこと、認め・・れたんですよね、自分で。
玉置妙憂:
あ、は、はい
相談者:
そしたらずっごい楽になって、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
全然なんか、その会社辞めたことも、まったく後悔がなくて(苦笑)・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
はい(笑)、だからそういうのってすごい大事なんだな、と思ってえ、
玉置妙憂:
うーん
とはいえ、若干の心配、や不安が、たぶん、おありになる・・
相談者:
あります、あります・・
玉置妙憂:
でしょうね?
相談者:
はい。まだ、怖くて(ため息混じり)・・
玉置妙憂:
怖くてね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うーん、分かりました。
相談者:
はい
玉置妙憂:
え、では先生をご紹介いたします。
シンクロの銅メダリストで、メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京先生です。
(回答者に交代)
若い男の子なら収入増の為に事務職から現場職もありかな?って思うけど、アラフィフのおばちゃんにはちと突拍子のない転職に思える。
それに、その年齢で開き直れていないのも、精神的に幼い気がする。
知り合いのシングルマザーはみんな肝っ玉据わってるんだが。
ウルベ先生はそこら辺、引っ掛からないんだろうか。
背中を押してほしい相談者からのニーズにだけ答えてれば無難だけど、この先現実にまた悩む相談者が想像できて、モヤるな~~~。
嫌いな人は嫌い…でいいですよね?みたいな変な不安と気の弱さ(いいに決まってるじゃん)
なのに唐突なガテン転職
更年期のメンタルの乱れじゃなかろうか
転職の前に一度のんびり休んで、心身のチェックを出来ればいいのにね
ガテン系の彼ができたのではないでしょうか?
彼らの裏表ない単純明快な感じ!(イメージ)
長いお付き合いになれば良いですね。