多重人格?、両親への暴力は記憶がない29歳の女
テレフォン人生相談
2015年5月14日 木曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女29歳 父66歳 母62歳 兄36歳
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
とお、母との関係でえ、
今井通子:
はい
相談者:
わたし自身が、あのお、頼ってしまうっていうかあ、
今井通子:
うん
相談者:
あの、離れられないのでえ、
今井通子:
ええ
相談者:
相談したいんですう。
今井通子:
分かりましたあ。
あなたおいくつでしょうか?
相談者:
29歳です。
今井通子:
29歳。
はい。
相談者:
はい
今井通子:
お母さまおいくつなの?
相談者:
62歳です。
今井通子:
62歳。
お父さまいらっしゃる?
相談者:
はい。
66歳です。
今井通子:
66歳。
お母さまと離れられないっていうことは、まだ、独身ですね?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
ご兄弟はいらっしゃいますか?
相談者:
はい、兄がいます。
今井通子:
お兄様は、もう、結婚されてる?
相談者:
ちょっと3年くらい前に離婚しましてえ、
今井通子:
うーん・・
と、お兄様は、おいくつ?
相談者:
36歳です。
今井通子:
36歳。
相談者:
はい
今井通子:
でえ、あなたとしてはあ、
相談者:
はい
今井通子:
お母さんに、頼っちゃうの?
あの、ご両親に、じゃなくて。
相談者:
どちらかというと、母、にい、
今井通子:
うん
相談者:
ま、ちょっと頼ってしまう・・っていうのがありましてえ、
今井通子:
うん
相談者:
アルバイトも、続かなかったりい、
今井通子:
あ、そうすると、仕事は、したり、しなかったり?
相談者:
はい、そうです、はい。
今井通子:
はい。
自分の、
相談者:
はい
今井通子:
例えば生活費みたいなものは、
相談者:
はい
今井通子:
足りたり足りなかったり・・
相談者:
はい、もう、両親が出し・・
今井通子:
両親・・
相談者:
てもらう、っていう形で、
今井通子:
まだ、じゃあ、親のスネを、かじってるんですねえ。
相談者:
はい、そうですう。
今井通子:
なるほどお。
アルバイトのお、職種はどんなことをやられてえ、何回くらい替ったの?
相談者:
喫茶店のお、
今井通子:
うん
相談者:
ま、店員さん・・とかあ、そこお・・は、5ヶ月くらいで辞めてえ、
今井通子:
はい
相談者:
でえ、
今井通子:
辞めた理由は?
相談者:
対人面とかあ、が、辛くて、
今井通子:
対人は、お店の人?、それとも、お客様?
相談者:
全体というか、
今井通子:
ええ
相談者:
はい。
人から、こう、叱られたりする、と、もう、ちょっと、自分に腹が立ったりしてえ、
今井通子:
ええ
相談者:
続かなくて、もう、辞めてしまう。
今井通子:
で?、喫茶店が5ヶ月でえ、
相談者:
はあい。
今井通子:
はい
相談者:
あとは、レジい・・
今井通子:
はい
相談者:
の、あの、アルバイトお、は、半年くらいで、
今井通子:
はい
相談者:
で、そこでもお、ちょっと我慢できなくてえ、
今井通子:
それは対人?
それとも、
相談者:
あ、対人です。
今井通子:
対人的に我慢出来なかった?
相談者:
はい
今井通子:
はい
今井通子:
ていうことは喫茶店とおんなじような理由ですねえ?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
でえ、その他には?
相談者:
で、5年くらい前にい、
今井通子:
うん
相談者:
えっと、カウンセリングの方に行ってましてえ、
今井通子:
はい
相談者:
母・・の紹介で、社会復帰をするような、今、場所に行ってるんですがあ、
今井通子:
はい
相談者:
その、5年くらい、前、のときに、ちょっと暴力みたいのが、わたしから母にあってえ。
で、今回も、そこのお、社会復帰の場所に行ってるんですがあ、
今井通子:
はい
相談者:
そこでのお、対人面とかあ、色んなあ、不安とかもあるんですけどお、ちょっと前にい、また、戻ってしまう・・ていう・・ちょっと不安感もあって、どういうふうに、こう、していったらいいのかなあ、っていうのもあってえ、
今井通子:
ちょっと待ってえ、それはあ、前にもう1回、戻っちゃうっていうのは、
相談者:
はい
今井通子:
自分の持っている心の話?
相談者:
そうです。
今井通子:
そうすると、例えば叱られちゃったとすると、
相談者:
はい
今井通子:
叱られたときの、その、自分に腹が立つ?
みたいなことが、
相談者:
はい
今井通子:
まだ、拭い去れてないっていうこと?
それとも、社会復帰するための、
相談者:
うん
今井通子:
場所に行ってるんだけどお、
えー、ちょっと腹が立っちゃうと、お母さんに暴力を振るっちゃいそうになるとか?
相談者:
そおです、はい。
今井通子:
あ、そっちの方。
相談者:
はい、母とは、あのお、また別の場所で、あたし自身が、その、社会復帰の、場所にい、アパートを両親に出してもらってえ、行ってる、状態なんです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
それで、
相談者:
で、家にはあ、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、父・・がいて、母、は、ちょっと別の場所でえ、距離を置いてるんですがあ。
今井通子:
え?
彼女と壮絶なんだけど。
とりあえずはご実家で、お父さんとお母さんとあなたと住んでたわけでしょう?
相談者:
はい
今井通子:
で、あなたは、ご両親からあ、
相談者:
はい
今井通子:
ま、要するに出資してもらってえ、
相談者:
はい
今井通子:
アパートに住んでると。
相談者:
はい、そうです。
社会復帰の場所に近い所で。
今井通子:
うん、近い所でね。
相談者:
はい
今井通子:
それでお父さまは実家にいらっしゃると。
相談者:
はい、居ます、はい。
今井通子:
だけど、お母さまは、また別な場所に住んでらっしゃるの?
相談者:
はい、別でえ、
今井通子:
うん
相談者:
母が兄の場所で居るみたいでえ、
今井通子:
うーん・・
えー、この体制の住まい方ってえ、
相談者:
はい
今井通子:
あなたの場合には、
相談者:
はい
今井通子:
その、社会復帰用の、行ってらっしゃる場所に近いからあ、
相談者:
はい
今井通子:
アパートに出ました。
相談者:
はい
今井通子:
うん、これは分ります。
相談者:
はい
今井通子:
でも、ご実家にい、お父さんとお母さんがいらしたのにい、
相談者:
はい
今井通子:
お母さんが、お兄さんと一緒に住んでるっていうのは、
相談者:
はい
今井通子:
あなた、これに関係してんの?
相談者:
・・
今井通子:
要するにあなたが、お母さんに暴力を振るう、みたいなことがあるから、お母さんが隠れてるとか。
相談者:
あー、そう・・だと思います。
今井通子:
あ、そういうことなの?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
はい。
で、今回ちょっと兄の方にも、相談をしてえ、5年くらい前は、兄、は、結婚してたのでえ、
今井通子:
ええ
相談者:
ちょっと、あのお、相談も出来なくって、今回、母、自身も困ってえ、
今井通子:
はい
相談者:
兄に相談・・をしたと思います。
今井通子:
なるほどねえ。
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身は、お母さまにどれくらい、あれ?
暴力振るっちゃうの?
相談者:
他人の人から聞く・・話では、ちょっと酷い、っていう、状態・・
結構、そうですね、体揺さぶったり、ちょっと、あのお、持ち上げたりっていう状態もあってえ、
今井通子:
これはあ、
相談者:
はい
今井通子:
どういうときに?
相談者:
仕事面で、これから先、アルバイトしないと、どういうふうに食べていくの?っていう、ふうに言われたりするとお、ちょっと腹が立ってえ、
今井通子:
うん
相談者:
はい、そういう行動になってしまってえ、
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
でえ、こういうときってえ、
相談者:
はい
今井通子:
例えばお父さまもいらっしゃる所でやってたの?
相談者:
父、は、居ませんでした。
今井通子:
うーん
相談者:
はい
今井通子:
で、お父さんに、そういう、体、揺さぶったりい、
相談者:
はい
今井通子:
えー、持ち上げたりしようとは思わないの?
相談者:
はい。
怖あ、かったのでえ、
今井通子:
ああ、じゃ、お父さんは怖いのね?
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、お父さんは、あなたの将来について何かおっしゃる?
相談者:
食べていかないと、いかないから、
今井通子:
うん
相談者:
仕事は、せい(しろ)、っていう・・
今井通子:
うん
相談者:
話でえ、
今井通子:
なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、ご両親のうち、お母さんだけが口うるさいわけじゃあ、ないのよね?
相談者:
はい
今井通子:
お父さんからも、お母さんからも、あの、自立しなさいと。
相談者:
はい
今井通子:
そのためには、なんか仕事をちゃんとしなさいと、
相談者:
はい
今井通子:
いうのは言われているわけね?
相談者:
はい
今井通子:
でも、お母さんに言われたときだけ、口喧嘩じゃなくって暴力になっちゃう?
相談者:
はい
今井通子:
お父さんのときには、どうすんの?、そういうときは。
相談者:
父い、の場合はあ、えーと、そのカウンセリング受け始めたの5年ぐらい前のときは、無かったんですけどお、今回、ちょっと、父に対してもちょっと暴力になってしまってえ、
今井通子:
お!、っとと、そうなんだ。
相談者:
はい
今井通子:
うん。
相談者:
ちょっとビンで殴るみたいな、
今井通子:
おやおやおや
相談者:
形になってしまってえ、
今井通子:
はい
相談者:
で、わたし自身も、3年くらい前のときは、母からこう、かなり、仕事面で恐怖心感じてて、そういう行動にもなったのでえ、
今井通子:
ええ
相談者:
ちょっと精神科の方の病院にも、通っ・・今・・も、ちょっと行ったりもしてるんですがあ、
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
なるほどお・・
相談者:
はい
今井通子:
お勤めになってる先で我慢出来なくなってって言われましたよね?
相談者:
はい
今井通子:
でえ、この仕事場では暴力を振るったりはしてないの?
相談者:
はあ、ありません。
今井通子:
あ、これは無いのね?
相談者:
はい
今井通子:
だから、仕事場では、ちょっと一応、自制心を働かせて、その分、自分ストレスを抱えちゃってるわけね?
相談者:
んん・・はい
今井通子:
うん。
で、今、そうすると、あなたは、先ほど、あの、最初に仰ったのは、
相談者:
はい
今井通子:
お母さんに依存しているからあ、
相談者:
はい
今井通子:
お母さんから、独立したいっていうか、その、依存を、どう治したらいいか?みたいな話でしたよね?
相談者:
はい
今井通子:
その依存っていうのは、お母さんに何でも自分のストレス、ぶつけちゃうこと自身が、お母さんに対する依存だっていうふうに思ってらっしゃんの?
それとも、その社会復帰する、ところの場所で、
相談者:
はい
今井通子:
そういうように、言われたの?
相談者:
言われ・・たあ・・んん・・そこがちょっと整理できなくて、自分自身でも。
んん・・
今井通子:
じゃあ、まずう、色々なことが、(笑)からまって大変だろうけれども、
相談者:
はい
今井通子:
ここへ、お電話してくだすったのは、
相談者:
はい
今井通子:
お母さんに、暴力を振るわないようになるには、どうしたらいいか?っていう話?
相談者:
はあい
今井通子:
分かりました。
(回答者に交代)