統合失調症の主婦から、毒親との付き合い方について

テレフォン人生相談 2014年7月25日 金曜日

相談者: 女33歳 夫35歳 結婚7年目 子どもなし 母64歳 父は7年前に死別 兄36歳既婚 弟29歳独身(母と同居)

パーソナリティ:今井 通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者:
母が毒親というか、毒になる親。
会うと(相談者の)体調が悪くなる。
自分にだけ厳しく当たってきて・・

今井通子:
あなたにだけ?

相談者:
そうです。

今井通子:
大人になってから?

相談者:
子どもの頃から、現在まで。

今井通子:
どんなことで?

相談者:
結婚できないとか、彼氏ができないとか。

今井通子:
理由は言ってた?

相談者:
コミュニケーション能力がないとか、魅力がないとか。

今井通子:
でも、あなたご結婚されてて。
お子さんは作らない? 出来ない?

相談者:
今、統合失調症で難しいかなと・・
病状が良くなれば作りたいなと思っています。

今井通子:
いつごろ診断されたの?

相談者:
9ヶ月前くらい

今井通子:
それまでは言われてなかったの?

相談者:
言われる数ヶ月前から、自分ではおかしいなと思っていたんですが、病院いくまでもないかなと思って行っていないので。

今井通子:
お子さんのころは?

相談者:
小学校のころは積極的だったんですが、中学校では大人しくなって、

今井通子:
きっかけは?

相談者:
色んな小学校が合流するので馴染めなくて。
あと、中2のときからにいじめられたというのもありますね。

今井通子:
どんないじめ?

相談者:
いやなあだ名で呼ばれたり、すれ違いざまにヒソヒソ言う人もいれば、堂々と言う人もいましたね。

今井通子:
堂々とというのは?

相談者:
「誰々が来た」って、いやなあだ名で言われたり。

今井通子:
そばに来るなって、っていう雰囲気に聞こえたんでしょ。
どれくらい続いたの?

相談者:
卒業するまで。

今井通子:
友だちはいた?

相談者:
はい。
(いじめるのは)男子だけだったので。
仲間にいれてくれる子はいて、楽しい話もできた。

今井通子:
高校は?

相談者:
いじめはなかったですね。

今井通子:
どんな感じ?

相談者:
やっぱり、消極的でしたね。

今井通子:
結婚できないとか、彼氏ができないとかは小さいとき(笑)から言われたの?

相談者:
それは高校を卒業してから。

今井通子:
それまでは?

相談者:
結婚とかは言われなくて、将来の職業を考えるとき、子どものときって。
むりやり、看護士になってお医者さんと結婚して欲しいとか、中学のときくらいから言われました。

今井通子:
そういうのを、むりやり言われたーとか、母親の意見を押し付けてくるように思えた?

相談者:
お医者さんと結婚したかったというのは言っていたので、無理やり押し付けてくる感じはありましたね。

今井通子:
自分の夢を娘に押し付けられた、と思ったわけでしょ?
そのとき、どうしてたの?

相談者:
看護士は大変そうなので、なりたくないって応えてました。

今井通子:
お母さんの言うとおりにはならないぞ、って思ってはいなかった。

相談者:
看護士になれたとしても、医者と結婚できるのは少数だと思うので、自分は無理だと考えていましたね。

今井通子:
ちゃんと冷めた目で見てたのね。

相談者:
そうですね。

今井通子:
今日の相談は?

相談者:
母が(相談者が)帰って来ないことを怒ってるみたいで、本人が帰ってきて欲しいと言ってると、弟から言われたりしていて、どれくらいのペースで帰ってらいいかとか・・

今井通子:
他には。

相談者:
体調が悪くなってしまうので、悪くならないようにするには、・・

今井通子:
体調が悪くならないような母親の対処方のし方ね。

(回答者に交代)

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