後から告知するも結婚相談所じゃ伝わらない。性的マイノリティ・アセクシャル
テレフォン人生相談 2022年4月14日 木曜日
相談者ご本人から後日談が寄せられました。
アリガト!
LGBTに比べてよく知られていないアセクシャル。
相談は啓蒙の意図もあったのかもしれません。
相談者: 女29歳 父65歳 母60歳 兄32歳 4人暮らし
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
結婚相談所を通してお付き合いしている方がいるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
その方と、交際をやめたほうが、いいのかな?という・・
柴田理恵:
えっと、あなた今おいくつですか?
相談者:
ん、29です。
柴田理恵:
お1人で、お住まいですか?
相談者:
あ、いえ、家族と。
柴田理恵:
ど・・お父さんお母さん?
相談者:
と、兄、です。
柴田理恵:
と、お父さんおいくつですか?
相談者:
65です。
柴田理恵:
お母さんは?
相談者:
ろく、じゅうですね。
柴田理恵:
はい
で、お兄さんはおいくつですか?
相談者:
32です。
柴田理恵:
で、今、えっと4人で暮らしてらっしゃるんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
その結婚相談所で、お付き合いした、人がいらっしゃるっていうのは、
相談者:
はい
柴田理恵:
どのぐらい前に、紹介、していただいたんですか?
相談者:
2ヶ月、ほど前です。
柴田理恵:
それが、やっぱりちょっと、合わない感じだったんですか?
相談者:
好意を持ったら、その相手に触りたいとか・・それ以上のこと・・したいと、思うもの、だと思うんですけれど、
柴田理恵:
はい
相談者:
なんか、どうも、最近わたしは・・そういうの・・望まない・・なんか種類の人間なんじゃないかって思うようになって来て。
ニュースとかで、なんかそういう性・・的、何々を持たない、人たち、みたいな・・
柴田理恵:
あ!、はい
相談者:
とか、たまに・・
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
見かけて、
柴田理恵:
はい
相談者:
ちょっとそれなんじゃないかなと・・
柴田理恵:
び、ティ・・
相談者:
アセクシャル(asexual)とか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
デミセクシュアル(demisexual)とかそういう名前がつけられている・・
柴田理恵:
うん
相談者:
普通に、◆#たいってしてるけど、その、相手と・・性的関係を持つこと望んでない、という、タイプがあるらし、くて・・
柴田理恵:
あ、はい、はい、はい、はい
じゃあ、女性、だということは、あるけれど、
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
その性的関係、ではない、生き方をしたいという・・
相談者:
そうですね。そういう感じです。
柴田理恵:
そうすると、そのお、結婚相談所っていう物は、結婚を、前提にというか、
相談者:
はい
柴田理恵:
その・・所謂今までの・・
相談者:
はい
柴田理恵:
言い方で言うと、性的な関係をもって、
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、お子さんを・・
相談者:
はい
柴田理恵:
作ってっていうことを前提に・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、お付き合いしましょうという形になりますよね?
相談者:
はい・・はい
柴田理恵:
そうすると・・そこはなかなか難しい話に、なって来ますかね?
相談者:
ですねえ・・
柴田理恵:
うん
あの、お相手の方あ、は、何歳ぐらいなんですか?
相談者:
31ですね。
柴田理恵:
うん・・彼にはもちろんそんなことをまだ、言え・・てませんよね?
相談者:
いや、その、一度・・相談所を通して、
柴田理恵:
うん
相談者:
言ってもらったんですね。
柴田理恵:
その・・
相談者:
触られるのが、苦手・・
柴田理恵:
うん
相談者:
だみたいな。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
なんか、「触って失礼しました」とか、「◆#$そういうことは、しないので、「わたし(あなた)のペースで、いましょう」みたいな・・
柴田理恵:
ああ、はあ、はあ
相談者:
ことが、書いてあって、
柴田理恵:
はい
相談者:
昨日、なんか担当さんの連絡、が・・の文章だと、なんか、「触(さわ)れるのがいつになるか分からないけど、」
柴田理恵:
うん
相談者:
「待てますか?」と。
で、「相手も、」
柴田理恵:
うん
相談者:
「時間が解決してくれる、と思いますっていう」・・
柴田理恵:
ん、うん、うん
相談者:
「内容でした」みたいなことが書いてあって、
柴田理恵:
うん
相談者:
あれなんか、ちょっと、違うかもしれないな?と・・
柴田理恵:
あーあーあー
相談者:
ちょと、触(さわ)れないほうが、かなり・・強いんじゃないかなあ?と。
柴田理恵:
じゃ、向こうの人はそういうふに捉えたんですね。その、
相談者:
はい
柴田理恵:
時間が・・経てば、
相談者:
はい
柴田理恵:
もっとこう、
相談者:
はい
柴田理恵:
徐々に距離を縮めて行って、
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと、そういう、ん、関、係も可能になるのではないかという・・
相談者:
ん
柴田理恵:
ような
相談者:
はい
柴田理恵:
ふうに捉えたんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
で、その結婚相談所の人もそういうふに捉えてるってことですよね?
相談者:
え、ん、ですね。
柴田理恵:
うん
でもあなたとしては・・あの・・
相談者:
はい
柴田理恵:
違うってことなんですね?
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
そのことはあ、結婚相談所には、伝え、られましたか?
相談者:
伝えましたけど・・
柴田理恵:
うん
相談者:
んー、やっぱ、ちょっと、かんか、わたしの感覚がちょっと分からないみたいで、
なんでしょうね、周りの、か、方に意見訊いたりしても、
柴田理恵:
うん
相談者:
ん、ん、「付き合ってるけど」触、「触っちゃダメなの?」とか、
「結婚に意味あるの?それは」みたいな、
柴田理恵:
うん
相談者:
感じなので。
柴田理恵:
うん、うん
世の中にはいろんな人が、いらっしゃるから・・
相談者:
は
柴田理恵:
それが変なことだとわたしは思いませんけれども、
なかなか難しい、問題なのかもしれないなと、思います。
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
結婚相談所っていうところ・・になると、特に。
相談者:
はい
柴田理恵:
どうふにして行きたいですか?
相談者:
いや、わたしとしてはちょっと、ん、やっぱり、お互い、の、希望が、違うから、たぶん、結婚す、するのはちょっと無理があるんじゃないかな?と思ってて。
柴田理恵:
はい
相談者:
でもその、自分1人でちょっと、勝手に、決めるのはちょっとあれかな、と、ほかの人の意見も聞、聞こうかなと・・
柴田理恵:
思って、今日、お
相談者:
はい
柴田理恵:
お電話なさったんですね。
相談者:
え、はい
柴田理恵:
あなたは、
相談者:
はい
柴田理恵:
結婚はしたいですか?
相談者:
結婚はしたいんですけど、その、やっぱ、す、触られるのは、ちょっと・・ていう感じです。
柴田理恵:
うーん・・結婚はなぜしたいですか?
相談者:
パートナーと一緒に、歩いて行きたいというか・・
柴田理恵:
恋愛みたいなことは・・経験はありますか?
相談者:
いやあ、か、片思いとか、しか・・
柴田理恵:
結婚相談所っていうのは、ま、言うと、昔で言うとお見合い・・ですよね?
相談者:
はい・・はい
柴田理恵:
と、お見合いとなると、やっぱり、型にはめられたというか、世間一般、でいう、結婚の、あり方を・・が、当然とされるような、形になりますよね?
相談者:
はい
柴田理恵:
そうじゃなくて・・恋愛、で、相手を探すっていう方法もあると思ってますか?
相談者:
いや、自分がそういう、タイプの人間だと、わかった、ちょっと難しいと感じ、ましたね。
柴田理恵:
あ、その、恋愛を、して、パートナーを探して行くっつのは難しいな、と思われるんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
なるほど。な、でも、そのことを、結婚相談所の人に、分かってもらうっていうことは・・難しい・・ですかねえ?
相談者:
いや、たぶん、も、自分の体質が分かったんで、ちょっとやめようかなと、か、結婚相談所自体を、考えてますね。
柴田理恵:
あ、そこはそう思ってらっしゃるんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃ、今日のご相談は、あなたが今、その、こういうふうな、触られるのは苦手だっていう、だけど結婚したいけれども、
相談者:
はい
柴田理恵:
どのように相手を探して行ったらいいだろう?って、そうことでしょうかね?
相談者:
あ、あー、いえ、その、今・・お付き合いしてる・・
柴田理恵:
うん
相談者:
彼、と、ちょっともう、別れたほうがいい・・かな?っていう・・
柴田理恵:
どっちでしょう?っていうご相談ですね?
相談者:
ま、たぶん別れたほうがいいんでしょうけど、人の意見を、訊きたいって感じですね。
柴田理恵:
分かりました。
じゃあ、ちょっと回答者の先生に訊いてみましょう。
今日の回答者の先生は、弁護士の野島梨恵先生です。
先生お願いします。
(回答者に交代)
理解されにくいアセクシュアル。
でも結婚願望ある人は多いそう。
多様性の尊重、チャンスはだれにもある。
同じように悩んでいる人がいるはずだから
本当に理解しあえる運命の人に出会えたらいいですね。
少し前、自分をHSPだと自己診断している相談者に対して妙優先生が「あまりそういう型に自分をはめ込まない方がいい」とアドバイスされていましたが、この方にも多少当てはまるのかなと思いました。
アセクシュアルという言葉に触れて自分がそうなのかも?と感化されたご様子ですが、ひょっとしたら結婚願望が先走り過ぎなだけで心身共に触れ合いたいと思う相手にまだ巡り合っていないだけかも知れません。
もし本当に自分は肉体的な接触を受け付けないと決めて生涯を送るのであれば、一般的な結婚相談所に籍を置くことは却って不幸の元になる気がします。
性的マイノリティかも?と悩んでる人に「良い相手に巡り会えてないだけかも」と説くのは結構失礼というか、傷つけますよ。
一部の学者が説いただけで公的に疾患と認められているわけではない(が、概念だけが広まった)HSPとアセクシャルとはまた話が違います。
DINKS希望の人だっているわけだから、条件を明示していれば結婚相談所も活用できるはずですよね。
結婚相談所にアセクシャル専門部門ができたら助かる人多いかも
声のトーンが気になった。
もっと前向きな気持ちが持てるタイプであれば、そこまで悩まないで済むんじゃないか。または、そもそも結婚相談所で相手を見つけようとは思って、こういう悩みに落ち込まないんじゃないかと思った。
このアセクシャルというものに知識がないけれど、心を開くのが苦手なタイプだと、思い込みというパターンもありそう。2ヶ月で結果を
結婚相談所は成果主義だと思うから、理解を求めるのは無理があると思う。子供は欲しいのかな(養子とか体外とか)、お互いの気持ちというより、家同士の煩わしさや、後々の責任問題、自分にはとても背負いきれない!という思いがこんな喋り方に出てるんじゃないだろか。結婚相談所に登録してる男の人って親に勧められて入会してそうだし(私の偏見です
相談所と一緒で、なんとか結婚までこぎ付けて話はそれから、という雰囲気がしないでもない。もっと相手を知るべし、と言っても疑心暗鬼になるだけだし、どっちにしろ腹をくくるのは避けられない。がんばれ、こんな苦悩滅多に体験できないよ。選ばれし者よ!
長寿番組『新婚さん』で司会交代に伴って作られたパーパスをつい思い出しました。
「人生いろいろ、愛もいろいろ」ですが、確かに愛、星の数ほどあるんですよねえ。
何とも言えない部分がありますが、パーパスは本来存在意義という意味になります。
ただ、最近ではキャッチフレーズとして使われることがあるので、理解も正直大変。
相談者自身、まだあやふやな感じかと思われるが、もし確信したのならはっきりと「性的マイノリティ」だと伝えないと分かってもらえないのではないか。
柴田さんの最後のアドバイス通り(プロフィールにちゃんと書く)が1番だと思いますが、でも普通の結婚、普通の夫婦生活を望む人たちが集まる結婚相談所や婚活サイトに登録しても「やっぱりこんな自分は選ばれない…」とますます自己肯定感が下がりそう。あと相手に我慢させてるかもとか時間の無駄になっているかもとか負い目を感じる関係はそのうち絶対に良くない結果になると思います。
以前、海外には太ってる人が好きな方専用の出会い系サイトとか、なんとカリカリに焼いたベーコンが好きな人だけしか参加できない出会いの場とかもあるって何かの番組で観ました。ならば自分でもそういうのやってみよう!というようなポジティブさと行動力があれば、性的なスキンシップ不要な魅力のある女性になれると思うし、良いパートナーも見つかりそうだけど…相談者さん、真面目そうだしお話の仕方もあんまり元気ない感じだったのでどうでしょうかね。。。
アセクシャルの方って実はそうでない人よりセックスの価値を重要視しているのかもと感じました。男女関係、夫婦関係それだけじゃないと思うけど。
私は遠い昔結婚相談所の紹介で結婚しました。
のじりえ先生ナイスアドバイス!と最初は思いましたが、まだ2ヶ月と思ってるうちにあっという間に半年1年たってしまいます。相手の方はまさか相談者さんがアセクシャルとは知らず時間がたてば触れあえると思っていそうだから早めに打ち明けた方がいいです。プロフィールに正直に書いてお見合い希望が0になったらすごくへこむと思うので、相談所にしっかり話してみては。
相談者さんのお気持ちわかります。
私も似たような感じで28歳の時に婚活して、一番最初に付き合えた人とそのまま結婚。
相手のことは大切に思っているのでセックスも私は受け入れるつもりでしたが、「貴方が『したい』と思っていないなら意味がない」と言われ、その後は一切していません。子どもは人工授精で授かりました。
自分語りが長くなりましたが、『アセクシャルです』ってわざわざ前もって言う必要ないんじゃないかなと思いました。
30手前まで交際経験が無い時点でそういう欲求が強くないタイプであるのは明白ですし、アセクシャルとは言わないまでも、性欲が淡白な人って今時はそう珍しくないです。
セックスなんて無ければ無いで楽しく暮らせる人、沢山いますから、その中で『焦らずにゆっくり知り合おう』って言ってくれる人を大事にすれば良いですよ。
以前はアセクシャルと言うと何それ?と肩身の狭い名称でしたが、ドラマ『恋せぬふたり』の放送で説明しやすくなりました。
恋愛や性愛抜きに家族になるという行為に毎話共感しかなかったため、自分はそちら側の人間だとハッキリわかりました。
成婚退会するとお相手もやり直しが大変なため、自分にとって触られることはどういうことか、世間がいう恋人のようなことはできない、普通の女性と結婚した方が幸せではないか、本当に大丈夫か、と事前に何度も念を押しました。お相手はその時は大丈夫だと言っていました。
実際成婚退会するとタガが外れたのか、男はそういうものだからと開き直って毎回体を触ってくるようになりました。
何度説明してもその場だけ謝って翌週にはまた繰り返され 最後の方は会うと考えただけで苦痛になり、心の調子に支障が出たため、約束を破るような相手とは結婚できないと断りました。
わかったのは自分にはLikeしかなくLoveの感覚が理解できないということ。
別れることでようやく自分になれた、自分を否定せずに済むようになったということでした。
元々結婚を考えたのもパートナーや家族がいればいいなとLike的なものだったため、家族=異性である必要はない、親しい人達と(性別や籍関係なく)コミニティを築けばそれは家族では?と考えを巡らせるようになりました。
実際のところ 身内であろうと友人であろうとカウンセラーに相談し行こうと「経験がないだけだよ」「いい人に会えばそんなことなくなるよ」と正直まったく理解されず、これがマイノリティがマイノリティと呼ばれる所以だと痛感してい。
触られたことを思い出すとゾッとするため正直トラウマになっていると思います
ただ何のために自分がこんな経験をなければならなかったのかの意義を求めると、後進の多様性に悩む方に胸を張って生きるよう言うためだろう思います。
日本では麺を啜るのは粋でも、外国人はそれを辛いと感じるのと同じように、そうなんだこれからは気を付けようで素直済めば本当は世界中のLGBT+問題も解決するのですが。
あらゆるセクシュアリティやジェンダー観から自由になってほしいと願っています。
そうです。マイノリティは大半の人間には理解されないからマイノリティなのです。
世界を変えようなどと考えてはいけません。
特殊であることを認めなければ自分が苦しむだけです。
開き直って差別的なコメントしてんじゃないよ
そういう言葉遣いもアセクシュアルとやらの特徴なのですか?相談者さん
男女問わず人間に好かれませんよそんなんじゃ
2022年4月20日 8:23 PMのコメントは私だけど別に私は性的マイノリティじゃないよ。当事者でなくとも「マイノリティは大人しくしとけ」というあなたのコメントは最悪に差別的だと思っただけ。
自分をマジョリティだって信じられる人は楽かもしれませんが、本当にマジョリティかどうかはわかりませんけどね。
100人に1人だとしても日本に126万人いるし、あらゆる性的マイノリティと特殊プレイ愛好者を引いていったら何人残るかは神のみぞ知る。
相談者さんと同じである保証は無いですが、本当にお気持ちよくわかるような…。
私も、結婚前に夫に「貴方と同じように貴方を愛してくれる人と一緒になった方が良い」と言って傷つけてしまったことあります。
そして、婚活する中で「嫌だ」と言っているのに理解されずしんどかった経験も。
しかし正直、相談者さんがそこまで傷ついてしまったのはマイノリティだからというより、まだ自分を理解できてなかった為に嫌悪感を無理に我慢して長引かせてしまったからじゃないでしょうか?
この相談で『少し様子を見たら』と言われてしまったので無理もないですが、自分の感性が人と違うなら尚更、自分の尺度を一番大事にして下さい。
貴方を理解していない人の言うことを聞いてはいけません。
マイノリティの中には自分らしく生きる為に社会を変える必要がある人もいますが、アセクシャルは必ずしもそうではないので、実は私は「広く理解されたい」とも感じません。自分の性にも他人の性にも興味が無く、どうでも良いのです。
でも若い頃は、男女問わず友人は沢山いるのに深く理解し合えている実感が全く無くて、「このまま誰とも繋がれなかったら一生ひとりかな」と考えると怖くて堪らない夜が何回もありました。それで、手当たり次第に誰かと出会っては「やっぱりダメだった」の繰り返し。
もしかしたら相談者さんも、そんな風に相互理解に餓えている感覚かもしれないと思ったり…。
もう結婚は考えてないかもしれませんが、もしまた結婚したい気持ちになったら、今度は相談所ではなくもっと緩い出会いで探してみてはどうでしょう。
『普通の恋愛なんかできない』と思うでしょうが、私達のような人間こそ、結婚する前にゆっくり相手と知り合って歩み寄る時間が必要です。
物凄くしんどかったですけど、そういう回り道を避けてはなかなか夫婦にはなれないんだなというのが個人的な感想です。
こんなところで長々自分語りをしてすみません。
世間的にはマイノリティだそうなので、1サンプルとして誰かのご参考になればと思いました。
世の中、セックスレスや性の不一致を理由に別れる人は沢山いるんだけど、「性行為が月1回以下」というセックスレスの定義に当てはめると、夫婦の6割以上がセックスレスだとも聞きます。本当かどうかは知りませんが…。
結局、恋愛を経て結婚しても行き着く先は友達夫婦(?)だった、でもそれはそれで幸せだ、という人は実は沢山いそうだよなと思う。
もちろんそれはアセクシャルとは違うんだろうけど、逆に『ノーマル』って何なんでしょうね。
相談所の釣書にその接触が苦手
現実的じゃないというか、人に相談してどうにかなるような内容なんでしょうか?雰囲気が暗くて回りくどくて、鬱陶しいだろうなと思ってしまいました。相談者さんは勤め人なんでしょうか、こんな人と結婚するメリットが相手にあるのかと思いますね。