遺産は兄に介護は私。明言して憚らない父に強力な交渉カードを見せられないワケ
テレフォン人生相談 2022年4月16日 土曜日
考えが古いとかいうレベルではなく、血の繋がりを疑いたくなる。
少なくとも父親の中では疑惑。
確かめようにも鬼籍。
父親に尋ねてみたら?
相談者: 女56歳 6年前に離婚 同居の息子29歳 父84歳 母は13年前に他界 兄60歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
も・・あ、もしもし?
今井通子:
はい
相談者:
お世話になりますう。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
父い、が、脳梗塞で倒れて、
今井通子:
はい
相談者:
そのお、あと、わたしがあ、介護、に、行ってるんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
介い、護に行ってるのにも関わらず、父の遺産は、全部、兄に・・渡す、と。
今井通子:
はい
相談者:
父が、言い出してるんですね。
今井通子:
はい
相談者:
んで、父の、介護はわたしにしろと。
今井通子:
・・はい
相談者:
言って来てるん、です。
んで、そう、いう、ものは、遺言書、に、もし、わたしの知らないところで・・書いてたとしたら、それは、通るのかどうか?・・と思いまして。
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
まず、あなたおいくつ?
相談者:
・・わたしは、56です。
今井通子:
56歳、ご主人は?
相談者:
えーと、離婚してます。
今井通子:
何年前ぐらいに?
相談者:
6年、前ですね。
今井通子:
6年前、はい
相談者:
はい
今井通子:
お子さんはいらっしゃいますか?
相談者:
息子が29歳です。
今井通子:
お1人?
相談者:
1人です。
今井通子:
あなたと一緒に暮らしてらっしゃんの?
相談者:
はい、一緒に2人で。
今井通子:
あ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
お父さまはおいくつ?
相談者:
84です。
今井通子:
84歳
相談者:
はい
今井通子:
お母さまは?
相談者:
は(わ)、13年前に亡くなってます。
今井通子:
で、あなた自身は、ごきょうだいとかは。
相談者:
兄が・・60歳で、いてます。
今井通子:
お兄さんいらっしゃるのね?
相談者:
はい。結婚もして・・
今井通子:
はい
相談者:
子供もいてます。
今井通子:
・・で・・まずう、
相談者:
はい
今井通子:
介護をしているのはあなたであると。
相談者:
はい
今井通子:
だけれども・・財産は、すべて、お兄さん?
相談者:
はい
今井通子:
うん
相談者:
あの、お墓を、あと、みる、兄に全部渡すと。
今井通子:
それはお父さまの意見よね?
相談者:
はい
今井通子:
で・・遺言書を書いたかどうかは分からない?
相談者:
分からないです。
今井通子:
あー、なるほど。
で、あなたとしては、それが、通るかどうかを聞きたいんですか?
それとも・・その、法律的に・・
相談者:
えーと・・
今井通子:
は、どうなっている話を聞きたいの?
相談者:
そうですね。あの、書い、てたとしたら、どうなのか?、書いてなかったとしたらどうなのかあ?、
今井通子:
としたらどうなのか?
相談者:
ていう、形ですね。
今井通子:
なるほどね。
相談者:
あはい
今井通子:
分かりました。
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の塩谷崇之先生がいらしてますので
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
「おまえはオレの介護しといたらいい」
なんて言う父親ほっとけばいいのに、と思うけど。
DVトラウマのせいで怖くて麻痺してるから、言われるまま…
相談者さんお仕事してるのか?生活は息子さんに助けてもらってるのか?
その辺がわからなかったので気になりました。
自立出来ているのなら、縁切る覚悟で言いたいことはハッキリ言って
欲しいなと思いました。
わかります。
虐待のことも大きいでしょうけど、相談者さん自身「できれば遺産欲しい」から悩んでるのかな?って思ってしまいました。
行かなければいいのに と私なら思ってしまいます。
そういうことなら お兄さんに丸投げ でよろしいかと。
顔を合わせるのもストレスなら、自分の体調が悪いことにして、会わないことです。
ある意味明日からのニッポン放送視聴率週間をテーマ「お金が災いの元!もがく女性たち」を先取り、かつ彷彿させるような話かなあと思います。
お父さん、要介護だと思うので、ケアマネージャーなどの第三者に言ってもらうのも手かと思いますが、交代を要請しそうなので、難しいかなあ?
うちの両親も90歳近いのですが、戦後民法が変わって兄弟が平等に遺産分けするっていうことを知らないようなのです。長男が全部もらうものだと思っています。(父は上の兄弟が全員戦死して一人っ子状態、母は伯父に言われるままに判を押したようでなにももらっていない)知識が昭和どころか戦前で止まっている人がまだまだ世の中にいます。
お兄さんに「私もう行かないからよろしく」でいいのでは?お父さんを見捨てることに罪悪感があるのかな。こういう爺さんは誰のいうことも聞かないので、近所の人やケアマネさんが何か云っても無駄だと思う。
相続の問題ではなくて父親の支配から逃げられないというのが問題の本質だったんじゃないかと思います。今井・塩谷先生も十分な回答をなさったと思うけど、どちらかと言うと加藤・大原先生向きの内容だった気も。
「そんなDV親父ほっといて介護を兄に任せた方がいい」というのは相談者本人が一番良く分かってると思うので、他人に言われたところで「んなこと分かってるよ、できたら苦労しないんだよ」って感じだと思います。
それより「衰えた父親が本当に怖いのか?」「支配されたままの方が楽という気持ちが無意識にないか?」とか自省してみて欲しく思いました。
私も一人で母の介護を10年してました。兄は他県に住んでたので何も頼めなくて。
厳しくて怖くて兄が大事で私は二の次、いつも顔色見てた母の介護をなぜ私が一人でやらなければいけないのか。支配さんのコメント「衰えた父が本当に怖いのか、支配された方が楽という気持ちがないか」すごくわかります。
相談者さんは、絶対何もしてくれないであろう兄に言っても仕方ないという心境なんでしょうか。同じような悩みをもつ介護者と交流を持つなり、地元の専門家に相談するなり解決策を探して楽になってほしいです
もう、こんな親とお兄さんとはサヨナラして下さい。何言っても相談者さんが負けてしまいます。
前向きに闘うおつもりなら全てを言って理解して貰えるように頑張るしかないのでしょうけど、情けなくなって来るのではないでしょうか。
介護には行かない、遺留分でヨシとしてお父さんが亡くなったらお兄さんとは親戚付き合いを止める事が楽になりませんか。
自分は虐待されていた
兄と差をつけられて不公平だ
これに気づき、相談しようと思っただけ救いがあるかも。
気づかぬまま親の言いなりで生きていく人も少なくない。
どうにか頑張って支配から抜け出してほしい。