絆を深めた別姓7年。成人した我が子と夫が望む養子縁組に相談者の深謀遠慮の相手
テレフォン人生相談 2022年5月21日 土曜日
結婚 母(相談者)19
離婚 母(相談者)26 長男 6 次男 2
再婚 母(相談者)37 長男17 次男13 夫41
現在 母(相談者)44 長男24 次男20 夫48
現在、息子2人は大学生。
また一番金がかかるときに再婚したもんだ。
浪人、留年
オイ、こらこら。
実子のごとく夫の稼ぎをつぎ込んでいるとしたら、そしてそれを恩に着せる素振りもなく接しているとしたら夫は漢。
いや、だとしたらじゃなく、今の息子たちの態度が物語っていそう。
継父を慕っていなければ姓を同じになんて言わないし。
裏を返せば、それがそのまま義母と義妹の不愉快の理由。
息子が、兄が、自分たち家族を見捨てて遠くに行ってしまった感覚なの。
口には出さないけどね。
相談者も分かっているからこその深謀遠慮。
感謝しつつ後ろめたさがあるんでしょ。
そんなの感じる必要はないというのは他人が言うこと。
坂井眞 「義妹さんがどういう不利益を受けるっていうふうに考えてます?」
知ってか知らずか相談者が言わないからスルーしてたけど、まず兄(相談者の夫)の相続で不利益を被る。
連れ子との養子縁組によって、夫の遺産に対する義妹の相続権は消えるわけだ。
さらに相談者の夫は実家の資産の相続人でもあるから、夫が亡くなれば、義妹は実家の資産までアンタと連れ子とで分ける羽目になる。
誰も相談者がそれを意図しているなんて言わないよ?
でも義妹の不愉快は不安の裏返し。
今のうちにせめて義母と義妹が住んでる家土地はすべて義妹に取得させなよ。
夫が配慮することだけど。
それより
相談者 「今後離婚とかになったりして子供振り回すことになってしまってはどうなのかな?って」
フム。
しつこく訊いてみるもんだ。
二の足を踏むワケ。
息子たちもそれはまったくの想定外だろうねえ。
だからって、アンタから口にすることもできまい。
てか、そうなったらなったでし方がないみたいに聞こえる。
少なくとも是が非でもつなぎとめたい熱量はない。
女のしたたかさ。
義母と義妹にはバレています。
相談者: 女44歳 夫48歳会社員 再婚して7年目 女の連れ子 長男24歳大学生 次男20歳大学生
今井通子:
もしもしい?
相談者:
あ・・
今井通子:
テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
今井通子:
こんにちはあ
今日はどういった、ご相談ですか?
相談者:
はい。今、わたし再婚で、7年目で結婚してるんですけど。
今井通子:
・・はい
相談者:
あの、息子たちいが、まだ、あの、養子縁組をしていなくて。わたしと名字が、別姓なんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
半年ぐらい前に、長男より・・これからの将来や、就活のことなどを考えると・・親と姓を同じにしたほうが良いのでは?ということで意見があり、
今井通子:
はい
相談者:
養子縁組を・・したほうがいいのか?、ちょっと悩んでいたんですが、
今井通子:
はい
相談者:
それに伴って、あの、きょうだい、もう1人あのお、次男がいるので、
今井通子:
はい
相談者:
次男に相談しましたら、大学卒業するまではこのまま現状維持したいとのことで、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、ま、親としてはどうしてあげたら良いのかということで・・
今井通子:
あ、はい
相談者:
あ、ご相談だったんですけども。
今井通子:
まずう、あな、たはおいくつですか?
相談者:
わたくし44歳で、あの、
今井通子:
44歳
相談者:
はい
今井通子:
で、今のご主人は?
相談者:
えっと、夫は48歳の会社員です。
今井通子:
48歳
相談者:
はい
今井通子:
今のお話だと息子さんが2人いらっしゃんの?
相談者:
はい、わたしの連れ子、が、2人おります。
今井通子:
あ、なるほど。
その、元のご主人とはあ、何年前ぐらいに別れられたの?
相談者:
18年ぐらい前です。
今井通子:
18年前?はい
相談者:
そうです。
今井通子:
何年間ぐらい結婚してらしたの?
相談者:
7年間です。
今井通子:
7年間?、理由はなぜ、別れられたの?
相談者:
・・お酒を飲んだとき、の、暴力があって・・
今井通子:
あー、DV、ですね?
相談者:
・・そうです、はい
今井通子:
はい・・それで、お子さんはそうすると何歳と何歳?
相談者:
長男が24歳大学生です。
今井通子:
はい
相談者:
次男二十歳、大学生です。
今井通子:
ご長男は現在大学生だけど、就職活動されるわけでしょ?
相談者:
そうなんですね、浪人も留年もしてまして、この年でも大学生やってます。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
で・・ご次男は、逆に、今・・大が・・く、2年生かな?1年生?
相談者:
そうです。
今井通子:
2年・・
相談者:
順調に行きましたので2年生です。
今井通子:
2年生ですよね?
相談者:
はい
今井通子:
それでえ、今の、ご主人はどうおっしゃってんの?
相談者:
はい、主人はあ、
今井通子:
うん
相談者:
2人共、快く迎い入れたいというか。むしろもっと早くに養子縁組をして欲しかったようです。
今井通子:
・・なるほど・・じゃあ、今日はそうするとご相談としては?
相談者:
時期的な問題と・・
今井通子:
あ・・うん
相談者:
あと、ちょっと1つ言ってなかったんですけど、あのお、夫の、母、と、同居している、義理の妹がいるんですけど。
今井通子:
・・あ、はい
相談者:
その方未婚で、お母さんと2人暮らしされてるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
夫が、2年ぐらい前から不な、かになってまして、
今井通子:
はい
相談者:
・・なんかそういう・・点も、積極て、きにちょっとなれない・・でいるんですけど、わたしとしましては。
今井通子:
・・
相談者:
なんか皆さん、に、歓迎してもらってえ、養子縁、組をしたい・・ま、子供たちの、人生がかかってることですのでえ・・そういった、ことで、時期とお・・それともやらないほうがいいのかということで・・ご相談だったんですけども。
今井通子:
で・・現在のお名前は、あなたのほうの姓?、それとも・・
相談者:
そうです。わたしの旧姓を・・名乗っております。
今井通子:
に、あ、あなたの旧姓に、1回、だから変えてるわけですね?息子さん達は。
相談者:
あ、はい、そうです。
今井通子:
そうすると・・その、義理の妹さんがネックにはなってるわけね?
まだ訊いてない?・・この話は。
相談者:
あの、お母さんに、相談したときには、
今井通子:
うん
相談者:
あの、「わざわざ相談しなくても、あの、お互い別世帯だからあなた達だけで決めてもいい」と言ってくれたんですけど・・
今井通子:
あ、ていうことは、お母さんが説得したわけでもないのね?
相談者:
あ、そういったことではないと思います。
今井通子:
その、義理の妹さんは、独身なわけ?
相談者:
・・はい、独身です。
今井通子:
今までに1回も結婚したことない?
相談者:
そうです。はい
今井通子:
あー、なるほど。
で、お母さまと一緒にずっと住んでらっしゃるっていう・・
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
そうすると、チョイスとすると、あなたのほうの名前のままか・・
相談者:
はい
今井通子:
養子縁組をしたほうがいいのか?
相談者:
はい
今井通子:
するんだったら、いつがいいか?
相談者:
そうです。
今井通子:
で、それも・・全員一緒にしなきゃいけないっていうわけじゃないだろうと思うので、
あなたは変えちゃってんでしょ?、か、で・・
相談者:
あ、わたしは、はい、主人の・・
今井通子:
名前に変えてんでしょ?
相談者:
名前に、なっ、ん、変えております。はい
今井通子:
はい・・なので・・
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、弁護士の坂井眞先生がいらしてますので・・
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思いますが、
名前を変えるということをメインテーマで、お話をしていただいちゃっていいですね?
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
はい
じゃあ、先生よろしくお願いいたしまあす。
(回答者に交代)
難しい問題ですよねえ、特に女性であるご相談者さんの連れ子ですから。DVが原因で前の結婚は失敗したそうですが、本当に大変でしたよねえ。
養子縁組でふと思い出したのは、既に離婚しましたが、船越英一郎さん・松居一代さん元夫婦。実は息子さん、松居さんの連れ子だったんですよ。
その際は息子さん、未成年でしたが、船越姓になることに理解を示していました。ご相談者さんの件は長男と次男で対立で、本当に大変ですねえ。
人生いろいろ、嫁ぎ先もいろいろではありますが、次男さんの件が解決なら一件落着だけに、じっくり話し合っていい方向に持って行って欲しい。
長男と次男は特に対立していないのでは。単に時期をずらせばいいだけの話です。
確かに対立しているのは時期的なものですから、ご相談者さんと再婚相手を含めたしっかり話し合いをして解決してくれればと思いますねえ。
相談者さん、1回目の結婚で苦労されて、子どもの姓も離婚で1回変えてしまっているので、自分の再婚(そしてもしかしたら今後またあるかもしれない離婚)にできるだけ子どもさんを巻き込みたくない気持ちがあるのかもしれないなぁと感じました。
今現在、夫婦に問題があるわけじゃなくても、再婚7年て長いような短いような…まだ先のことはわからないという思いでいるかも。
既に成人した子どもを夫の姓に変えたとして、もし離婚したらまた母親の旧姓に戻すんでしょうかね?
何言ってんだアンタ
そんな変なことを言ったつもりは無かったけど、的外れでしたかね。
「離婚したら振り回してしまう」って自分で言ってるし、10年経とうが20年経とうが離婚する人はするので、相談者さんの心配もわかるかも?と思ってコメントしました。
でも確かに下のコメ主さんが仰るように覚悟の問題でもありますよね。
私も相談者さんが本当に気にしてる部分は、坂井先生はわかってないのでは?と思いました。
義妹さんが不利益こうむり…云々を気にして先々心配してるというよりも、また離婚?するかもしれないと。理由はどんな可能性があるのか知らないけれど。
そんなこと考えてるんだったら養子縁組なんかしないほうが、いいよね?
人に相談するよりもよーく自分の気持ちに向き合ってほしいな。
旦那さんと最後まで連れ添う覚悟はあるのか、無いのか。
それが子供に対しても礼儀だと思う。