兄弟の契に嫁は入らん。夫の失踪に明渡し迫る義兄を止められるか覚書一枚
テレフォン人生相談 2022年7月30日 土曜日
たとえ法的優位でも、単にそれは強制退去させられないというだけ。
義兄の要求は止むまい。
それに耐えられるのかって話。
相談者: 女64歳 姉67歳 姉の夫66歳失踪中 姉の夫の兄68歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:
わたしの実の姉なんですけどもお、
今井通子:
はい
相談者:
旦那さんが、
今井通子:
はい
相談者:
2年半ぐらい前に失踪しまして・・
今井通子:
あら
相談者:
1人で今ずっといるんですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
旦那さんの、
今井通子:
はい
相談者:
実のお兄さんが持ってるアパートに、
今井通子:
はい
相談者:
住んでるんですね。
今井通子:
お姉さんがね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、そのお、旦那さんの、お兄さんの名義のアパートなんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
とりあえずあの管理人として、管理をしてもらうっていうことで。
家賃なしで、
今井通子:
ふん
相談者:
アパートの収入も得て、
今井通子:
はい
相談者:
そこに住んでるう、わけですよ。
今井通子:
はい
相談者:
それで、この2年間以上は何も言って来なかったんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
旦那さんのお兄さんのほうが急に、
今井通子:
はい
相談者:
姉のほうに、あの「出てってくれ」っていうふうに、言って来てえ、
今井通子:
あー、はい
相談者:
でえ、姉も行くあてもないし、旦那さん名義の預貯金も下ろそうとしたら下ろせなかったみたいなんですね。
今井通子:
はい
相談者:
その、移ろうにも・・貯金も手をつけられないっていう状況で。
でえ・・年金生活してるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
ギリギリの生活なんですよ。
今井通子:
はい、ちょっとじゃあ、まず
相談者:
え、ええ・・ええ
今井通子:
あなたの、お年おいくつ?
相談者:
あ・・わたしは64です。
今井通子:
64歳
相談者:
はい
今井通子:
で、お姉さまは?
相談者:
67ですね。
今井通子:
67歳
相談者:
はい
今井通子:
で、お姉さまのご主人おいくつ?
相談者:
66ですね。
今井通子:
66歳、はい
相談者:
はい
今井通子:
で、その、お兄さんは?
相談者:
お兄さんは、えっと68ですね。
今井通子:
68?
相談者:
はい
今井通子:
はい。で、2年半前に、
相談者:
はい
今井通子:
お姉さんのご主人が失踪したっていうのは、何かあったんですか?
相談者:
なんにもないらしいんですけど、いきなり帰って来なくなって・・どこで何をしてるかも一切分からないんですよ。
今井通子:
え?、じゃあ、生死も分かんないの?
相談者:
分からないんです。
今井通子:
あら!?
相談者:
手がかりがないのでえ、
今井通子:
はい
相談者:
で、お友だちとか、その知り合いの方とかにもいろいろ訊いたんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
「まったく連絡も来てないし、分からないよ」っていうことで。
今井通子:
はあ・・
相談者:
ええ、で、お兄さんも、なんか、失踪癖がある人で若い頃にやっぱいなくなったことがあるらしくてね。
今井通子:
あー、なるほど、お兄さんが?(含み笑い)はい
相談者:
ええ、で、お兄さんがなんか「アイツのやり方はそういうやり方なんだ」みたいなことを・・言ってたらしんですね。
今井通子:
で、結局あれでしょう?
相談者:
はい
今井通子:
その、お兄さんが持ってらっしゃるアパートの管理人兼みたいな感じで、
相談者:
はい
今井通子:
そうすると2年半ぐらい、お姉さんは1人で・・
相談者:
はい
今井通子:
管理人をやってらしたわけでしょう?
相談者:
はい
今井通子:
で、それは、お兄さんのほうから、そういうオファーがあったわけですよね?
相談者:
いや、何も言われ、てないんですよ。旦那さんが管理をしてたのを、そのまま姉がやってたっていう、
今井通子:
あっ、そうかそうか
相談者:
感じですね。
今井通子:
そのまま住んじゃったままになってるっていうことなのか。
相談者:
はい・・はい、そうなんです。
今井通子:
でも、お兄さんのほうから「そのまま住んでていいよ」っていうのは、もらってんでしょ?
相談者:
なんか、そういう覚え書き書みたいなのを、
今井通子:
うん
相談者:
亡くなったお父さんから相続したときに、
今井通子:
はい
相談者:
交わしたらしいんですね。
旦那さんがもし死んでも、その、配偶者が・・
今井通子:
ちょっと待って、そうすっとあれ?
そのアパートっていうのは、
相談者:
はい
今井通子:
亡くなったお父さんの物だったの?
相談者:
そうなんです。それを、その義理のお兄さんが、相続したわけですよ。
今井通子:
あ、なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
そして、
相談者:
はい
今井通子:
その相続したところの、
相談者:
はい
今井通子:
一室に関しては、
相談者:
はい
今井通子:
弟の・・
相談者:
はい
今井通子:
すなわちお姉さんのご主人・・
相談者:
はい・・はい
今井通子:
んが・・ずっと住んでていいよっていう
相談者:
はい
今井通子:
覚え書きみたいのがあるってことですね?
相談者:
はい
今井通子:
はああ・・で、結局・・今突然?、もう、「あと1ヶ月ぐらいで出て行ってください」みたいなお話は・・
相談者:
はい・・はい
今井通子:
これなんか理由はあるんですか?
相談者:
・・その理由は何も言ってなかったみたいなんです。
ただ「出てってくれ」みたいな、いきなり言われた、だけみたいですね。
今井通子:
でも、元々の覚え書きがあるんでしょ?
相談者:
ええ、あるんですよ。
今井通子:
そうすると今日のご相談はなんですか?
相談者:
このまんま
今井通子:
はい
相談者:
そこに住んでいられるように・・
今井通子:
はい
相談者:
できる方法があるか?っていうことと、
今井通子:
はい
相談者:
あと、そのお・・失踪した旦那さんの、
今井通子:
はい
相談者:
預貯金を、下ろせるか?っていうことですね。生活がちょっと大変みたいなんで。
今井通子:
これえ・・お姉さんの貯金通帳と・・(吸って)ご主人の通帳別にしてなかったんだ?
相談者:
・・別にしてなかったみたいなんですよねえ・・
今井通子:
じゃあ・・旦那さんの貯金・・通帳はあるの?
相談者:
あるんですよ。それがなんか・・2つあったんだけど1個は持って出てるみたいなんで。
今井通子:
あーあ、なるほど。
相談者:
たぶん、生きてるとは思うんですけどお。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はあい
今井通子:
そうすると今日のご相談は、
相談者:
ええ
今井通子:
えー、このまま、住んでいられる方法はないか。
相談者:
はい
今井通子:
また、貯金通帳から?
相談者:
はい
今井通子:
お金が下ろせるように、する方法はないか。
相談者:
はい、はい
今井通子:
ということですよね?
相談者:
はい
今井通子:
今日は弁護士の、
相談者:
はい
今井通子:
坂井眞先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい・・はい
今井通子:
先生よろしくお願いいたしまあす。
(回答者に交代)
家裁に行っても、長い争いになるかもしれない・・
鬱になりかけの、本人である姉さんが耐えられるのか?
ということですよね。
何よりも先に失踪中の夫を見つけることが大事?
夫が帰って来るまで相談者の姉が義兄に自分の分の家賃払いつづけてたら向こうの態度も軟化するんじゃないだろうか?家賃払っている以上住む権利もあろうし。
または引っ越し費用もらってきっぱり縁を切る。兄弟の妻なんだから・・という甘えが見透かされてどこまでも頼られそうな雰囲気を義兄が牽制しているのかも。
家賃なんて払う必要ないでしょう。覚書があるんだから。言われてもいない家賃払う事実より重いよ。
先生の言うように、他の部屋の家賃もらってたら別。(ただ、この場合も覚書に何かあれば話は違う)
次の相続を視野に、兄1人がアパートを相続して、そのかわり弟が生きている間は住む権利は有るという事だと思うけど。
要は子供のいない弟に行くと、先に死んだ場合、配偶者側(相談者側)に行ってしまう危険が有るからでしょう。
覚書、とっても大事。でも、そんなことキチンとやる人達が失踪癖あるとか、不思議よね。
ご意見有難うございます。
言葉足らずですみません。
相談者の姉はもうお年で次の住むところを探すのも引っ越しも大変で、加えて夫なしで義兄と泥沼になりかねない覚書をめぐるトラブルを抱え、いつ追い出されるか分からないうつの病気も悪化しそうな日々を送るくらいなら夫が戻ってくるまでの間だけでも義兄と話し合ってそこに住むためのつなぎとして最悪の場合お金で解決できるのなら、と思ったので・・。しかし年金暮らしならそれもかなり大変な事ですね。夫が帰って来たらその時はしっかりと覚え書きについてもう一度しっかりと取り決めができればいいですね。
もしかすると義兄はアパートを取り壊して売却するつもりではないでしょうか?義父から受け継いだのなら老朽化も進んでいそうだし。アパートも土地も義兄名義ならそれらがなくなった時点でその部分に関する覚書も終了・・?
相談者の姉に引っ越し費用を払いたくないから他の住人よりも早く弟の生死不明を理由に追い出そうとしてるとか?