息子を受け止めれなかった言い訳が先に立つ母親。図星の質問にこみ上げる嗚咽
テレフォン人生相談 2022年8月3日 水曜日
パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女47歳 夫53歳 長男18歳高3 長女高1 次女中2 義父母と同居の7人暮らし
玉置妙憂:
もしもしい?
相談者:
あ、はい
玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
玉置妙憂:
よろしくお願いいたします。
相談者:
はい
玉置妙憂:
えー、早速ですが、今日はどのようなご相談でしょうか?
相談者:
あ、えーと、子どものお、相談なんですけれども。
玉置妙憂:
はい
相談者:
えーと、高校3年生の、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、あの、長男いるんですけど、
玉置妙憂:
はい
相談者:
今受験生で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
でえ、ちょっと、ここ最近、1ヶ月、ぐらい前から、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっと様子がおかしくって、
玉置妙憂:
ふうーん
相談者:
朝が起きれなくって、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、ご飯も食べずに、あの、本当、ちょっと、遅刻してんだか、なんかギリギリで行くような形になってしまって、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で・・
玉置妙憂:
そうですか。
相談者:
ん、はい
玉置妙憂:
じゃあ、詳しくね、
相談者:
はい
玉置妙憂:
お伺いする前に、
相談者:
はい
玉置妙憂:
えっと、まずはあのお・・お母さまですよね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
ご年齢をお伺いしてもよろしいですか?
相談者:
はい、えと、47歳です。
玉置妙憂:
はい。で、ご家族は、どんな感じでしょうか?お母さんがいて、
相談者:
はい
えーと、主人と、
玉置妙憂:
はい
相談者:
あとお・・長男と、
玉置妙憂:
はい
相談者:
その下に、妹が2人いて、
玉置妙憂:
妹さんが2人
相談者:
はい・・はい
玉置妙憂:
いも、えと、ご長男が今、じゃあ、18歳かな?
相談者:
あ、そうですね。
玉置妙憂:
うん
相談者:
はい
玉置妙憂:
で、妹さんお2人はおいくつでしょうか?
相談者:
えーと、高校1年生と、
玉置妙憂:
うん
相談者:
中学2年生です。
玉置妙憂:
中学2年生ですねえ、
相談者:
はい
玉置妙憂:
そうですか。
えーと、お仕事は?
相談者:
は(わ)、今してません、
玉置妙憂:
あ、じゃあ、5人で住んでらっしゃるんですか?
相談者:
あ・・あと、あとま、ちょっと同居もしてるので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あま、お祖父ちゃんお祖母ちゃんもいます。
玉置妙憂:
あ、お祖父ちゃんお祖母ちゃんがね?
相談者:
はい・・はい
玉置妙憂:
それは・・ご主人さまのほうの・・お
相談者:
あ、そうです。
玉置妙憂:
お父さんのお母さん
相談者:
はい
玉置妙憂:
というと、えーと、全部で123456、7人家族かな?
相談者:
あ、そうですね。
玉置妙憂:
うん、はい
相談者:
はい
玉置妙憂:
旦那さんはおいくつですかあ?
相談者:
えと、53歳ですね。
玉置妙憂:
はい
相談者:
はい
玉置妙憂:
分かりました。
うん、それで、「1ヶ月ぐらい前から様子が」っていうことですけれどもお・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
それまではまったく普通?
相談者:
もちろん、もう夜遅くまで起きてえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、ちょっと起きれないこともありましたけども、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ここんところの、ま、1ヶ月ちょっと前ぐらいから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あともう、この1週間はもう・・ちょっと、自分でもちょっと、大変っていうか、朝起きないのでえ、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ん、ま、昔からそんなに自分のお・・学校の様子とか、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
自分の思いを言う子ではないので、
玉置妙憂:
ええ、ええ、ええ
相談者:
なかなか、こっちが、なんかいろんなことを訊いても、
玉置妙憂:
うん
相談者:
うーん、なかなか答えてくれないので・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
こ、これが本当の原因かちょっと分かんないんですけど、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ちょっと1ヶ月前ぐらいに、
玉置妙憂:
うん
相談者:
なんか自分が、あの、今、ま、も、受験生で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、なんか「予備校に行きたい」なんて言、言い出したんですね?
玉置妙憂:
うん、ふん、ふん
相談者:
でえ、わたしは、その・・まだ、こう、行きたい学校とかも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
この、親に相談してるわけでもなくう、
玉置妙憂:
うん
相談者:
訊いても言わないからあ、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
そこでいきなり「予備校に行きたい」って言われても、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
まあ・・勉強もま、そこそこ頑張ってたんで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
推薦とかでも、あの、行けるう、ぐらい、には、なってんじゃないかなあ?と思って、
玉置妙憂:
うん、ん
相談者:
推薦でいいんじゃないかな?っていうふうには思ってたんですね、主人と。
玉置妙憂:
うん、はい
相談者:
だけど、ま、そこでわたしが、まあ、ダメ、ま、ダメっていうよりも・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
どこに行きたいのか訊いてないのに、「はい、じゃ、どうぞ」なんて言えなくってえ、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「うん、じゃ、どこ行きたいの」つっても、そういうのも言わないし、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
うーん・・で、やっぱりそういうので、思いが叶わなかったから、やる気を失っちゃったのか?
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
ま・・ん、ちょっと分からなくてえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
うん・・
玉置妙憂:
生活のね?リズムも心配だし、
相談者:
はい
玉置妙憂:
えーと、行き先も、進路も、お話できてないし、
相談者:
はい
玉置妙憂:
「まず、そっから始めようよ」っていう、会話にはなんなかったんだ?
相談者:
・・んー、なんかそういうふうに言ったとしても、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あ、あ、あ、あ、あ、うん、もう、振り向いてくれないというか・・
玉置妙憂:
振り向いてくれないだろうというお母さんの思いだよね?
「どうせ言ってもダメだろうから」っていって、そこは飲み込んじゃったってことですかね?
相談者:
・・ま・・そ、そうですねえ・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
うーん・・うん
玉置妙憂:
すとお兄ちゃんは、か、家に帰って来て一体誰と話をするのかな?っていうね・・
相談者:
話、だから、し、し、えーん・・そういう、だから、そういうコミュニケーションというのがないですよね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
うーん
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱり、いかに・・コミュニケーションを、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
を、やっぱり取ってくかっていうことですかね?
玉置妙憂:
うーん
振り返ったお話を聞く限りでは、今までお兄ちゃんと腹を割ってというか・・ね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
え、じっくりと話した・・あー、ことは・・あんまり・・ない?
相談者:
そ、そうですね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
うーん、なんか、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
んでも、中学ぐらいから、よく言うのは、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「なかなか僕は愛情もらってない」っていうのは、
玉置妙憂:
うん
相談者:
うーん、なんか、あのポロって言うんですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
う・・、やっぱり、あの・・やっぱり年が近い子が、いるっていうことで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
うん、やっぱり・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
なかなか手え、2つしかないですからね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
そのお・・ほんとに1人1人に、こう、あの、全部手厚くできたか?つったら、もう、わたしも、もう、&#△%の残された、も、ただもう、あ、ご飯食べさして、寝かして・・
玉置妙憂:
ふうん
相談者:
もう、ほんとにその毎日の繰り返し?
玉置妙憂:
ほうほ、うん、でもそれに対してお兄ちゃんが、えっと、お、「僕は愛されてないんだ」っていうことは、も、言ってるんですね?
相談者:
あ、ん
玉置妙憂:
うん
相談者:
なんかやっぱり、「もうちょっと欲しかったから」、なんか「一人っ子が良かった」とか、たまに言ったりね、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
なんか、やっぱりほら、自分が一番上だから、どうしても、こう、下に手掛か・・って、えー、やっぱ寂しかったのが残ってるんだとは思うんですけどね・・
玉置妙憂:
うーん、だからすごいそれはお兄さん、お兄ちゃんからの、すごいサインというか、
相談者:
はい
玉置妙憂:
訴えだと思うんだけど、そのことについても、えっと「どうしてそう思うの?」とか、
相談者:
うーん
玉置妙憂:
そういう話は、してない?
相談者:
あ、そうですね・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
うん、うん
玉置妙憂:
それは聞いて・・
相談者:
うーん
玉置妙憂:
す、その場なんとなくスルーっていう感じ、ですか?
相談者:
うーん、そうですねええ、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
うーん、んー、ま、うーん、やっぱり・・うん、そうですね、そのお・・やっぱりい・・うーん、うーん、やっぱ、ん、うん、やっぱりなんかこう、あー、いくら、ねえ?あの、お祖父ちゃんお祖母ちゃんがいて、いろいろ看てもらったとはいえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
またそれは別な愛情お、なんですよね?、きっと。
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
だから・・
玉置妙憂:
そうそう、そうなんですよ。
いや、だからお兄ちゃんすごく一生懸命石を投げて来てるような(苦笑)気がするんですけどお、
相談者:
はい
玉置妙憂:
でも、その都度、その都度、それは受け止められてないのかな?って、ちょっとなんか、感じちゃったんですけどね?
相談者:
あーあ、はい
玉置妙憂:
うん、でもま、それも含めて、
相談者:
はい
玉置妙憂:
じゃあ、あー、今ね?、立て直しできるかもしれない、チャンスではあるわけですから、
相談者:
はい
玉置妙憂:
あー、先生に少しコミュニケーションをどうやったら取れるか?っていうこと、少し訊いてみましょうか?
相談者:
あ、はい
玉置妙憂:
今日お答えいただきますのは、心についてのエッセイストとしてお馴染み、マドモアゼル、愛先生です。
では先生、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
流石 愛先生、やっぱりそこを突いたか‼️という感じでしたね。このお母さん、舅姑と同居で余裕がなかったんじゃないかな。ハキハキ物を言えない人のようだし。
「予備校に行きたい」とせっかく息子さんが対話のきっかけを与えてくれたのに残念。そこから息子さんの意見も聞いて今後のことを話し合えばよかったのに。人とのコミュニケーションのとり方が上手くなさそう。相談中の話しぶりからもそれが伺える。
息子さん、ずっと、寂しかったでしょうね。
余裕がないと、自分の子どもの悲痛な訴えも、自分の心を煩わせるだけの言葉に聞こえてしまうんですね。
お母さんもいっぱいいっぱいだったんでしょうけど、息子さんからしたら、自分の気持ちを受け止めてもらえないばかりか、母親に負担をかけているようにも思って、何も言えなくなってしまったのかなって。
「あまり自分のことを話さない」っていうのも、お母さんへの優しさから来ているかもしれないと思いました。
相談者さん私の母みたい。
質問を投げかけても答えになってないことをグダグダ言うから対話はとうに諦めた。
進路についても何になりたいの?とか言いながらとにかく金のかかる面倒なことをしてくれるなと言うのが全面に出てるのだ。うちの両親にとっては金がかからない子供が良い子なのだ。
やっぱりやっぱりという口癖は
そういうことに決まってるから私は微塵も変えるところはないし努力もしない!という心理の現れだと思う。
愛先生と同じタイミングで何言ってんのか分からない、と私も言ったので笑った。
息子さんに関しては無理やり優しい母にならなくてもいいから、邪魔だけはしないであげてほしい。
「手は2つしか無いから」との説明が象徴的でした。自分には限界があってそれ以上のものを求められても対応できない、というのは正論ですが、本心じゃない(と思いたい)にせよ愛情に関してそういう立ち位置でモノを言われたら子供は心を閉ざすしかないでしょうね。
愛先生が問題の根を指摘されるまで全てをはぐらかすように語っていた相談者さんは本音を晒すことが苦手で、我が子を含め他人の本音に触れるのを怖がる人なのでしょう。
大人になろうとしている我が子の意志を知るのが怖い。それが自分の思いと違っている現実に向き合うのが恐ろしい。
いくら言い訳をして見せても、実は相談者さんこそ息子さんとの触れ合いを避けているんだと思います。そのあたりが序盤の妙憂先生とのやり取りで垣間見えていましたように感じました。
中高生のこどもの要求は、内心「えっ、お金が足りるかな」と思っても、一旦「わかった。考えてみる」とか「家計を調べてみる」と言うようにしています。そして、いろいろ調べた後に、家計簿と長期的なライフプラン、そしてこどもの要求にかかる費用を紙で見せながら、話しあうようにしてます。その場合、「あなたの要求も叶えてあげたい」と伝えることも大事です。
そこまですると、結果的に無理でも納得してくれるし、折衷案を出してくれる場合もあります。
うちもこどもが多いので、親からは「なるべく大学生の時に一人暮らしさせてあげたいし、奨学金は借りないでいきたいので、その分、今は出費を抑えたい。」とか「国公立ならどこに行ってもいいから。」とか条件つきで、あとは本人に決めてもらいましたが、大学在学中も卒業後も感謝してくれて、ほっとしました。
中高生は、親が思っている以上に、家のことを考えてくれてます。
私も「やっぱり・・」が多いな?と思って聞いてました。
話も、頭でいろいろいっぱいになるのか?要点がつかめず・・
ズバッと言わないのもその人の優しさでもあるのでしょうが。
もちさんも、お母さんと話があわなくてご苦労されたんですね。
最後の、「無理やり優しい母にならなくてもいいから・・」
ほんとですねえ。賛成です。
「義両親との同居・子ども3人」という相談者のキャパシティを超えるハードな親業&嫁業のしわよせが長男に行ってしまってるんですよね。
いい母親でいたいけど、母親自身が限界なので言い訳や正論で長男をはねつけてしまって受け止めることができない。
相談者の努力不足を指摘しても「これ以上頑張れない!」という悲鳴が上がるだけで何の解決にもならないので、共感と構造上の問題を指摘するマド愛先生はさすがだなと感じました。
義両親と別居なされば全てうまく行くと思います
旦那さんの年齢が63才とのことなので、旦那さんの親はもしかしたら昭和一桁かも…
その年齢の人たちの「長男信仰」は、それはそれはけっこうなもので、
(全員が全員そうではないけど)
もしかしたら相談者さんは、長男を姑に取られちゃったような子育て期間だったのかな…、とも思った。(妄想)
そこにきて、下に娘が生まれ、また生まれ、娘に手をかけることで姑に取られた(ような)長男の存在を、極力意識しないようにしてきた、なんてのもあっての今なのかな?(妄想)
だからといって、長男と向き合わないのは全くの別問題なんだけど。
子供にとって、「お母さん」はたった一人だから、いろいろあったとしても親は親の態度で向き合わないと、だもんね。
しんどくても辛くても、踏ん張って頑張ってほしいなー、と思った。
妄想ですんません。
みんな妄想レベルでコメントしてるんだからいちいち謝る必要もないと思いますよ?
あんまり予防線的に前置きされると却って白々しいのでそれはお止めになって素直にお書きになりませんか?
もう少し優しく生きましょうよ。
予防線とかではないでしょうし。
狭い通路ですれ違ったときに「すみません」って言う程度のあれだと思いますよ。
>みんな妄想レベルでコメントしてるんだからいちいち謝る必要もないと思いますよ?
あんまり予防線的に前置きされると却って白々しいのでそれはお止めになって素直にお書きになりませんか?
愛先生から舅姑の指摘を受けた時、静かに静かに泣いていた相談者。なかなか大変な同居生活だったと思われる。
気を使い過ぎるのかな。
息子さんもこうやってすぐ反応する母親に対して拗ねて見せてるだけかも知れない。
目的も言わず予備校行きたいって言うだけでは親だって困る。
真に欲するものをストレートに言えない似たもの親子なのかも。