一人っ子の夫の妻。正しい努力の方向は嫌いな感情の更に上行く姑を心に入れない
テレフォン人生相談 2022年9月13日 火曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女61歳 夫 長男32歳 長女30歳 次女26歳 義母86歳 義父は8年前に他界
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
もし・・こんにちは
今井通子:
こんにちは
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
はい。あの、あたしは現在61歳です。
今井通子:
はい
相談者:
3人の子どもがいます。
今井通子:
お子さんが3人?はい
相談者:
はい
今井通子:
年齢と、それから性別おっしゃっていただける?
相談者:
男の、子が、32歳、女の子が30歳、下の子が2、6歳
今井通子:
えー、男女は?
相談者:
あ、女の子です。
今井通子:
女のお子さん
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、すいません、わたしのお、ことなんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
29歳のとき・・
今井通子:
はい
相談者:
一人っ子の主人と結婚をして、
今井通子:
はい
相談者:
主人の両親と同居しました。
今井通子:
はい
相談者:
義理の父は耳が不自由でしたが、遊び好きっていうか、そういう人で。
今井通子:
それ義理のお父さんが?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、あの、義理の母が、家の中心人物で、自営業を営み。
今井通子:
はい
相談者:
近所でも、あの、評判の、結構、お酒飲みでした。
今井通子:
あー、はい
相談者:
結婚してすぐに、義母からの、わたしへの言葉の、いじめが始まり、
今井通子:
はい
相談者:
我慢した結果・・
今井通子:
はい
相談者:
10年ちょっとして、40を過ぎて、うつ症状が、わたしに現れて。
今井通子:
はい
相談者:
限界になって、しばらく家を離れる決心をしたのですが、
今井通子:
はい
相談者:
結局あの・・両親が家を出ました。
今井通子:
はい
相談者:
で、あの・・18年別居して、主人が、昨年末、一人暮らしになっている86歳の母を、引き取ると言い出し、
今井通子:
はい
相談者:
わたしの反対意見に耳を貸さず、勝手に、引っ越しを済ませました。
今井通子:
・・はい
相談者:
同居して9ヶ月になりますが、わたしは、母と一言も口を利きません。
今井通子:
はい
相談者:
主人とも、何回も口論になり、「なんとかなるだろうと思って、話を進めた、自分の考えが、甘かった」と、言ってくれました。
今井通子:
はい
相談者:
でも、もう、引っ越して、来た以上はもう、ちょっと、どうにもならなくて。
わたしは・・義母から、くる、苦しめられたことが、忘れられず、
今井通子:
はい
相談者:
向き合う気持ちはまったくありません。
今井通子:
はい
相談者:
母の顔を見ると、気分が悪くなり、心が荒れてしまいます。
今井通子:
はい
相談者:
そのせいで、なんに対しても、優しい、心になれません。
今井通子:
はい
相談者:
1つ屋根にいるのが、本当に、苦痛です。
お墓にも、一緒に入りたくないっていう、そんな気持ちです。
今井通子:
はい
相談者:
そういうことです。
今井通子:
それで?、今日のご相談はどういうことですか?
相談者:
わたしは・・このまま、あのお、離れるほうがいいのか?
今井通子:
はい
相談者:
あのお、わたしの考えを、変えるべきなのか?、どうしていいか分からないっていうことです。
今井通子:
・・はい
ま、嫁姑問題ですよね?
相談者:
はい
今井通子:
でえ、お姑さんにいじめられましたと。
相談者:
はい
今井通子:
それでえ、18年間別居したっていうときには、
相談者:
はい
今井通子:
ご主人も、お子さんも、みんな、あなた達、家族だけで、過ごしたってこと?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
この頃は、義理のお父さまも、ご存命だったんですか?
相談者:
亡くなりました。
今井通子:
いつ?
相談者:
8年ぐらい前です。
今井通子:
8年前?
相談者:
はい
今井通子:
お子さん達は今どうなさってんの?、みんな独立されちゃった?
相談者:
1人だけ
今井通子:
ええ
相談者:
あの、一緒に住んでいます。
あと2人は、家(うち)を出て働いています。
今井通子:
あ、独立されてんのね?
相談者:
はい
長女が、家(うち)にいます。
家(うち)から働きに、出ています。
今井通子:
あ、なるほどね?
相談者:
はい
今井通子:
今は、その元々の家にあなた達が、住んでらっしゃるの?
相談者:
あの、元の家です。
今井通子:
あ、元の家に、
相談者:
はい
今井通子:
お母さまが戻って来たってこと?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
で、部屋数は十分あるわけね?
相談者:
あ、十分あるというか、
今井通子:
うん
相談者:
娘え、が、隣りい、で、アパート経営してるんです。
今井通子:
うん
相談者:
で、娘え、が、部屋が足りないんで、娘が、隣りにあるアパートのほうに、行って、
今井通子:
うん、うん
相談者:
母は帰って来ました。
今井通子:
ていうことは・・あなた達は同居してるのは、あなたとご主人とお母さまとっていうことで、
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんは、アパート住まいってこと?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
で、あなたがお母さんとの関わり?
相談者:
はい
今井通子:
を持たなきゃならないことは、どんなこと?
相談者:
・・あのお・・わたしは、結婚して来たときから・・
今井通子:
はい
相談者:
すべての用事は、主人に頼んでいます。
今井通子:
はい
相談者:
はい、病院に行くとか、お墓に行きたいとか。
今井通子:
はい
相談者:
食糧買いに行きたいとか、そういうときは、すべてあの・・主人、と行、行っていました。
今井通子:
はい
相談者:
わたしはほとんど、関わりは・・ありません。
今井通子:
なるほど・・現在、あなた達は仕事をしてらっしゃる。
相談者:
はい
今井通子:
お母さまは・・日常の生活は、1人でされてる?
相談者:
はい
今井通子:
はい
部屋とかは(含み笑い)別なの?
相談者:
はい、部屋は別です。
今井通子:
キッチンは?
相談者:
キッチンもあの・・食事の部屋に、あのお、持って行ってあげてます。
今井通子:
・・あ、じゃあ、何もしてあげないんじゃなくて(苦笑)・・食事は作ってあげてんの?
相談者:
作った物を部屋に持って行って食べてあります。
今井通子:
なるほど。
相談者:
それも、主人が持って行きます。わたしは、引っ越して来たときに、「関わらなくていい」って言われてるので、
今井通子:
ええ
相談者:
主人が持って行ったり・・あの、お膳を下げて来たりしています。
今井通子:
じゃあ、あなたは実際には生活の上で・・例えば、お母さまと関わることは、結婚以来、ほとんどなかったわけよね?、直接的に。
相談者:
あ・・最初は、母も一緒に仕事し、結婚したときに・・あの、母も、3人で仕事し・・
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
しました。
今井通子:
じゃ、仕事上の付き合いはあったわけね?
相談者:
はい
今井通子:
うん
相談者:
であの60歳ぐらいで、あの、病気しまして、それからもう引退しています。母は。
今井通子:
ふん、ふん、あ、なるほど。
相談者:
はい・・はい
今井通子:
それで現在の、ことなんですけど。
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身がね?・・直接お母さまに、関わるっていうのは、会話もしなくて済むし、顔も合わさ、せなくて済むし。
相談者:
そうですね?1日何回か顔を見る程度です。
今井通子:
ですよね?
相談者:
はい
今井通子:
うん
だけど昔のことを考えるとお、
相談者:
はい
今井通子:
そのチラっと見るだけでもイライラしちゃうわけ?
相談者:
はい。イライラっていうか、なんかこう、「どうしてあんなにいじめられた人と、一緒にいなきゃいけないんだ?」ていう、あの、もう昔の苦しい思いが、忘れられないっていう感じです。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、ほぼ他人的な、形で行って来てるわけだから。
相談者:
はい
今井通子:
・・えー、チョイスとしてできることといっ、したら、あなた自身が出て行くか?
相談者:
はい
今井通子:
それとも、お母さまが、を、どうにか理解するか?
相談者:
はい
今井通子:
はい
ほかに何かありますか?
相談者:
・・
今井通子:
えー、お母さまに・・また出て行ってもらうか?
相談者:
あん・・
今井通子:
それ
相談者:
あの、自分も・・「出て行こうか?」と一瞬考えた、一瞬ていうか、考えてもみたんですが、
今井通子:
はい
相談者:
もうわたしも61歳ですのえ、
今井通子:
ええ
相談者:
なかなか、あの、1人で行くのは、
今井通子:
うん
相談者:
大変かなと・・
今井通子:
うん
相談者:
思ってえ、今、そこまでは考えていません。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、自分が出て行くは考えてない。
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、お母さまを理解しようと思ってるか?
相談者:
・・
今井通子:
それとも、お母さまに出て行ってもらうか?
相談者:
もし、「母に出て行ってもらいたい」っていうの、その・・「わたしは人としての心がないのか?」・・ていうふうに、あの、自分でもよく思います。
今井通子:
はい
相談者:
そういう「判断ん・・は・・間違って、いるのか?」っていうのがわたしにとっての、
今井通子:
うん
相談者:
あの、疑問です。
今井通子:
あー、なるほどね?
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、ま、チョイス2つ考えられますう。
相談者:
はい
今井通子:
うん。お母さまをどう理解するか?
相談者:
はい
今井通子:
それとも、お母さまに出て行ってもらうか?
相談者:
はい
今井通子:
それ、の、判断?
相談者:
はい
今井通子:
みたいなところ、で、今日は先生に・・
相談者:
はい
今井通子:
え、「どうしたらいいでしょう?」っていう、訊き方して、いいかな?
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
はい
今日はですねえ、三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
義母に関わることは全て旦那がやってくれるなら
隣の娘のアパートの一室か近くに部屋を借りて一人だけの城を築き上げてみたらどうだろうか。
嫌いな人と外ですれ違った時に「相手が誰だか分かったらあなたの負けですよ」。この言葉は収穫でした。
姑の存在を抹消するくらいに自分の生活を楽しまなきゃですね。相談者さん、忙しくなりそうですね!
お姑さん、86歳ですかあ。人生100年時代なので、あと14年は生きると思いますが、施設のお世話になるのがいつになるか気になりました。
相談者バラ色の人生へのマイルストーン。
一、義母と一緒にいたくないから別居するけど、近くにはいるよと旦那に伝える。
二、旦那名義の書類にアクセスできるうちに、義母を老人ホームに入れるための資金繰りをこっそり計算してみて、足りないようならバイトする
三、数年後、義母が弱ったら、老人ホームに葬る、もとい、入れてあげる
四、そのときに入居金の一部を出してあげて、旦那から感謝してもらう
五、旦那は奥さんに一生頭上がらない