顔合せを済ませた両家とも納得してない同性婚。カミングアウトはいらない
テレフォン人生相談 2023年8月28日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女62歳 夫65歳 長女38歳(結婚して県外在住) 長男36歳(同居) 次女28歳(女性と同棲中)
今日の一言: 自分自身でありえないならば、悪魔になった方がマシだ。デビットシーベリー
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、ありがとうございますう。
加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい。私は、62歳です。
加藤諦三:
62歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい、しております。
加藤諦三:
はい、ご主人、何歳ですか?
相談者:
65歳です。
加藤諦三:
65歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
子供は、長女が、38歳。
加藤諦三:
はい
相談者:
長男、36。
加藤諦三:
はい
相談者:
次女が、28。3名です。
加藤諦三:
で、これ、みんな・・外にもう・・
相談者:
長男が、一緒に、住んでおります。
加藤諦三:
あ・・この、36歳って言いましたっけ?
相談者:
はい、長女は、結婚して、県外におります。
加藤諦三:
あい
相談者:
で、今日、相談させていただきたいのが、
加藤諦三:
はい
相談者:
次女が、独身なんですけども。
加藤諦三:
う・・はい。
相談者:
この、次女、が、
加藤諦三:
はい
相談者:
10ヶ月ぐらい前に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま・・相手の方は、30ううう、5ぐらい、なられると思うんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
女性なんですけどもお。
加藤諦三:
はい
相談者:
一緒に、住んで。先では、「結婚したい」っていう話をしてきました。
加藤諦三:
あ・・この30、5歳という、相手の方が、女性の方なんで・・
相談者:
女性なんですよ。で、女性同士の結婚って今・・
加藤諦三:
あああ、い、
相談者:
ちょっと、あり得ないことでは、あ、ありますので。
加藤諦三:
うん
相談者:
先で、今、一緒に住み・・始めて、10ヶ月か、そこら、なってるんですけどもお。
加藤諦三:
じゃあ、今ああ、大変、話題になってる問題ですね?
相談者:
そうなんですううう♪
テレビで、よそ事のように、私達も、いつも観てましたあ。
加藤諦三:
ふううん・・
相談者:
まさか・・私達にそういう・・ところが、出てくるなんて。ちょっと、あれだったんですけどもお・・
加藤諦三:
あなた達からすると・・同姓の結婚っていうのは、望ましくないという、考え方なんですね?
相談者:
はい。娘には言ったんですけど。「できることなら、お互いが、それぞれ男性と結婚してえ、家族同士の、お付き合いをするという選択肢はないの?」って、伝えましたけどもお。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
聞く、耳は、無いみたいでした。
加藤諦三:
あああ・・
相談者:
で・・ご挨拶に、来られたんですけども。その女性の・・方。丁度、そん時には、主人は入院をしてい、て。私一人が対応してました。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・主人が帰ってきて、その旨・・とかを、話を、しましたし。また、3ヶ月前には、また、その女性の方が、うち(家)に来られて、まだ・・父の方に、挨拶してなかったので、「この度、こういうふうに、娘さんと一緒に、先では、結婚がしたいんです」っていう、挨拶をされました。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、法律的には、今そういう・・結婚っていうことは、まず、不可能ではあるんですが、先で、法律が変わったときには、籍を入れて、どうのこうのっていうのは、話をしてるみたいでえ。
それにあたりまし、てえ。せんだって、相手の、ご両親に会いに、そこの県まで・・主人と、行ってきました。
加藤諦三:
はい
相談者:
6人で、食事をして。子供たちが、ちょっと外・・出た、ときに、向こうのご主人さんも、「納得は行ってないんだ」っていう話をされました。うちも、もちろん納得は行ってないんですが、もう、両方が、成人しているので。長男、長女と・・話す中では、「20歳を過ぎてるので、もう、親がどうこう言って、口出しをするようなことでは無いと思うよ」っていうことは、子供たちには、言われてはおるんですけども。
加藤諦三:
うん
相談者:
もし、まだ、そこを食い止めるような・・ことが、できるような、アドバイスがあったりとか。もうそれは、難しいんだったら、私達が、子供たちに対しての、心構えですとか、心の・・持ち方ですかね?、そういうのが、アドバイスいただけたらなと思いました。
加藤諦三:
ん、あああ・・わかりました。それこそ今・・大問題になって、
相談者:
(苦笑)そうな・・
加藤諦三:
議論してる問題ですからあ。
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
ご主人もあなたも、本音のところでは、結婚っていうのは、男性と女性がするもんだというふうに、
相談者:
(苦笑)そうですね。
加藤諦三:
思ってるわけですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
一応、そういうふうに思ってるので、私達も、本当この話は・・うちの子供と、私達夫婦しか・・認識させてなくって。
すぐ近くに、親とかあ、私達の兄弟いるんですが、一切・・話が、できないって◆#$%□なんですけどお。◆#$%□&▽ねえ・・
加藤諦三:
あなたから見るとお、
相談者:
はい
加藤諦三:
この、30うう、5歳の、女っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたのお嬢さんと2人でいるときっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
非常に自然に、二人のカップルになってるわけ?
相談者:
まあ、仲良しい、ではありますよね。お互いになんか・・よく、褒めておられるし。なんかちょっとすると、「ありがとうねえ」とかって、お互い、そういう掛け、合いを、してるので。そこは、「すごいな、偉いな」って、は、先だって行った時に、ちょっと・・見てました。
加藤諦三:
んん・・これについては、僕自身の考え方をちょっと、述べなきゃいけないような・・
相談者:
はい
加藤諦三:
風に、思いますけれども。
相談者:
あ、はいはい。
加藤諦三:
今あ・・「ごく自然なんですか?」と聞いた・・のはですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
僕は、賛成でも反対でもないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
というのは、この同性・・婚というか、同棲愛っていうものが、
相談者:
はい
加藤諦三:
また、研究、され・・尽くしていないように思うんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
例えば、アドラーなんて、心理学者論、は、同性愛の場合には、
相談者:
はい
加藤諦三:
「異性に対するう、憎しみが、ある」。というような、
相談者:
んん・・
加藤諦三:
事を言ってたり。
相談者:
はい
加藤諦三:
精神学者の中には、「性の混乱」っていう・・表現を使ってる人もいるので。
相談者:
はい
加藤諦三:
その意見が、正しいのか正しくないのか、わからないですし。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど・・僕の知ってる限りで言うと、女性同士の、恋愛関係になってる人は、
相談者:
んん・・
加藤諦三:
ごく自然に・・なっていて。そういう人の場合には、当然、素直に認めてもいいんだろうな?、というふうに思ってるんですね。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
ですから・・やっぱりこの場合には、あなた自身の感覚として、認めることが、できるのか。
要するに、理性じゃなくて、感情として素直に・・受け入れられるのかどうかっていうことが、すごく、大切だと思うんですよ。
相談者:
うううんん・・
加藤諦三:
あなたの感覚として、自然な感情として、この二人の関係は、受け入れられるんですか?
相談者:
っそうですね・・受け、入れられる・・って、最近は、思うように。はい。
加藤諦三:
んん。(吸って)それだったらあ、そういうことを、親類、縁者に、みんな・・こういうものが、あるべき姿なんだっていうことを・・声高に主張するんじゃなくてえ。
相談者:
はい
加藤諦三:
自然な形で・・成り行きに、任せていくっていう・・
相談者:
ううん、あああ・・ね・・
加藤諦三:
こと、が、いいかと思うんですけど。今日のあなたのご相談っていうのは、こういう・・結婚・・に対して、自分は、どういう態度をとったらいいのか?っていうことですか?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
わかりました。今日はあのううう、スタジオに、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしているので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
他人事なら綺麗事も言えるけど、娘じゃな…。
最近有名な女優さんがパートナーがいることを明らかにされたけど、いちいち公にしなくて良いと思う。
好き同士一緒にいられたら良いじゃないか。まわりを貴方たちの世界に巻き込むなと言いたい。
好きにすれば良いと思う。ただ周りを巻き込むなよ。
ご相談者さん家族の方はもちろんですが、相手になる方のご家族の方も、正直なところ、世間体が怖いという部分が大きいかなあと僕は思います。
有名女優の女性パートナーの話もそうですが、音楽グループAAAの男性メンバーの同性愛者発言など、LGBTQが問われる時代になりました。
周りを巻き込まないことは当然大事ですが、家族が巻き込まなくても、職場が巻き込んで懲戒処分にする可能性もあるだけに、心配は尽きません。
有名人であればフライデー砲や文春砲などの週刊誌砲が気になるだけに、誰であれ、いくら隠そうとしても、結局やっぱりバレてしまうのかなあ?
男尊女卑主義のあなたがエルジービーテーを語るのも白々しい。そんなん良いから冬に向けた対策をしなさい。
好きにしろただし周りに隠せって態度を差別って言うんですよ
その通り。好きにしろ周りに隠せって矛盾してね?偽善者だなあ
一緒になるにあたって、ちゃんと家に挨拶に来て立派だと思う。
同性愛をことさら発表する必要はないと思うけれど
それを隠して、子孫繁栄や墓問題のためとりあえず異性と結婚するのは自分に嘘をつき続ける人生になり大変つらいものになると思う。
大原先生と加藤先生のアドバイスで新しい視点を知ることが出来て良かったと思いました。
男女で結婚しても必ずしも幸せに続けられるわけじやまないし、人としてお互い尊敬し合えるなら、それも大切な出会いだと思う。
女としての幸せもあるだろうけど、人として幸せになって欲しい。
隠す必要はないけど、ことさら公言する必要もない、には賛成。
ただ、有名人はすっぱ抜かれることを思えば、公表もありなのかな、と。
それで多少なりとも理解を得られたら尚良しだろうし。
今日的な大問題ではあるけど、実際は美輪明宏さんが若い頃からの話
比較的オールドタイプな黄金コンビの両先生がどう対応されるかと思ったけど、やはりお二方ともすごいわ、恐れ入った
特に、従来の学説が再検証を迫られていて確たることが言えないと断った上できっちりと私見を述べられた加藤先生85歳、やはり一流の研究者でおられる
次女もお相手も、反発覚悟で両家に筋を通しに行く、極めて誠実な態度だと思う
これから多数派とは異なる道を進むことだって承知の上だろう
そこまで覚悟の据わった大人の行動を取れるのなら、もう外野は嘴を挟む余地はあるまい
仮にいい結末にならなくても、自分の意志を貫いた結果なら、自分自身で受け止められる
決意を持って荒野に踏み出す者を笑うほど無粋なことはない、幸あれ
同性婚はやっぱり子供が産めない。初孫が見られないと思ってしまいます。
長女が結婚しているそうだから、孫はすでにそちらにいる可能性。
一人っ子が同性婚したい…と言ったら初孫がー子孫がーになるのもわかるが
この相談者の悩みの種のお嬢さんは三人きょうだいの末っ子なわけで。
孫の顔を見せてあげられなくてごめんねって本人達が一番解ってるし辛く感じてる部分だと思うよ。親側は思ってても口にしちゃいけない。口に出したら毒親認定。
歳取ると「人間ブリーダー」を気取る謎。異性婚したら自動的に子供が産まれて順調に育つと思ってしまう傾向があるのは「ブライダル補助金」なんて迷案が出るのだろう。そうじゃないのはテレ人聴いてたら解るやろうて。
否、精子の提供を受けて
子供を授かった同姓婚カップルがいた
けど、、、
NHK名古屋ラジオ放送で取り上げてた
娘は孫を産む機械ではない
やっぱりとか余計なお世話
子供は親のために居るんじゃないんですしね
異性愛者だろうとも孫とかは諦めてください
その時代の価値観に、その時代に生きている者が振り回される。LGBT関連も、ドラマの描かれ方1つとっても、この30年でも、隠微な雰囲気から、随分と明るくポップに変わったなと思う。
「同棲」「デキ婚」にも否定的な世の中で、私も周囲もその価値観でガチガチでしたが、収入減の世の中や、不妊で苦しむ人の気持ちを目の当たりにしていく中で、むしろ合理的な、賢い選択と思うように変わった。
同時に、世間の価値観って、なんていい加減な、流動的なものなんだろうと、愕然とする思いもあり。
相談者さんが生きている間は、見られないかもだけど、同性のカップルが、施設にいた子どもや、人工授精で授かった子どもを育てる姿が当たり前になっているかも。むしろ、親のいない子ども達の受け皿となることを、賞賛されている世の中になっているかもしれない。
当時の世間体や価値観にとらわれて、娘さんを傷つけてしまったことを、30年後の自分が心底後悔するかもしれない。
そんな境地に立てたら、今優先するべきものが、見えてくるのかもしれませんね。
なかなか保守的な相談者だけど、実家住まい独身36の長男に思うこと無いのかな。
穿った見方したら「次女には婿を取らせて介護と墓守をお願いしたい。孫を生んで欲しい。長男に負担させたくない」ってこと?「子供が…墓が」と子供の墓を心配する素振りみせて、実は自分の心配なら合点がいく。
初老の人に性に纏わる価値観を変えろって無理なのも分かるけど、この相談者にはそれだけでない闇を感じる。
好きでもない男(女)と世間体や子どもが欲しいために毒親候補同士が結婚して不幸な子どもが減るのはいいのかも…。
認めたくない人がいるのも仕方の無いことと、騒がない大人同士が二人の関係を貫いて行くなら別にカムアウトする必要はなさそうだけど。
研究され尽くしてないから賛成も反対も言えない、って…。
答えの出ない問題だからこそ悩んで相談しているんだろうに、そんな逃げ方されたら「あんたの意見は無いのかよ」って呆れますわ。
意見は述べてるじゃん
「否定も肯定もしない」っていうのも一つの意見だし、最後は娘カップルの選択を後押しするようはっきり述べてると思いますが…
”〜当然、素直に認めてもいいんだろうな?、というふうに思ってるんですね。”
ちゃんと考え述べてるんですが。。。
文盲ですか?
それは加藤先生が聞いた他人の話であって、加藤先生自身の考えを述べているのではありませんね。
文盲ですか???
やっぱ文盲じゃん
パーソナリティとしての立場上公平を期すためあえて賛成や反対を述べないのはむしろ正解だし他の人も言ってるように意見はちゃんと述べてる
揚げ足取るならもう少し相談をよく聴いたほうがいい。
結婚しなきゃ子ども生まなきゃの見えない圧力は酷いから。自分がしたいのかしたくないのかわからなくなるほどに。
回答者お二人が、世間体より当人の幸せを考えるように相談者を励ましたことが良かったと思います。自分が自分である以外に人間の義務はありませんよ(加藤回答者)は、自分の励みになります。