妻の自死の悲しみ方。書き置き見ても出てくるセリフは後悔でも懺悔でもなく‥
テレフォン人生相談 2023年11月8日 水曜日
悲しむ男たちにグサッ!・・マド愛2選。
急逝。夜ごと苛む孤独。妻が大変だった晩年も男が放さなかった当たり前の日常
パーソナリティ; 玉置妙憂
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男64歳 自死した妻61歳
玉置妙憂:
もしもしい?
相談者:
あ、もしもし。
玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、お世話になります。
玉置妙憂:
よろしくお願いしまあす。
相談者:
こちらこそ。
玉置妙憂:
はい。
ええ、それでは早速ですけれども、おお、今日のご相談の内容を、まずは・・
相談者:
ええっと、実は、(吸って)
玉置妙憂:
うん
相談者:
妻が、ですね。
玉置妙憂:
はい
相談者:
自死しまして。
玉置妙憂:
ほう
相談者:
ちょっと・・ まあ、今、かなり、寂しい状態で。子供もいないもんですから。
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
これからああ、まあ、どうやって、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
行っていいかっていうのをちょっと・・わからないもんですから。
玉置妙憂:
そうでしたかあ。うん・・
相談者:
◆#$%
玉置妙憂:
えっと、今あ、おいくつでいらっしゃいますか?
相談者:
ええ、64になります。
玉置妙憂:
64歳。そうですか。お仕事は、なさってるんですか?
相談者:
ええ、一応、
玉置妙憂:
うん
相談者:
まあ、嘱託で。
玉置妙憂:
うん。
相談者:
仕事は、してます。
玉置妙憂:
そうですか。(吸って)えーとお、奥様が、行、か、れ、た、のは・・どれぐらい前のお話で?
相談者:
ええと、大体、ちょっと、一か月ちょっと前ぐらいですかね。
玉置妙憂:
ああ、まだねえ・・1ヶ月。
相談者:
はい
玉置妙憂:
そうでしたかあ・・
おいくつだったんですか?
相談者:
え、61でした。
玉置妙憂:
ふうううんん・・
まだなんか、ね、あまりに・・近い、ことだから。いろいろとお聞きするのがちょっと、私も苦しいけれども。お話しなさっても大丈夫ですか?
相談者:
うん、なんとか大丈夫かとは◆#$%□&▽。
玉置妙憂:
うんんん・・
まあね、これから・・まあそりゃあね、先ほど「寂しい」とおっしゃったけどお・・
相談者:
・・はい
玉置妙憂:
まあ、当たり前だよね。
当たり前だと思いますよ。どれぐらい、一緒に、いらっしゃったんですか?
相談者:
ええと、28年ですかね。
玉置妙憂:
うんんん・・
相談者:
(鼻を吸って)
玉置妙憂:
そりゃ寂しいよね。寂しいという言葉では、多分・・
相談者:
◆#$%□&▽*+ まあ、自死してしまったのが、すごい、残念でね。
玉置妙憂:
んんん・・
相談者:
まああの・・乳癌を発生しまして。
玉置妙憂:
うんんん・・
相談者:
まあ、それに、治療あたってたんですが。
玉置妙憂:
うううううん。
相談者:
ああの・・ なんか、もう、体の不調を訴えまして。
玉置妙憂:
うんん。
相談者:
まあ・・まさか、自死するような、
玉置妙憂:
うんんん・・
相談者:
妻だとは思ってなかったんで。(涙声)
玉置妙憂:
そっかあ・・じゃあ、
相談者:
で、後で、
玉置妙憂:うん
相談者:
書き置きが、ありましたので。
玉置妙憂:
うんん。
相談者:
まあ、2、3日ぐらい前からもう、その、覚悟が、できててたん、ですね。
玉置妙憂:
ふうううううん・・
相談者:
◆#
玉置妙憂:
じゃあご病気があって。で、そのご病気が結構、見通しが・・大変だったのかしらねえ。
相談者:
いや、特には、別に、
玉置妙憂:
あ、そう・・
相談者:
あの、医者からは問題なく。まあ、(吸って)抗癌剤を、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ええ治療して。手術をして、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
ええ、切除するという、
玉置妙憂:
うううううんん・・
相談者:
あ、お話は、受けました。
玉置妙憂:
うんん。(吸って)じゃあ、そういう・・まあ、治療の見通しも立って、
相談者:
ええ・・
玉置妙憂:
いる中で・・ってことかあ。
相談者:
まあ、ストレスもあるでしょうし。鬱になったかも、しれないし。
玉置妙憂:
うん、うん・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
・・ 残った者たちがね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
本当のことっていうのはやっぱり、知りえないしね。
相談者:
そうですよね。
玉置妙憂:
うん。
でも、知りたいって思うと思います。それは。
相談者:
そりゃ、そうですね。はい。
玉置妙憂:
ね。
「どうしてだろう」って思いますもん。
相談者:
もうちょっと、相談してもらえれば・・
玉置妙憂:
うん・・そうだよね。
相談者:
(鼻を吸って)なんとか、なったのかなと思います。(涙声)
玉置妙憂:
ううううん、そう思うと思います。
書き置きにね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
書いてくださってた言葉は・・(吸って) 納得はできないと思うけれども。
相談者:
うん・・
玉置妙憂:
・・
相談者:
まあ、あの・・「これ以上迷惑はかけたくない」と。
玉置妙憂:
ふううううん。
相談者:
あの・・(鼻を吸って)ん・・
玉置妙憂:
ふうううんん・・
相談者:
悪いけど、先に行くという、形ですね。
玉置妙憂:
うううううんんん・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
そっか・・(吸って)ね、きっと・・「迷惑」だなんてね、一回も言った事、無いでしょうしねえ。
相談者:
と思います。
玉置妙憂:
うんんん・・
でも、そういうふうに、お考えになったってことですね?
相談者:
そうですね。
玉置妙憂:
うんんん。
(吸って)・・そうですか・・
それで今、非常に・・まあ、お寂しいでしょうし、色々なね・・
相談者:
ええ・・やっぱしねえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
戻って来て、誰もいないんで。
玉置妙憂:
うんんん・・
相談者:
まあ・・は・・ 妻の美味しかった料理も食べられませんし。
玉置妙憂:
そらそうだ・・
相談者:
ええ。もう・・どっか行っても、妻と行った、
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
記憶が蘇ってきて。
玉置妙憂:
うんんん・・
相談者:
また、自死した時の光景も、ちょっと、頭に浮かびましてね・・(涙声)
玉置妙憂:
ううううんん・・
相談者:
はい・・
玉置妙憂:
そうですよ・・
相談者:
◆#$%□ きついですね。
玉置妙憂:
ううん・・
(吸って)そっか。それで、まあ、じゃあ・・ どうしよう、これからって・・
相談者:
そうですね。
玉置妙憂:
ことですよね・・
相談者:
ほんとに、まあ、孤独になってしまったんで・・
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
◆#$%・・
玉置妙憂:
じゃあ、先生に、訊いてえ、みましょうかあ。
相談者:
すいません。
玉置妙憂:
うん・・
今のお気持ち、先生もね?、聴いてくださってましたから。
お伺いしてみますね。
相談者:
はい、お願いします。
玉置妙憂:
はい、はい。
今日お答えくださいますのは、心についてのエッセイストとしてお馴染み。マドモアゼル愛先生です。えええ、では、先生、よろしくお願い致します。
(回答者に交代)
答えの出ない相談でしたね。
でも 残念なのは、奥様ががんに立ち向かわずに死を選んだこと。医者が「治療をしましょう」と言う時は、治る見込が少しでもあるということです。見込みゼロなら それはそれはドライに治療を打ち切りますよ。安らかに旅立つための緩和ケアに切り替えられます。癌治療は辛いけれど 頑張って欲しかったです。😢
う〜ん??
なんか、奥さんと心の底では
触れ合っていなかったような感じ
自分の事ばかりだよね
この6月に妹が癌で亡くなりました。義弟は62歳。とてもおとなしい人で 比較的近くに住んでいながら、これまでもあまり交流がなかったので 気にしながらも 49日以来 連絡をといませんでした。鬱陶しがられるんじゃないかと思って… この相談は妹からのメッセージかも。 今からショートメール送ってみます。
それから… 妹は最後の2ヶ月は自宅で過ごしましたが、義弟が本当に良く看護をしました。父が 「見ていて ありがたさに涙が出る」と言うほどでした。この相談者さんも そんな時間を奥さんと二人で過ごせたら 少しは納得がいったかもしれませんね。妹のの最後の言葉は「しあわせ(ニッコリ)」だったそうで 義弟はその言葉で少し救われた、と言っていました。
いいお話ですね
夫が常々「俺より先に死なないでくれ。寂しくて耐えられない。」と言っています。
わたしも夫を見送ってから逝きたいと思っています。寂しいのは私も同じですが、夫の面倒を最後までみたいし、ひとりで取り残されて寂しそうにしている夫の姿を想像すると 可哀想でたまりません。
できれば そのあとすぐ 私も逝きたいですね。
亡くなった直後は葬儀や手続きや何やかんやで忙しい。
1ヶ月経って四十九日前で、急に寂しさに襲われる時期かもね。
遺書ありの自死ということで「何かできたんじゃないか」「なぜ相談しなかった?」など自問自答すると思うよ。
ひにちぐすりじゃないけど、時が癒してくれることもある。
そんなことを実感させられる相談でした。本当に、答えがない。
色々と大変だと思いますが、玉置さんと愛さんの言うことをしっかり聞いて、奥さんを供養しながら余生を過ごしていただければなあと思います。
とはいえ、お子さんなし、奥さんのご家族というか親とかご兄弟も遠方では本当に大変ですよねえ。あと、「癌=死」、まだ残っているんだなあ。
奥さんのように末期でなきゃ何とか挽回できる見込みがあっただけに、テレビならいのちの電話の話が出てもおかしくない状態だったのでしょう。
それから、散骨や樹木葬の話が出ていましたが、今の弔い事の象徴とでも言えるのでしょうか。本当に時代が大きく変わったという感じがします。
一緒にもっと旅行に行きたかった。まだまだいっぱい一緒にしたいことあった。人生100年まだまだ一緒に過ごせると思ってた。
自死するなんて夢にも思ってなかった。彼女と過ごした28年、とてもオレは幸せだったのに。オレは一体彼女の何を見てたんだろうか?1人で行ってしまうなんて。彼女は一体何を思ってたのか?寄り添うことができてなかったと思うと、胸が張り裂けそうだ。
こんな感じで言ってくれたら、この相談者さんに感情移入できたと思うのですが。
子供じゃねえんだよ。
美味しいご飯が食べられないとか寂しくてどうしたらいいのとか。
申し訳ないけどその程度の男なんだなと。
でも本当にご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。
まさか妻の枕元で
「俺の飯はどうなる」
なんて言ってなかったよね(汗)
奥さん、結婚してなくて独り身だったら自死を選んだかな。治療に向き合って元気に生きたんではないか、と思ってしまう。
乳がんの診断をされて落ち込んでいる時に、食事や掃除洗濯が十分にできない時に、そんなことくらいで家事ができないのか、とか言ったり、乳房切除に対してデリカシーのないことを言ったりしたんじゃないの。自分から言わないだけで。そうじゃなきゃ、迷惑かけられないとか言わないもん。奥さん、子供がいなくて夫の世話係役を常に果たさないと承認されない結婚生活に絶望したんじゃない?妻や女性として否定されながらする治療より、自死を選んだ訳だから。
こういうこと、少しでも思い当たるなら、こんな自己憐憫な電話はできないわな。
妄想と戦いすぎ
愛先生流石ですね。
同情で終わりそうな相談でしたがしっかり相談者さんの自分のことしか頭にない自己中心性を指摘してくれた。
それまでどんだけ自分が悲しくて寂しいかを熱弁してたのに先生から奥さんのことを思いやった発言がない矛盾を指摘されると一気に静まったところが印象的でした。
宝塚歌劇ファンですがこのほど歌劇団の若い団員が飛び降り自死してしまいずっと落ち込んでいます。
影響で劇団内部の不協和音があからさまになってしまいそれを隠蔽しようとする劇団側にもガッカリしています。
今回の男性の内容はそんなことがあったのでとてもタイムリーな内容でした。玉置さんや愛さんが言うように今すぐ無理して立ち直る必要はないと思います。とりあえず一日一日食べて寝て生きていきましょう。
今回の相談聞いて亡くなったタカラジェンヌに対して改めてしっかり追悼しようという気持ちになりました。
視点が全部自分なんですよ。
さすがマド愛先生、素晴らしい!
まだ1カ月なので、マド愛先生もかなり遠慮してたけど、要するに奥さんと心が触れ合っていなかったのだと思う
28年間、奥さまはずっと孤独だったのでは?
亡くなっても駆けつけない親族との関係性(遠い、とか理由になりますかね?)、誰も弔問しなかったとかなんだかすごい。60歳そこそこなら、友人とかもいるのではないの?相談者はそんなことも知らなかったのではないかい?
あるいは、自死が世間体悪くて恥ずかしく思っちゃってるとか
ウツが入っていたかもしれない、とか
ホントに愛していたなら、そんなに簡単に妻が自死を選んだことをスルーして、自分が寂しいなんて言えないよね
自分のことしか考えてない、ある意味孤独な人ですな
ご相談者には、2人が言っていたことは一生わからずに終わるかもね
「今は自分の悲しみにフォーカスするよりも生前の奥さんに思いを馳せたら?それが弔いになるのだから」って話はマド愛先生はしてたとは思うけど、奥さん生前の旦那のスタンスがどうこうとまでは言ってないし、そこに「架空のクソ旦那」を紐付けて相談者批判するのはちょっとやりすぎでは?
少なくとも伴侶を亡くした精神状態の人にかける言葉ではないと思う。
「架空のクソ野郎」ではありません
相談者の話す言葉や内容で感じたことです
ここのコメントに配慮、要りますかね?
配慮しないのはあなたの自由ですけど、少なくとも私は憶測入り混じった相談者批判を不快に感じましたし、相談者本人がコメント欄を見て傷つく可能性もそれなりにあるんじゃないですかね?
親は高齢だとしてもせめて奥さんのきようだいはどんなに遠くても
駆けつけるものだと思いますが、元々交流がなかったのかな。
相談者の身内や何でも話せる友人はいないのかな。
自死されたショックでお辛いでしょうけど、今は淡々と弔いの儀式をして
気を紛らわせるしか。
私は乳がん患者です。
告知された時が一番辛かった。
周りに相談しまくりました。
手術も怖いし、
死ぬのも怖い。
胸がどうなるかも怖い。
生活も心配。
しかも、わけわからんなか、色んなことの自己選択を迫られます(自分で決める必要がある)
奥さんの、辛さもわかります。
私はSNSでがん患者とつながり、YouTubeで研究してのりきりました。
奥さんはそう言うタイプではありません。
静かに暮らしている古風な雰囲気のご夫婦です。
散骨の仕方も含め、人に迷惑かけることをしないように、気を遣って寄り添って生きてきたんではないかな。
どうぞ、旦那さんまで自死とかしないでください。
言葉にできない辛さだと思います。
不器用な旦那さん、色々なこと言葉にするのも苦手だったんではないでしょうか。
これ以上なく弱ってる人を、責めるのは可哀想。
寂しいと言ってもいいし、
いろんなところに頼って迷惑かけていいんです。
あちこちで自分を支えてもらいながら、心が少し膨らんできたら、
奥さんのこと、それからでもいい、私はそう思います。