団体行動は嫌でも修学旅行OKで塾は行く今どきの不登校の中2は元ヤン親父が怖い
テレフォン人生相談 2024年6月17日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女63 夫70 次女40 婿40 孫息子(中2) 長女41 三女35
今日の一言: 子供は家があるから成長するのではなくて心の安らぎがあるから成長するのです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
お世話様です。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたしま、す。
加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:
63歳、です。
加藤諦三:
63歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
70歳です。
加藤諦三:
70歳、お子さんは?
相談者:
41と、40と、35の娘がいます。
加藤諦三:
はい、わかりました、それでどんな、相談でしょう?
相談者:
40歳の、真ん中の娘の・・中学生になる長男のことでちょっと・・ご相談したいと思いま◆#
加藤諦三:
お、お、40歳のお嬢さんで・・ 長男が、
相談者:
中学2年生です。
加藤諦三:
中学2年生、はい。
ほれで?
相談者:
中学、上がった頃、は、まだあのお、良かったんですけど。
2年生になってから、ほとんど、学校行かなくなってしまいまして。
加藤諦三:
「ほとんど」というのは、いわゆる、不登校、ということですか?
相談者:
う、そう、なんですけれども、はい。
加藤諦三:
はい
相談者:
それが・・娘も勤めてるもんですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
朝、「行きなさいよ」って言うんですけど、トイレに籠って、
加藤諦三:
はい
相談者:
そんまま、行かなくてえ、職場の方に、学校の先生から、お電話いただくっていう・・
加藤諦三:
はい
相談者:
そういうことを・・繰り返しているようなんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで・・「いじめか・・なのかな?」と思ったら、そうではなくて。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ただ・・集団行動が苦手というか、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
お友達とかは、たくさんいて。
例えば・・友達から誘いがくれば、お休みの日なんか一緒に友達と、遊んだりい、
加藤諦三:
ええ
相談者:
修学旅行みたいなところへは、
加藤諦三:
ええ
相談者:
参加する・・とかって、そういう感じなんですよね。
加藤諦三:
今、お話伺ってくるとお、
相談者:
はい
加藤諦三:
集団で、行動することが、苦手だけれども、
相談者:
ばい
加藤諦三:
それ以外の、友達と、何かをするっていうことは、別に問題ないっていうことですね?
相談者:
もんだい・・そうなんです。お友達もいる、らしいんです。
それで・・1年生の頃・・家庭教師をつけて、勉強してたんですけど、なかなか成績が上がらなかったりして、本人も・・「嫌だ」っていうことで、やめて、
加藤諦三:
うん
相談者:
塾に通うようになったらしいんですがあ、
加藤諦三:
うえ
相談者:
塾へは、行ってるらしいんです。
加藤諦三:
(吸って)
相談者:
で、塾のお、学習室で、少し勉強したり。そこにいる先生方に質問もして、多少は、勉強したりしてるん・・らしいんです。
それで・・テストありますよねえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
中間、期末。
加藤諦三:
うん
相談者:
それには・・うち(家)で、テスト勉強をして、
加藤諦三:
うん
相談者:
テストには、行ってるらしいんです。
加藤諦三:
ああ、おお・・(吸って) それ◆#あ、のお・・お嬢さんの、
相談者:
はい
加藤諦三:
夫婦関係はどうなんですか?
相談者:
あっ・・それも、ご相談したかったんですがあ、
加藤諦三:
あい
相談者:
旦那さんが、
加藤諦三:
あえ
相談者:
単身赴任で、
加藤諦三:
はい
相談者:
行ってるんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
週末帰って、来れるような、ところに、行って、毎週帰ってきてるんです。
加藤諦三:
あい
相談者:
それで・・今は、ちょっと、半年間だけ、遠くに、出張っていうことで、出てるんですけどお。旦那さんっていう人が、割と・・亭主関白、でえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
娘を・・(苦笑)見下す・・みたいなところがあるもんですからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
子供も、「お父さんにあんまり、言わないで欲しい」って言ってるんです。
加藤諦三:
ふん
相談者:
で・・娘も、旦那の仕事が忙しいから、
加藤諦三:
うん
相談者:
言えないのも・・いいことに、
加藤諦三:
うん
相談者:
あんまり学校には、行きたがらないっていうのは、旦那もわかってるらしいんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
正確に、こんなに、2年生になってから、行ってないみたいのは・・伝えてないらしいんです。(吸って)
それでえ、もし、本当のことを知れば、息子を、相当・・問い詰めるっていうかあ、
加藤諦三:
うん・・
相談者:
怒るっていうか、そういうことをする、ような、まあ私から見ても、
加藤諦三:
(吸って)
相談者:
そういう、旦那さんなんで。どういうふうに・・伝えていいのか?。もし、このまま、伝えないでいて、本当にわかった時に、どういう、態度を取られるのかとか(含み笑い)、そういうのも・・心配なんですよね。ハー(ため息)
加藤諦三:
今の話を伺うとね?
相談者:
はい
加藤諦三:
夫婦関係は・・信頼関係とか心のふれあいっていうことには、あんまり、無い、ですよね。
「どう、いう、ふう、に、伝えるか」ということは、
相談者:
はい
加藤諦三:
夫婦の間じゃなくてえ、祖父とか祖母に伝えるとか、他の人に伝えるという時に、言うもんで。
相談者:
はい
加藤諦三:
夫婦という、一番近い関係では、そんなこと、どういうふうに伝えるか、なんていう、ことを心配しないで、言いたいことが、言えるのが、夫婦関係なんですよね。
相談者:
はあ。
加藤諦三:
ところがその・・一番最初に、「どういうふうに伝えるか」っていうことを、考えなくていい相手が、夫婦関係だとするとね?
相談者:
はい・・
加藤諦三:
それは、敏、感、に、中学2年生の子は、
相談者:
はい
加藤諦三:
感じ取っているっていうことは、無いんですかねえ?
相談者:
(吸って)あ、ああ・・ハア(苦笑)
加藤諦三:
そうすると・・中学2年生の子は、心の安らぎの場所ではないですよねえ、家庭が。
相談者:
そうですかね。
加藤諦三:
そうですよ。
相談者:
・・ん・・
加藤諦三:
だってお父さんに、言ったら・・怒られるから、言わないっていうようなのは、単純に、中学校の2年生まで、に、少しずつ少しずつ・・成長していくっていう自我の、 アイデンティティっていうのかな?
相談者:
はい・・(ため息)
加藤諦三:
それが、無いんじゃないのかなあ?
相談者:
ああ・・そうですかね。
加藤諦三:
家庭が、心の、安らぎの場所であれば、単身赴任であるかどうかは別として、 心が、少しずつ、成長していくと思うんですけれども、
相談者:
はい◆#
加藤諦三:
お父さんとお母さんとの間に、信頼関係がないとなったらあ、
相談者:
はあ
加藤諦三:
子供は、お父さんの方に、同一化していいか?、お母さんの方に同一化していいか、わからないですからあ。
相談者:
はあ
加藤諦三:
それで、お母さんの方に、仲良くなれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、お父さん・・に対してえ、罪の意識持ったり・・お父さんの方と仲良くなれば、お母さんに、なんか、罪の意識を持ったり。なんかこう・・家庭が、この子にとって、心の安らぎの場所になってない、という、
相談者:
う、ん・・
加藤諦三:
こと、じゃないのかなあ?
相談者:
ああ・・わかりましたあ・・
加藤諦三:
で、今日のあなたの相談っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
このお・・2番目の、40歳の、お嬢さんの子供が、
相談者:
はい
加藤諦三:
毎日、学校に行ってるようでは、無いと。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、この・・中学校2年生の、孫を、どうしたらいいか?、ということですか?
相談者:
はい、それえ・・ですね。
それと・・父親にどういうふうに、そう言って、伝えていいのかなっていう・・ことです、はい。
加藤諦三:
はい、わかりました。
40歳の、お嬢さんの、お孫さんの問題ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの・・心についてのエッセイストとして、おなじみの、マドモアゼル愛先生が、いらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
一番問題なのは、学校に行かずにトイレに籠ってしまう事。
誰にも我慢の限界があり、いつまでも籠っていられると困る。
全日制進学、正直なところ難しそうな気がします。
欠席日数も受験資格の1つだけに、厳しいかなあ?
留年絡みの難しい問題でもあるだけに、大変そう。
通信制に入れてあげて欲しいが、お婿さんがなあ。
お婿さん、亭主関白だから、全日制は譲らないか?
この件が分かったら離婚、お婿さんが親権かなあ?
これで孫息子さんがグレたら、空中分解になるか?
ご相談者さん、慎重にサポートしてあげて下さい。
加藤先生から愛先生に代わったとたん、相談者さんがリラックスしたように思えた。
いつも思うのですが、加藤先生は大学での講義モードに入り勝ち。専門用語やカタカナ語の多用は相談者をしばしばおいてけぼりにする。ここは貴方の知識をひけらかす場ではないのですよ、と言いたくなる。勿論、先生に悪気はないのでしょうが、もっと平易な言葉で説明してほしいものです。
今日の加藤先生の回答は横文字や専門用語が飛び交うような小難しい内容ではなく「不登校の原因として夫婦関係や家庭環境に問題がある」とてもわかりやすいアドバイスだったと思うのですが…どさくさに紛れて何でもケチをつければよいというものではないのでは。大原先生や愛先生の優しい平易な言葉でのアドバイスや加藤先生や弁護士先生などの学者らしい専門的な言葉を用いたアドバイス、専門知識はないものの相談者とざっくばらんに向き合いしばしば的はずれな三石先生など、回答者それぞれの個性が出ていてよいのではないでしょうか。それが人生相談でしょう。
このおばあちゃんも、お母さんも何かにビビっている。彼女たちが怖がっているのは元ヤンキー(?)の父親ではなく、息子が叱られて怖い思いをする事。要するに甘いんですよ。息子がこんな風になったのは、この場合は、母親の甘やかしだと感じます。
子どもをしつけるって、親にとっても辛いことです。しかって泣かれれば、親だっていい気持ちはしません。なんでも好きにさせて機嫌をとるだけなら、そっちのほうが楽ですよ。
この母親は息子に嫌われたくないのでしょうね。自分が息子に好かれている自信がないのかも。
まずは夫婦間で話し合った方がいいですね。ちゃんとお父さんに情報を与えて、どう対処するか方針を決めましょう。
そして、息子さんと話すときは、冷静にとか、お父さんが激昂したらお母さんは止めるとか、お母さんは息子の弁護の回るからねなど ある程度の打ち合わせをしておきましょう。
お父さんも部下をもった社会人なんでしょう? きっと理不尽な対応はしませんよ。
思春期の男子には父親の指導は必要だと思います。
修学旅行も団体行動なのに。
家庭の問題を事細かく母親に喋るのは良くないと思いました。
旦那さんの亭主関白云々は子供の母親であり相談者の娘の愚痴が根拠になってるからあまり信憑性がないとして子供の不登校は家庭に問題があると私も思います。
学歴社会のレールに乗るのが幸せの近道ではあるし、とかく親は子供をレールに乗せたがりがちだけれど、そこから外れて、たとえ遠回りしたとしても、ちゃんと家族を養っていける。その事をお婿さん自身が証明していると思います。不登校を黙っていた事は真摯に謝罪するべきではあるけれど、お孫さんの進路や登校に関しては極力御本人のペースを尊重してもらいたいと思いました。
父母の力関係に差がありすぎるのでは?本来なら、たとえ不登校であることを父が激怒したとて、母が強い心をもって息子を守れば良いのではなかろうか?それができないのはなぜか。自らその原因を振り返る必要はある。
若くして16才同士で子どもを授かり、婿さんもそこそこ稼いでいるようだが、子どもに問題が起きているのに母親が仕事を理由に逃げているように感じます
父親が単身赴任中なら、なおさら母親は子どもに寄り添ってあげなくてどうするんだろう
孫の兄弟関係はどうなのか、友だちはいるとのことですが、どの程度の付き合いの友だちを指すのか、この手の問題は母親からの相談でないと本当のことは何ともわからない
相談者は母親である娘の愚痴を黙って聞いてあげるといいと思う
相談者が解決できる問題だと思わない方がいい