セオリーじゃ説明できない過去の私の盗癖。ママになって改めて悩む子への影響
テレフォン人生相談 2024年8月5日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女31 夫31 長女1 三人家族 両親健在
今日の一言: 心配はあなたが変われという要求を持って現れます。
加藤諦三:
もしもしい?
相談者:
もしもしい。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
31歳です。
加藤諦三:
31歳。結婚してます?
相談者:
結婚してます。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
33歳です。
加藤諦三:
33歳。お子さんは?
相談者:
います。長女が1歳です。
加藤諦三:
長女が1歳、はい。
相談者:
以上です。
加藤諦三:
はい、わかりました。で、どんな相談でしょう。
相談者:
自分が、
加藤諦三:
うん
相談者:
私自身が、
加藤諦三:
うん
相談者:
子供の頃に、繰り返していた、問題行動、非行について。
加藤諦三:
うん
相談者:
今振り返ってみて、原因が自分では、分からない部分がありまして。
加藤諦三:
うん
相談者:
どんな原因が、あり得るのか、教えてほしい、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
ということと、
加藤諦三:
はい
相談者:
そういった問題児だった自分、自身が、 今後子育てをしていくことに不安がありまして。
加藤諦三:
はえ
相談者:
どのように、子と、向き合って、いけばいいのかという点について、助言をいただけたらなあと思っております。
加藤諦三:
はいはい・・子供時代は、あなた自身が振り返って、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう行動を繰り返していたの?
相談者:
年長ぐらいからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
高校の、低学年までぇ、
加藤諦三:
はい
相談者:
常にではないんですけれども、物を、盗む癖がありました。
加藤諦三:
はいはいはい。
相談者:
はい
加藤諦三:
ちょっと単、刀、直入に、聞いて・・しまいますけれども・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた、小さい頃ですねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
主として・・母親の方なのかな?
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、自分が愛されてなかったという感覚は、ある?
相談者:
そのお、点、についてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分の育った家庭環境とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
学校での、環境とかについて、かなり恵まれていたのでえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、なんで、自分がそういうことをして、たんだろうっていうのが、分からないんですね。
加藤諦三:
ああ、なるほどね。
あのね?
相談者:
はい
加藤諦三:
恵、ま、れ、て、いるっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
外の環境が恵まれていたっという、ではないの?
例えば、お父さんとお母さんが、揃っていますとか、
相談者:
はい
加藤諦三:
経済的に、自分の家が、そんな、問題ではなかったとかですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、外側の環境が、恵まれていたという、意味ではないの?
相談者:
今、先生がおっしゃった点も、そうなんですがあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
心情的にも、かなり・・慈愛に満ちた、優し、い・・両親だったのでえ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
感謝してえ、尊敬しているんですね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
なのでえ、余計に、原因が分からないし。そういう両親でも、私のことをこう・・矯正というか、あのう・・良い方向に、進められなかった、のだから、
加藤諦三:
うん
相談者:
私には、なおさら、自分の子を、きちんと導くのは、難しいんじゃないかっていう不安があります。
加藤諦三:
うん・・あのね?、非常にこれは、一般的な話ですけど、どね?
相談者:
はい
加藤諦三:
小さな子供が物を、盗むっていう時は、
相談者:
はい
加藤諦三:
愛情飢餓感の強い子供だっていうことが言われるんですけれども。そういうことは、無いと考えていいんですね?
相談者:
・・はい、無いと考えているので、じゃあなんでだったんだろう?、というふうに、困惑して、います。
加藤諦三:
ああ、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう、その・・小さい頃に、
相談者:
はい
加藤諦三:
親子の、交流の中で、何にも問題が無い、の、に、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたからすれば、物を取るっていうこと・・が、
相談者:
はい
加藤諦三:
やめようと思っても、やめ、られ、ないんでしょ?
相談者:
はい、小学校低学年の時と、
加藤諦三:
うん
相談者:
年長の時と、高校の時と、 毎回、きちんと、すぐに、バレていて。学校の人なり、お店の、方なりに、きちんとあのう、叱っていただいていてっていう、 もうやめるっていうチャンスは、あったと思うんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
きっかけもわからないんですけど、ポイントポイントで、ぶり返して、
加藤諦三:
うん
相談者:
また・・やるようになってしまうっていうのが、当時は繰り返していてえ・・
加藤諦三:
(吸って)
相談者:
最後、高校の時は、初めて、あの、警察の方にお世話になって。
加藤諦三:
うん
相談者:
それ以降は全く、無いんですけれども。 なん、でだったんだろうっていう、なんか・・そこまで、わからないっていうところですね。
加藤諦三:
うんん・・あ、のね・・情緒的盲目性という、言い方もするんですけどね?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
なんか、そんなこ・・ことをする必要が全く、無い、のにぃ、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんだか知らないけど、 そうしてしまうと。
相談者:
うんん・・
加藤諦三:
よくあるんですよ。
お金が十分ある、ご婦人がね?
相談者:
はい
加藤諦三:
デパートで、物を取ってしまうと。
相談者:
うん・・はい。
加藤諦三:
これ、お金がなくて、物を取るってことは、よくわか、るんです、みんなにね?
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど、すごく、お金に不自由がないのに、物を取ってしまうという 、人。しかも、それをやめ、られ、ない、というね?
相談者:
はい
加藤諦三
そういう人っていうのは、大体その・・自分が意識して、いない、ところに、問題がある・・という言い方をするんですけど。
相談者:
はい
加藤諦三:
とにかく、あなたの質問としては、小さい頃、高校の1、2年の頃、まで、物を取るということが、抑えられなかった・・ ということ。そして、子育てに、今、か・・心配になってるということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃあ、今日はあのう、心についてのエッセイとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしたので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
どうしたらいいだろう、心配なら精神神経科を予約して通院、これまでのことを話して、薬はないとしても、何らかの治療をもらえたらでしょう。
立派に生きるという脚本は大多数にいらないと思った。
でも現実、悪いところほどしぶとく遺伝したり似てしまう
子供にも引き継がれていて...
「無い無い 絶対無い」
相談者は、原因が分からないと言っているのに、強引な回答。
高橋先生のおっしゃるとおりだと思います。母を憎んでいることにはまだ気付いていない、でも子どもを持って初めて、育児への不安を感じていることに気付けたのは良かったと思います。これからさらに、自責の念と育児不安は強まっていくと思うので、カウンセリングを受けて、幼小期の母との関係を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
マドモアゼル愛さん、鋭い指摘だなぁ。
なんだかわかりました。
相談者さんもたぶんわかったんじゃないかな。
だけど、じゃあどうしたらいいかまでは、わからないのでは。。そこがこれからの、課題なんでしょうね。子育ての中で乗り越えていかなければならない、今後の大きなミッションというか。
相談者さん、賢くて、いい人そう。
がんばってほしいです。
「子どもにも私の悪い性質が遺伝してないか」
「ないない、それは絶対ない」
躊躇なく断言する愛さん、好き❤️
私も、ないと思います。遺伝じゃないからね。
「善」とか「清」とかの価値観のみの中で、育てられてきたんじゃないかな。
「清濁併せ呑む」とか「多くの事を受け入れる懐を持つ」ができないと、生きてて辛かったり乗り越えられない時があると思います。
子どもを育てる時、めちゃめちゃ思った。
相談者さんも、マドモアゼル愛さんの言うように、子育ての中で絶対そこにぶち当たり、乗り越えなければならなくなると思います。
「昔おかーさん、手癖が悪くて警察のお世話になった事がある」
もしかしたら子どもにその事実を話す必要がある時がくるかもしれない。
胸をはれる事ではないが、完全に過去の自分として精算した姿で、子どもの勇気や糧となるようなカタチで、伝える事ができますように。