婆「頑張れ」不登校児「何を?」ママの隣に行きたいだけなのに‥大人たちのズレ
テレフォン人生相談 2024年9月23日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女60 夫60 ふたり暮らし 息子34 嫁33 孫息子小2 孫娘5 孫娘1歳半
今日の一言: 不登校は母親と父親が仲いいか仲悪いかとか、いろんなことが条件が重なって、子供からすると大変なことが起きたということです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、こんにちはあ。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
60歳です。
加藤諦三:
60歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい、主人が、ちょうど60歳です。
加藤諦三:
同い年ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、お子さんは、どうですか?
相談者:
息子が34歳です。
加藤諦三:
はい
相談者:
嫁さんは、33歳です。
加藤諦三:
はい
相談者:
一応、私たちは、2人で住んでます。
加藤諦三:
はい、わかりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんな相談でしょう。
相談者:
あのう、息子の孫が、
加藤諦三:
はい
相談者:
小学校2年生なんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
3ヶ月前に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
風邪で学校をお休みしてから、
加藤諦三:
はい
相談者:
不登校になっております。
加藤諦三:
3ヶ月間ずうっと、学校に行かないの?
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
・・
相談者:
一応、2ヶ月前の、
加藤諦三:
は、
相談者:
遠足う、の話を先生に聞いてからは、1回、遠足に行ったんですけれどもお。
加藤諦三:
あ、あそうですか。
相談者:
そのあとは、また、家、に、いて。学校に行ってないんです。
加藤諦三:
はい、はい、はい。
相談者:
そして、きょうだいが、
加藤諦三:
はい
相談者:
5歳の妹と、
加藤諦三:
5歳の、妹さん。はい。
相談者:
はい。1歳半の、妹がおります。
加藤諦三:
はいはい。
相談者:
で、息子が言うのには、
加藤諦三:
うん
相談者:
「初めての子供で、ちょっと甘やかせすぎた」と言ってました。
加藤諦三:
ううん・・
相談者:
上の子、が、お母さんをまだ欲しがってた時に、もう下の子供が生まれてえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと、寂しかったのか。
それから、うちに遊びに来た時には、2年になったら行くんじゃないかなって、軽く考えてたんですけどお。
加藤諦三:
うん
相談者:
2年、に、なっても・・ずっと続いてるんですよね。
加藤諦三:
あのう・・非常に一般的な話をすると、
相談者:
はい
加藤諦三:
子供にとって、下に子供ができる。この場合には、妹ですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
これは、もう、大、事件、なわけですよ。
相談者:
っ、そうなんですよね、
加藤諦三:
今までは、
相談者:
はい
加藤諦三:
親が、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分、1人のものだったわけでしょ?
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
ところが、 1人じゃなくてえ、
相談者:
はい
相談者:
親の、愛を失ってるわけ、では、ないんですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
子供の目から見ると、
相談者:
はい
加藤諦三:
これは、ものすごい事件なんですよね。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
だから、不登校になるというのには、色々条件もあるでしょうけれども。 この息子さん、の、夫婦関係は、どうなんですか?
相談者:
息子の夫婦関係はいいみたいなんですけど。
加藤諦三:
ああ、そうですか、
相談者:
はい
加藤諦三:
それはいいですね。
下に子供ができて、
相談者:
はい
加藤諦三:
しかも、その家が、お父さんとお母さんがあんまり・・いい関係でないっていうと、
相談者:
はい
加藤諦三:
小さな子供が成長する機会がないですから、
相談者:
はい
加藤諦三:
こういう、不登校、その他いろんな問題は起こすことが多いんですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
34歳の息子さんと、
相談者:
は、
加藤諦三:
奥さんとの関係は、非常にいいということで◆#
相談者:
はい、非常にいいみたいなんですけど。
加藤諦三:
うんん・・
相談者:
んで、私たちい、が、ちょっと、用があって行った時も、 お菓子とかあ、ちょっとおやつを持ってきて、「頑張るんだよ」っていう感じでハイタッチをして帰るときに、
加藤諦三:
うん
相談者:
「頑張るっていう言葉が、何を頑張ればいいの?」って、
加藤諦三:
フーン(吸って吐いて)
相談者:
その2年生の子供から返ってきて、ビックリしたんですよね。
加藤諦三:
だから、小学校の、2年生の子供がね?
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか頑張ってやった時に、
相談者:
はい
加藤諦三:
「よく頑張ってるね」って、褒めてあげると、
相談者:
はい
加藤諦三:
これは、非常に、効果があると思うんですけれども。
相談者:
あ、はい、はい。
加藤諦三:
「頑張ってね」と言われてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
その、お孫さんからすれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
まさに今の・・「何を頑張っていいかわかんない」っていうのは・・お孫さんの本音じゃないですかねえ。
相談者:
ああ、そうですねー・・
加藤諦三:
ただ、「頑張ってね」っていう言葉は、ストレスになるんですよね、
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
励ましの(と?)言うよりもね?
相談者:
はいはい、はい。そうですねえ。
加藤諦三:
・・
相談者:
それとお、あと2ヶ月後にですね、お嫁さんが、育休が終わって、
加藤諦三:
ええ
相談者:
仕事に行くんですよね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
そうした場合、2年生の子が、 1人、自宅にいることになると、
加藤諦三:
ええ
相談者:
私たちが、車で5分ぐらいのところなんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
昼食とか作ってあげた方がいいのか、
加藤諦三:
あああ
相談者:
もう、ほっといた方がいいのか、祖母として、どのように、対処したらいいもんでしょうかあ?、と思いまして。
加藤諦三:
わかりました。
今日は、あのう、
相談者:
はい
加藤諦三:
幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
新学期の頃になるとSNSで「不登校の親」がトレンド入りする。
スマホポチポチして悩みぶちまけてる親の背後では、本相談のような意思の行き違いがあるんだろうなと思いながら聴いていた。
相談者みたいに「頑張れ」がスルーされたり、子供に「何か気に入らないことがあったの」と訊ねて無視される時は、既に子供から「味方でない」と認識されてる。
相談者は匙投げたそうにしてる雰囲気があり、それで良いと思う。
息子一家から相談者が抜けた穴は、孫が埋めるようになる。
わたし、今学校に行けてない二年生の孫は、勝手に女の子だとばかり思って聴いていました。途中からあれれ‥‥?と
一度も男の子だと相談者も言ってなかったしー。
差し支えなければ児童思春期外来がある精神科に行ければと思いますが、頑張れは封印ということで。
行き先の学校は、過労と、人手不足で、静かな学級崩壊。
35人の小学一年を先生一人で見るって、子どもは吐いたり泣いたりこぼしたりするのに、満たされるように見れない。
人員不足。
学童はもっとひどい。
大人しい子が行きたくないのもわかる状況。
おばあちゃん、家ではゆっくりさせたげて
妹二人いるお兄ちゃんだから父親に「男らしく!」と期待されてるのかな?おばあちゃんにも「頑張って!」と言われるし…。「何を頑張るの?」と言ったこの子は賢いと思いました。
小学校の現場にいましたが、不登校は第一子が多いような感じでした。やはり、初めての子は親も初めての子育てだから自然と過保護になりがち。真面目だし繊細な感じの子が多かったです。下の子は比較的たくましいし、上を見て世の中の渡り方を覚えていってる感じ。兄姉への突っ込みも強め。
第一子の多いクラスと、末っ子の多いクラスでは、雰囲気は全く違ってました。どちらもかわいいし、それぞれの良さがありましたが。
息子さんは「初めての子供で甘やかしすぎた」から、今は手のひらを返したように厳しくしてるんでしょうね。お孫さんはお母さんの隣に行きたいのに行かせてもらえないし、いつも「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」って言われていそう。お孫さんが可哀想で涙がでます。
お孫さんの気持ちに無神経な息子さんに、相談者さんからちゃんと説教してほしいです。あまり期待できないけど。
お母さんの隣に座りたいだけで怒られてご飯を食べないで帰ったお孫さんの気持ちになると泣けてくる。私も似た経験を沢山したから。(長子)
うちの猫だって子猫を可愛がると大きな猫が暗い目をするくらいだ。大人は生活に精一杯で余裕が無いだろうが、たまには甘えさせて上げて欲しい。
あと頑張ってねと言われると、今の自分ではダメと言われているのと同じに感じると思う。
三石先生なら孫はほっときなさいで終わりだけど大原先生のアドバイスは具体的でよかった。
甘やかし過ぎた?
一番目の子は、下の子ができたらしっかり甘やかしてあげる♡ は鉄則です。
昼食の件は必ず息子嫁さんとよく話し合って、お嫁さんの意向に沿って昼食を作りに行けるのなら行ってあげて下さい。
小学校は義務教育です。できる事ならお婆ちゃんが強制的に、朝学校まで一緒に連れて行ってください。
でも、学校へ行く以外はお婆ちゃんが優しく接してあげて下さい。
息子さんは男だから、長男よりも下の女の2人のほうが可愛いんだろうね。
諦三さんは教育問題には口出すな。
語彙力がないので上手く説明できないのですが、孫の気持ちがよくわかり胸が苦しくなりました。
きっと、両親やおばあちゃまは理想や正論ばかりで、甘えたり心休まる事がないのでしょうね。
本当に夫婦仲いいのかなぁ?チラッと亭主関白という言葉が聞こえたような… 子どもたちもお父さんに懐いていないような印象だし。息子さんは子育てを奥さんに丸投げなんじゃないでしょうね?
息子さんは、頭でっかちで感情より理論というタイプなのではないかしら。だから、規則正しい生活とか、家族揃って食事とか、マニュアルそのままな対応しかできない。家族揃って食事をする意義、わかってるのかな? 家族揃ってだまーってボソボソ食事していそう。そのくせ、箸の上げ下ろしにはうるさかったりしてね。
おばあちゃまは、時々、下のふたりを短時間でも預かって、お母さんと長男さんの二人だけの時間を作ってあげたらどうでしょうか。
この父親のしてること(相談者さんの息子)
虐待では?
たかだか10歳にも満たない
ただただママのぬくもりがほしかった
ただそれだけの無垢な子に
飯抜き…
どんなにお腹が空いて哀しかったろう
お母さん、お婆ちゃん
お願いですから、そっと抱きしめて
小さなオニギリでも食べさてあげて下さい
大原先生のご指摘、おばあ様や回りの大人たちに届いてることを切に願います
5歳の子にとって下の子が産まれるのは大事件
兄は妹が5歳でも口では勝てない
オモチャは心の居場所
父親からされたこと、小さな彼にとって理不尽極まりない
もう頑張れないよな!