数年に及んだ変態不良たちからの辱めが今も蘇る21歳の男性に立ち直る勇気を
テレフォン人生相談 2024年10月4日 金曜日
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男21 祖母73と暮らす 両親は離婚 母は3年前に他界
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
お世話になります。よろしくお願いいたします。
田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。最初にまず、年齢をお願いします。
相談者:
21歳です。
田中ウルヴェ京:
21歳、お1人でいらっしゃいますか?
相談者:
いや、あの、おばあちゃんと住んでます。
田中ウルヴェ京:
あ・・おばあちゃんと2人暮らし、ですか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい。ご両親はいらっしゃいますか?
相談者:
父親は離婚して・・いますけども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
母親の方は、交通事故で死んでます。
田中ウルヴェ京:
何年前に・・お亡くなりになられてますか?
相談者:
3年くらい前ですね。
田中ウルヴェ京:
3年前?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。そうすると、ご兄弟はいらっしゃらないですか?
相談者:
いません。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。今日はどんなご相談でしょうか?
相談者:
中学校3年の時に、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
不良グループから、いじめを受けてたんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
その時に、性的いじめを・・ 何回か繰り返されちゃって。
田中ウルヴェ京:
・・はい
相談者:
で、それで・・その、なんか・・うう・・男の ・・人が怖くなってきてしまって、仕事もできないような、状況なんですね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、なんとか・・しなきゃいけないなと思ってんですけど、勇気がなくて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
どうしたらいいかなってことで、お電話したんですけど。
田中ウルヴェ京:
このことについては、どなたかに・・ご相談をされたことはありますか?
相談者:
(含み笑い)ありません、恥ずかしくて言えないんで。
田中ウルヴェ京:
はい。この、中学3年生の時の、いじめというのは、これは・・いじめを受けたのは初めて、ですか?
相談者:
そうです。中3になって、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
夏のプール教室で、たまたま、不良グループと、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
僕と、先生とで、プールの掃除をすることになったんですね。
田中ウルヴェ京:
プールの、掃除ですね?
相談者:
ええ
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、まあ、終わった後で、先生が先に、プールから出てっちゃって。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「どうしたのかな?」と思ったら、いきなり3人に、抱きかかえられて、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
プールに突き落とされたんです。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
でえ・・「助けてくれ」ったら、「俺たちの言うこと聞くか」って言われて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
このままだったら、殺されるかもしれないって思って、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
言いなりになったんです。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、プールサイドに、上がったら、羽交い締めにされて、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
海水パンツ脱がされたんですね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で・・思いっきり、鷲掴みに、あそこ、されて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
大声出したら、「もう1回・・プールに落として、溺れたことにする」って・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「ちゃんと言うこと聞くか」って言われたんで、もう・・「はい」・・で、それで・・更衣室に、連れ込まれて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
いろんなことされ、させられました。
田中ウルヴェ京:
・・そうですか。
相談者:
そん時に、裸の写真だとか、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
色々な、ポーズを撮らされるとかっていう、シーンとか。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
恥ずかしいんですけど、マスターベーションをさせられたところを、全部撮られたりとかあ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
あったもんですから。 脅されて、「学校に言えば、これ、動画で流すからな」って言われて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、誰も、言えなかったんです。
田中ウルヴェ京:
そうですねえ・・
相談者:
それで、終わるかと思ったんすけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
後になって、そいつらがやってきて、携帯で動画を見せられて、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「言うこと聞け」って言われて。いろんなところ・・ 不良の家だとかも、連れ込まれましたし。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校の体育館だとかでも、誰も来ないような部屋に閉じ込められて、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
同じようなことをさせられました。
田中ウルヴェ京:
・・中学3年生の間はずっとそういう経験があったということですか?
相談者:
はい、そうです。
田中ウルヴェ京:
ご卒業はされたの、ですか?、あなたは、この中学を。
相談者:
休みがちになっちゃいましたけど、なんとか卒業はできました。
田中ウルヴェ京:
そうですか。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そのあと、高校に行かれたのでしょうか?、は・・
相談者:
定時制に入ったんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
昔の、そいつらから、また、なん回か呼び出したとかがあって、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
結局同じような・・ことになって、高校も途中でやめちゃったんですね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、3年前、お母さんが死んでからは、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
その、おばあちゃん、の、ところに・・ 引き取られて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そいつらとは、もう、全然、今関わりがないところに、引っ越してて、 何もしないで、家に、いるってな感じです。
田中ウルヴェ京:
そうですか。今日お電話を、しようと、思った、きっかけは何でしょうか。
相談者:
もうおばあちゃんもかなり・・調子が最近悪いみたいで。
田中ウルヴェ京:
おいくつでらっしゃいますか?
相談者:
70・・確か、3だと思いました。
田中ウルヴェ京:
73歳。今のところは、おばあちゃんが、では・・家事をしたり、あなたの、ことを、お世話してるのでしょうか?
相談者:
まあ、できることは手伝ったりはしてますけど。大体おばあちゃんが中心になってます。
田中ウルヴェ京:
おばあちゃんとは、どのような仲ですか?
相談者:
特には、仲が悪いとも、いいとも、ないです。
田中ウルヴェ京:
ああ、そうですか。
相談者:
家にいるから、「そろそろちゃんと働いたらどうか」とかは言われてますけど。
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
なかなかそういう気持ちにもならないんでえ。
田中ウルヴェ京:
(吸って)
相談者:
ただ・・1回だけ、コンビニにアルバイトに、応募して、受かったんですけど。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
仕事の時に、男の人たち3人にまあ・・囲まれた時に、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
昔のその・・嫌な、思い出が、蘇っちゃって、 辞めちゃったんですよねえ。
田中ウルヴェ京:
これ以外に、働いた経験はありますか?
相談者:
ないです。とにかく、人と関わるとなんか・・嫌だなっていうか、そういうのが出てきちゃって・・
どうしたらそういう、怖さを、克服できるっていうか・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
なんとか、そういう・・嫌な思いを、こう、乗り越えられる勇気みたいな。
勇気ないから、こんなことになってんのかもしんないんですけど。
田中ウルヴェ京:
では、今日のご相談として、この状況を、ご自分は、打破したい。 嫌な思いがあっても、勇気・・を、出すには、どのような、ことが必要か?、というようなことで、よろしいでしょうか。
相談者:
はい、お願いします。
田中ウルヴェ京:
はい。今日の回答者は、三石メソード主宰、作家で翻訳家の、三石由起子先生です。三石先生お願いします。
(回答者に交代)
離婚した相談者の父親は母親が事故死したその後どうなったの?あと相談者は高校に通う前にいじめの件を警察に訴えた方が良いと思った
本当に痛ましいことです。旭川のいじめ自殺事件を思い出しました。相談者さんは何も悪く無いです。私も痴漢にあったことがありますが、性犯罪は心の殺人です。
ジャニーズ問題もありましたし、男性も性被害を訴えやすい世の中になって欲しいです。普通に犯罪なので警察に行くべきとも思います。
在宅でできる仕事か、女性が多い職場で働くとかはどうでしょうかね…。とにかく無理しすぎず心の回復につとめてほしいです。
旭川の中学生の事件を思い出しました。携帯で簡単に動画が撮れるようになり拡散もでき、悪質なイジメが増えましたね。
この男性は、三石先生のように、親身になって強く励ましてくれる存在が今までいなかったんですね。まだ21歳、これからの人生を応援しています。
イジメをやった輩には、この先絶対ばちが当たります!
まずは定時制高校へいきましょう。
しかし、それだけでは仕事につけません。
空手道場などを探して入りましょう。道場の指導者方は強くとも優しいので、そこで心身を鍛えて下さい。男性と一緒に仕事をすることも平気になります。
頭も体も鍛えて頑張れ!
おばあちゃんと住まわれているとの事。
とてもお優しいかたなのでしょう。
性被害というのはまだまだ声をあげるにも
大変な勇気がいると思います。
世間も最近やっと犯罪としての認識を理解するようになったくらいでまだまだかと。
恥ずかしい悲しい情けない思いを
されながら誰にも相談できなく今に至ったのでしょう。地獄のような毎日だったと思います。
休みがちでも中学にはよく通えたと思います。
人は辛い時、誰かの力を借りたり頼ったりできる場所が必要だと思います。
それに恵まれなかったのですね、きっと。
ご相談者さんまだ若いです、今回の相談をきっかけにまた新しい自分として生きていってほしいです。
本当は被害に遭った時点で告訴するべきだったが、「闇○○」に巻き込まれるのを恐れて見送ったか?
母親の事故、離婚理由が判らんから何ともですが、また生きてたら違ったのかな・・・・色々闇が有った家族っぽいですが
おばあちゃんが引き取るってのも割と無い事ですし、ね・・・
わずか15歳で心も体もズタズタにされましたね
周囲の誰にも相談できずお母様とも死別され、絶望に苦しみ、あえいだ数年間だったことでしょう
でもね
相談者さん、あなたは生き延びました
そして暗くて長いトンネルの中でも、抜け道に繋がる何かを見つけました
深い深い傷でしたがやはり回復期が訪れていること、誰も手を差し伸べてくれなかったけど時間薬が少しずつ効いてきたこと
勇気を振り絞ってテレ人に電話をかけられたことがその証です
きれいごとではすまされません
相談者さんが受けた憎むべき暴力の後遺症はおそらく生涯、完全に癒やされることは無いでしょう
でもね
忌まわしい記憶と痛みに向き合い苦しむ自分を否定せず、脇に置いてみて
自分が何も悪くない巻きこまれた事故によって、生き延びた若い命をムダにするのはもったいない!
三石先生の具体策、一歩一歩踏み出すきっかけになったと思います
田中先生のシメの励ましも響いたと思います
この先彼にこのお二方のような力強い道しるべを示してくれる人とのら出会いがたくさんありますように
願って願ってます
読んでいて泣けてきました。
先生方がおっしゃるように相談者さんは何も悪くない。
21歳、まだまだこれから!明るい未来が待っていることを遠くから祈っています。おばあちゃんを大切に。
息子が上級生に暴力を振るわれていました。物も壊され、硬いもので殴られました。
あちらの親は謝ってくれましたが、子どもを止められないと言いました。
追い回されるので、警察にも伝えました。
数年後に、また近づいてきたので、警察にも伝えてあると言ったらピタッととまりました。
事件にしなくても、警察に話を聞いてもらえるだけで安心できます。
どうぞ警察にも伝えてください。
余罪があるかもしれません。
心から応援しています。
どうぞ幸せになってください。