アルツハイマー夫のために大企業辞め楽しみは週イチ一人呑みの私の幸せどこに

テレフォン人生相談 2025年11月21日 金曜日

パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女63 夫68 再婚同士 子供はいない

田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもしい。

田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願いいたします。

田中ウルヴェ京:
まず、あなたの年齢を教えてください。

相談者:
63です。

田中ウルヴェ京:
ご結婚されてますか。

相談者:
はい、してます。

田中ウルヴェ京:
ご主人の年齢を教えてください。

相談者:
68歳です。

田中ウルヴェ京:
何年前に結婚されてます?

相談者:
(吸って)20年ぐらい前です。

田中ウルヴェ京:
20年くらい前?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、これは、どんな、きっかけだったんでしょうか。
会社が一緒とか、何かありますか?

相談者:
いえ、私たち、再婚同士なんです。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
で、再、婚、専、用、の、当時、アプリで知り合いました。

田中ウルヴェ京:
はい。
お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
おりませえん。

田中ウルヴェ京:
はい、では、お二人で暮らしてらっしゃいますか?

相談者:
はい、そうですう。

田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。
今日のご相談はどんなことでしょうか。

相談者:
ほぼ、あの、天外孤独、の・・アルツハイマー型認知症の夫なんですけれどもお。

田中ウルヴェ京:
はい・・

相談者:
その夫との向き合い方、とお・・

田中ウルヴェ京:
この、「ほぼ」・・というのは、どういう意味でしょう?、天外孤独というのは。

相談者:
えとおー、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
もうあの、両親も他界していてえ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
元々は兄、とお・・妹の、3人きょうだいなんですがあ、

田中ウルヴェ京:
・・

相談者:
兄も他界していてえ、で、今、主人にとって妹・・だけが、唯一う、なんですがあ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
疎遠でしてえ。一切、連絡、を、取り合わない・・ので。
あと親戚付き合い、一切、無いのでえ。

田中ウルヴェ京:
はい。
で・・アルツハイマー型ということは、これは・・発症は、何年前ぐらいなんでしょうか?

相談者:
診断・・が、ついたのが、5年前です。

田中ウルヴェ京:
・・5年前の診断ということは、その前からも、少し、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
何か、症状があった?

相談者:
はい。
7年ぐらい前ですかねえ、今から。

田中ウルヴェ京:
はい、分かりました。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で・・「向き合い方」というふうにおっしゃいました。

相談者:
向き合い方ですね。

田中ウルヴェ京:
うーん

相談者:
そういう夫との向き合い方、とお・・あと、それに伴ってえ、私の自分自身の幸せとの・・バランスというか、腹落ちの仕方っていうか・・その辺についてのご相談をさせていただきたくて、お電話しました。

田中ウルヴェ京:
うん。
大きく2つということですね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ご主人と、どういう関係でいるか。
それと、ま、付随はするだろうけど、

相談者:
うん・・

田中ウルヴェ京:
私の幸せとはって、なんか、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
自分が納得する幸せとは?ということですね?

相談者:
はい、はい。

田中ウルヴェ京:
つまり・・今、あなたが、幸せじゃないということですね?

相談者:
・・難しいところですが。あのう・・幸せの定義ってことになっちゃうのかもしれないですけれどお。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
夫が・・発症する、前・・は、もともと、私、あのう・・大手企業に、勤めていてえ、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
それなりに、やっぱ、忙しくてえ。帰りも遅かったり・・土曜日出勤したりっていう、◆#$%の生活だったんですがあ。

田中ウルヴェ京:
・・

相談者:
夫は、サラリーマンでえ、仕事があんまり好きなタイプではないのでえ、割と家で、私を待つっていう、時間の方が長かった・・ん、です、があ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
夫が、その、発症してからは、アルツハイマーのその・・特徴でもあるようなんです。まあ・・うちの夫の場合は、不安症ってのがとても・・大きく出るらしくう。
私のところに、5分おきに電話してきたりとかあ、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
大っきい会議中でも、連絡がたくさん来てしまって。
立ち行かなく・・なりましてえ、

田中ウルヴェ京:
うん・・

相談者:
会社を、辞めまして。本当は・・65まで定年まで勤めてえ、それなりの退職金もいただいて(含み笑い)、あんなことして、こんなことしてなんて思ってたプランもあったんですがあ。

田中ウルヴェ京:
わあ・・はい。

相談者:
主人もそんな状態になりましたので、退職をしましてえ。
今はあの・・契約社員として、早い時間で、残業もなくって。
主人・・と一緒に、向き合える時間は、長くはなったんですが、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
それで、主人も少し、落ち着いてはきてるんですが、私の収入が、3分の1ぐらいに、やっぱ、なったのでえ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
主人の年金ももらうようにしてえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
それでも、私い、の、大手にいた時に比べたら、半分ぐらいの感じになったんですね?

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
収入が。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そうするとやっぱり・・私自身、我慢することも・・増えましたし。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
あとはあの・・彼が、まだ、病気になるまでは、時にはちょっとおしゃれして、お店・・おいしいお店に行ったりとか・・もしてたんですけど。今はもう、不安症が先立って、頻尿の心配をしてしまい、

田中ウルヴェ京:
ああ・・

相談者:
5分おきにお手洗いに行く・・と、かあ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
なのでもう・・夜の、お食事はもう・・外食ができなくなっちゃったりとかあ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
例えば、前はよく、映画なんかも、二人で行ってたんですけれどもお、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
映画なんかも、もう・・本当に、5分おきに、映画観に行っても、
行っちゃうので。もう、映画も観に行けない、お芝居も観に行けないなんていうことで・・そういうのが、夫婦で一緒にできることが・・無くなってしまったりい。

田中ウルヴェ京:
うんん

相談者:
あとはそのお、彼の記憶があるうちにと思ってえ、彼の故郷なんかに、旅行も行ったんですけれどお。
記憶に残すために、写真はいっぱい撮りましたが、「そんなとこ行ってないよ」って、やっぱ、翌日・・写真見せても、「行ったんだっけえ?」ってなっちゃうと、やっぱり・・せっかく、色々段取って行っても、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
「ああ、私、の、なんか、あれは、通じないわね」って、ま・・
病気だからしょうがないんですけれどもお。

田中ウルヴェ京:
う、ん

相談者:
まあ、そんなところの・・空、虚、感・・があったり。

田中ウルヴェ京:

相談者:
でえ・・今は、あの、はきちんとした、治療を受けていましてえ。
日本で、初めて、厚労省で認可を取ったあの・・新薬を、今・・月に2回、病院に行ってるんですけれども。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
きちんと治療を受ける前は、もっと、暴、力、的・・だったんですね?夫、が。発症し始めの時は。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
で、警察、沙、汰・・に、なったこともあってえ、その時は、勾留?

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
されてえ。
私にとって、義理の妹にい、「私は、もしかしたら、もう、離婚も考えなければいけないから」、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
「そうなると、彼の収入も、ほぼ無いのでえ、離婚しても年金とかっていうだけだったらあ、すごく、粗末な、施設に入れることになっちゃうからあ、それがちょっと、私としては、心が痛む」・・って話したんですね?

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
そしたらあ、妹があ・・「いいですう。そんなの・・もう、粗末な、施設に、入れてください」って・・いう、関係性だったんですねえ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
彼の妹とも、そういうことなので。
もう私が・・さじ投げたら、彼は、もう、生きていけないんだと思うと・・ポジティブに言えば、それが、自分の、バイタリティになってる・・

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
ような、気も、す、る、しい。

田中ウルヴェ京:
フン(苦笑)

相談者:
でもお、ああ、あたしの幸せって・・本当は、ッハ(苦笑)・・あと2年頑張って、退職金、いただいて(含み笑い)・・あんなことしてこんなことしてが・・夫ともそれは、きっとかなわないかもしれないし。

田中ウルヴェ京:
ううん

相談者:
なんて思うと・・あたしの幸せは、でも、◆#$%としてえ、夫と、◆#$%してっていうの・・でいいのか。
でも、どう思って、腹落ちすればいいのかなあ?って。うーん・・

田中ウルヴェ京:
ゼロ、百じゃないからねえ。

相談者:
うん、そうですねえー・・

田中ウルヴェ京:
こうだったり、ああだったりって、うん。

相談者:
うーん・・

田中ウルヴェ京:
ちょっとじゃあ、この状況をどうしたらいいですかって
伺ってみましょうか。

相談者:
はーい・・はい。

田中ウルヴェ京:
そしたらね?
今日の回答者は、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
三石メソード主宰、作家で翻訳家の、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
三石由起子先生です。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
三石先生お願いします。

(回答者に交代)

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