嫁が全部持ってった!33歳の息子の離婚に出しゃばる女
テレフォン人生相談 2015年11月19日 木曜日
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 伊藤恵子(弁護士)
相談者: 女65歳 夫65歳 長女37歳 次女35歳 2ヶ月前に離婚した長男33歳
柴田理恵:
ましましい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
柴田理恵:
よろしくお願いします。
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
あの、長男のね、離婚、の件でお願いしたいんですけどお。
柴田理恵:
ご長男さん、
相談者:
はい
柴田理恵:
が、離婚なさ、った?
相談者:
はい、2ヶ月ほど前に。
柴田理恵:
ああ、ああ、ご長男おいくつですか?
相談者:
33です。
柴田理恵:
33
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さまはおいくつですか?
相談者:
わたし、65です。
柴田理恵:
65、はい
相談者:
はい
柴田理恵:
お子さんは、長男さんだけですか?
相談者:
あ、あの、長女が37。
次女が35。
3人です。
柴田理恵:
あ、じゃ、長男さんって言っても、末っ子なんですね?
相談者:
そうです。
柴田理恵:
あーそうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
旦那さんはいらっしゃいますか?
相談者:
あ、います、65です。
柴田理恵:
はい、分りました。
長男の方が離婚なさったんですか?、2ヶ月前に。
相談者:
はい。
ま、10年前に結婚しましてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
そのときは県営住宅に住んでいましてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
まあ、ちょっと嫁え、がどうしても県営住宅の、上がり下がりが大変ということで、
柴田理恵:
はい
相談者:
5年ぐらい前にい、
柴田理恵:
はい
相談者:
家(うち)を建てたんですよ。
柴田理恵:
はい
相談者:
それで、まあ、わたしたちとしてはあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
二人で共稼ぎでやるから、
柴田理恵:
うん
相談者:
あ、どうしても建てたいということでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、いいんじゃないかということで、許して、建てたんですけどお、
柴田理恵:
はい
相談者:
なんかそれから、どこがどう間違ってきたのか、
柴田理恵:
うん
相談者:
二人の意見がちょっと合わなくてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
2ヶ月前にい、
柴田理恵:
あー
相談者:
離婚しました。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
それでえ、
柴田理恵:
ええ
相談者:
離婚にあたってはあ、
柴田理恵:
はい
相談者:
長男の貯金とかあ、
柴田理恵:
はい
相談者:
長男が?、学資保険?、子ども二人いるんですけどお、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
それを、掛けてたのを全部下ろされてえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
その金額が、ま、ざっと百万ぐらい?
柴田理恵:
はい
相談者:
んで、家財道具は、もう、ほとんど持っていかれてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
車もお、
柴田理恵:
はい
相談者:
長男の名義になっているんですけどお、
柴田理恵:
はい
相談者:
それも持っていかれてえ、
柴田理恵:
はい、あー
相談者:
ま、長男は、
柴田理恵:
はい
相談者:
残されたのは、もう、家(うち)にローン・・
柴田理恵:
あーはい
相談者:
はい
で、家のお、は、もう長男の名義になってますからあ、
柴田理恵:
はい
じゃ、お家には、ご長男さんのもんなんですね?
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
あー、離婚原因っていうのは、何なんですかね?
相談者:
うーん・・ま、ちょっと、長男もちょっとねえ、気が弱いというか、内気というか、そういうところがありましてえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
あまりにも気が、優し過ぎるんですよね。
柴田理恵:
はい
相談者:
わたしたちには、あまり、そういうこと相談しなかったんですよお。
柴田理恵:
はー
相談者:
はい、だからねえ、ま、嫁の一方的な、こう、ワガママというかあ、そういうものかな、と思ってね、まだ
柴田理恵:
んん・・でも、ま、
相談者:
嫁にも、もちろん聞いてないですしい、
柴田理恵:
うーん・・
相談者:
はい
ちょっと、
柴田理恵:
その、ワガママで、そんなに全部、お金を持ってっちゃうもんなんですかねえ?
相談者:
やっぱりねえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
向こうのお婆ちゃん家(ち)に相談しましたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
やっぱり、これからの生活のためにい、
柴田理恵:
うん
相談者:
前々からあ、そういうことを計画してえ、下ろしてたんじゃないか、って言うんですよね。
柴田理恵:
あの、失礼ですが、お婆ちゃん、家(ち)ってどういうことですか?
相談者:
あの、嫁の方のお婆ちゃん。
柴田理恵:
あー、
相談者:
はい
柴田理恵:
お嫁さんのところの、お母さんですね?
相談者:
お母さんじゃなくて、お婆ちゃんに、
柴田理恵:
あ、お婆ちゃん、あ、
相談者:
わたし電話をしたんですよ。
柴田理恵:
あ、お嫁さんには、ご両親はいらっしゃらないんですか?
相談者:
母親がいます。
柴田理恵:
お母さんがいらして、
相談者:
はい
柴田理恵:
で、お婆ちゃんに色々相談なさってたわけですか?
相談者:
はい
あの、母親はね、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、そこの、家を出てくときにい、
柴田理恵:
うん
相談者:
業者と一緒にい、引越しを手伝ったって聞いてますからあ、
柴田理恵:
はい
相談者:
お婆ちゃんは知ってるのかなあ?と思って、わたしが電話したんですよ。
柴田理恵:
あー、はい、はい
相談者:
したら、まったくお婆ちゃんは聞かされてないっていうことでえ、
柴田理恵:
はあ、あ、お婆ちゃんは、その、色々、家財道具持ってたのは知らなくてえ、
相談者:
全くそういうことは知らなかったですね。
柴田理恵:
じゃ、お母さんが、そういう、
「あ、もっとアレ持って行きなさい、これ持って行きなさい」
って、
相談者:
そう指示したのかあ、嫁があ、これとこれを持ってくっからあ、っていうことを指示したんか、その辺も、聞いてないです。
柴田理恵:
ふうん・・・離婚の
相談者:
はい
で、まあね、
柴田理恵:
うん
相談者:
息子もお、
柴田理恵:
うん
相談者:
いや、あの、今まで努めてたところはやっぱり家庭があったり、女房、子どもがいればあ、そこにいられたんですけどお、
柴田理恵:
はい
相談者:
独り身になってえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
出張してくれって言われたんですよ。
柴田理恵:
単身赴任っていうかあ、
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、
相談者:
それはちょっとねえ、長男も出来ないということでねえ、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
断ったら、もう、即、クビになってえ、
柴田理恵:
あーらあ、
相談者:
今、職探しはしてますけどお、
柴田理恵:
ああ、そうなん・・離婚、するときって、
相談者:
はい
柴田理恵:
どういう条件で、別れるとか、あるじゃないですか?、その
相談者:
はい
柴田理恵:
あれはこっち、お嫁さんが持って行く、親権とかね、
相談者:
はい
柴田理恵:
その、お子さんは、
相談者:
あ、親権はね、
柴田理恵:
うん
相談者:
子どもは二人、嫁の方で、連れてったそうです。
柴田理恵:
えと、お嫁さんの方に、あの、お子さんは行っちゃったんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
はあー
相談者:
で、養育費は、
柴田理恵:
うん
相談者:
月4万づつ払う、ということに、なんか話をつけたそうです。
柴田理恵:
あー、お子さんはいくつですかあ?
相談者:
小学校1年と2年です。
柴田理恵:
小学校1年と2年、
相談者:
はい
柴田理恵:
あー、なるほど
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃあ、あの、今、ほら、息子さんは仕事ないじゃないですか?
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
すと、無職のまんま、その養育費、月4万を払ってるわけですか?
相談者:
そういうことですね。
柴田理恵:
貯金もほとんど、お嫁さんが持ってかれて、
相談者:
もうほとんど、下ろされてしまって、もう、家財道具も、すべて、運び出されてしまって、丸裸ってことですね。
柴田理恵:
それは、息子さんは、良しとしたわけですか?
相談者:
もお、ちょっと気が弱いから、やっぱり、母親が来たり、業者が来て、嫁えが、ワイワイ騒ぐもんでえ、
柴田理恵:
ああ・・
相談者:
もお、全て、何も言えなかったって言ってましたね。
柴田理恵:
うーん・・
益々、そのお、離婚の原因って何なんだろうなあ?、って・・
相談者:
原因というのはね、ちょっとねえ、わたしから見ると、やっぱ、嫁え、は強い嫁でえ・・
うちは、あの、息子はあ、気が弱いというか、いい様に利用された・・としか、わたしは思えないんですよねえ。
柴田理恵:
そのお嫁さんに、
相談者:
はい
柴田理恵:
男の人が出来たとか、そういうことが、あるんですか?
相談者:
いや、そういうことはなさそうです。
柴田理恵:
あー
相談者:
はい
柴田理恵:
息子さんの何がいけなかったんでしょうかね?
その辺も、息子さんに聞いてみないと・・
相談者:
うーん、まあ、お互いに言い分はあると思うんですけども、
柴田理恵:
うーん
相談者:
やはり、お互いのワガママかなあ、と思うんですけどもね、それに、輪をかけてえ、嫁が強いというか・・
柴田理恵:
じゃあ、息子さん、この先、どうしたらいいか、
相談者:
うん、
柴田理恵:
ってことですかね?
相談者:
今あは、職探しはしてると言ってますけど、今、簡単には見つからないですよねえ。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
で、その家(うち)を、まあ、家(うち)は、売ってえ?
柴田理恵:
うん
相談者:
どこかアパートでも借りなくちゃ、もうローンは払えないですよねえ。
柴田理恵:
うーん・・
相談者:
はい
柴田理恵:
今日のご相談というのは、あれですか?、あの、この先どうしたらいいか?ってことですか?
相談者:
いいか、というか、
柴田理恵:
うん
相談者:
そのまあ、貯金を黙ってね、
柴田理恵:
うん
相談者:
下ろしたということとお、
柴田理恵:
うん
相談者:
その家財道具を?、全部持ちい、出したということ?
柴田理恵:
うん
相談者:
車も自分で持って行ってるう?
柴田理恵:
うんうん
相談者:
それも息子の名義ですから?
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうものをね、
柴田理恵:
うん
相談者:
たとえどのくらいでもねえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
取れるというか、
柴田理恵:
取り返す、
相談者:
取り返すというか、
柴田理恵:
取り返したい?
相談者:
言えば、なんか、変な言い方ですけどもねえ。
柴田理恵:
うーん・・
相談者:
はい
柴田理恵:
分りました。
じゃあ、ちょっと、先生に聞いてみましょうね。
相談者:
はあい
柴田理恵:
今日の回答者の先生は、
相談者:
はい
柴田理恵:
弁護士の伊藤恵子先生です。
相談者:
はい
柴田理恵:
よろしくお願いします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
相談者の息子さん
心の奥底に破滅願望か、大いなる無関心が潜んでいる。