浮気性の夫を必要としているのは実はあなたです

テレフォン人生相談 2014年7月31日 木曜日

相談者: 女60才、夫63才、3人の子供(みんな別居)
相談内容: 浮気を繰り返す夫との今後

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 森田浩一郎(医学博士)

回答:
森田浩一郎: 夫に別れを切り出すとき。夫の浮気癖は直らない。

加藤諦三: あなたはずっと育児に逃げてきた。あなたには立派な男は捕まえられない。(それを自覚して)問題に向き合うこと。

相談内容から、浮気に耐える女を想像する人もいたかも知れませんが、浮気相手の女に掛け合って別れを迫ったり、最近は夫に殴る、蹴るとか、相談者もかなりですね。

テレホン人生相談で浮気相談は一大カテゴリーですが、浮気をされた方の対処のし方には実は2つの回答しかありません。

一つは、離婚する。
もう一つは、許した上で夫婦を続ける。

これだけ。
年齢や、子供の有無なんてのは一切関係なく。

もちろん離婚には、家庭内離婚や別居という選択肢はあってもいいし、許すというのは、少なくとも許せない感情や態度を一切、表に出さないということです。

ところが、多くの相談者の希望は、
許せない、反省して欲しい、悔い改めて欲しい。
でも、離婚はしたくない。

今日の相談者もこれなんですよね。

で、どうしていいのか分からなくなっているわけです。

 

離婚しない理由は、生活の不安、さびしいと言っていましたが、基本は、相談者がこの浮気夫が好きだということ。

加藤氏の見立ては、育児に居場所を見出してバランスをとっていたというもの。

育児が終わってしまった今、その逃げる場所が見つかったってことかな。

にしても、加藤さんが相談者に放った言葉が、

「あなたに立派な男はつかまえられません。」

「あなたは、夫と別れられません。」

相変わらず、きついなー、と思いましたが、
これ、相談者に自覚と覚悟を求めてるんですね。

今日の格言は無し。

 

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