結婚40年、社交ダンス暦35年の夫。パートナーのアパートに泊まる夫と離婚したい
(回答者に交代)
伊藤恵子:
結婚して何年になられますか?
相談者:
35年。
伊藤恵子:
さっき、社交ダンスを始めたのが35年前ということは、結婚したときからですか?
相談者:
ええ、子どもが小さい頃から、夜になると、365日、毎日出ていました。
伊藤恵子:
ああ、そうなんですか。
それでー、ハッキリしたといいますか、今でも認めているか、いないかハッキリしないんだけど、不貞行為・・、証拠・・、
ま、夫は認めないわけですね。
相談者:
えーと、答えないですね。
伊藤恵子:
泊まっているということは認めているんですか?、むこうの家に。
相談者:
いえ、一切答えません。
警察の方では、駐車違反で写真も撮ってありますし、ただ証言はできないということで、言っておられました。
伊藤恵子:
この駐車違反はいつですか?
相談者:
3,4ヶ月前です。
伊藤恵子:
3,4ヶ月前ですね。これが、あなたとすれば証拠だと思われるわけですね。アパートに行っていると。
これ1回しか立証はできない、かしら?
相談者:
お聞きしたんですけど、何回も張り紙をしたり、出頭(出頭要請?)したけど、警察の方ではね、あのー、それ(出頭?)がないから、ないけど、写真は撮ってある、何回も、とは言ってました。
朝まで、近所から苦情がありましてね・・、おっしゃってましたけど、証明はできないと。
伊藤恵子:
それでー、貴方の方で立証が十分かどうか、別なんですけども、
夫が認めればそうですが、認めていなくても、かなり立証できる形になっていると思います。
車だけ置いて、他に行っていたとか、家にいたとか、
相談者:
考えられないです。
伊藤恵子:
そこに泊まっていたと、そこから帰ってきていたと、その間、あなたの家にいないし、車が盗まれたわけじゃないし、夫がそこに行っていると。
こういうことで、明らかであれば、夫に対して慰謝料請求、それと、その相手である人に慰謝料請求、できます。
それで、あなたもお仕事してらっしゃったんですか?
さっき、仰ってた・・
同じ職場で、
相談者:
そうなんです。同じ職場にいたんで、何度も離婚を考えたんですが、それができなかったんです。
職場を辞めなければ、相手も止めませんでしたので、子ども苦しめて、私も苦しみ続けてここまできてしまったんですけど。(泣く)
伊藤恵子:
今はリタイヤされているのかしら。
相談者:
はい。
伊藤恵子:
ですね。
もう仕事のことは考えなくていいと、いうことですね。
それで、離婚ということになると、35年、40年近くお2人で作った財産があると思うんですが、それの半分はあなたのものと、いうことで請求することができますね。
お家が共同名義なのかな?
それと、預貯金とか色々あると思うんですが、あなたの方が把握してらっしゃいますか?
相談者:
そうです。はい。
伊藤恵子:
そういうものもご主人が勝手にできないようにちゃんと押さえておいて、
それから、別れましょうと、離婚の請求と、財産分与と、慰謝料の請求をされたらいいと思います。
それで、
ご主人と話ができないと、先ほど言っておられた、
黙っていると、
離婚届もほっておかれると、
いうことであれば、離婚調停の申し立てを家庭裁判所にしたらいいと思います。
お子さんが大きいので、親権とか、養育費は関係ないですから、先ほどの3つですね。
慰謝料額ってのは、長い結婚生活ですから、相当の額を請求してもいいと思うんですが、そこ(離婚調停)で決まってくると思います。
年数とか、財産とか色んな要素で決まると考えてもらっていいと思います。
で、相手の女性に対しても、共同不法行為ですから、慰謝料を請求できます。
ただ、額はご主人と同じではなく、ご主人の行為がひどくて、家庭を顧みらずダンスをやっていた(笑)ということであれば、ご主人の額の方が大きいかもしれない。
金額は色々で。
300万から500万、あるいは1千万を認めてる場合もあるし、ケースバイケースですが、今のお話だと相当額を請求してもいいと思います。
一人で難しければ、お近くの弁護士会に相談して、自分でやるか、依頼するかを決めるといいです。
どれくらい取れるのか、ご主人が隠す前に押さえる方法とか、よくご相談なさってください。
2人(相談者夫婦)で解決できる状況ではないのでね。
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか、あ、あの、
相談者:
ありがとうございました。
(内容ここまで)
すごいですね。
この夫婦関係。
だって、40年近くですよ、40年。
この夫婦にとって、家庭ってなんだったんでしょう。
てか、夫の方、まさか、35年間、同じ不倫相手ってことなんでしょうか?
そもそも、結婚直後に、旦那だけが社交ダンスを始めるってところからして、おもいっきし変なんですが。
ダンスの方も35年のキャリアって、もはやプロ級ですよね。(笑)
それにしても加藤さん、最後に何を言おうとしたんでしょう?
すごく気になる。
千円払うから教えて欲しい。(笑)