投資で元本保証?タメ口でまくし立てる知ったか女50歳

テレフォン人生相談 2012年2月3日 金曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 女50歳

今井通子:
もしもしい?
テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いします。

今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
えーとですねえ、あの、知り合いの方にい、

今井通子:
はい

相談者:
えーと合計、200万足らずなんですけれども、

今井通子:
はい

相談者:
お金を預けたんですね?

今井通子:
お金を預けた?

相談者:
はい。
あの・・

今井通子:
これは投資用に?

相談者:
そうですねえ。
んっと・・

今井通子:
どういう投資になさるって?

相談者:
いや、それが詳しく聞いてないんですよお。
で、銀行、で今、定期とかすごい、金利が安いですよねえ?

今井通子:
はい

相談者:
で、たまたま銀行の方が見えててえ、

今井通子:
はい

相談者:
ま、いろいろ「融資しませんか?」とか、いろいろ話をしててえ、

今井通子:
うん

相談者:
で、ま、その話を、たまたまその、知り合いの方が来てたのでえ、

今井通子:
ええ

相談者:
もう、「銀行こんな感じだけどどう思う?こんな感じよ」って言ったら、「あー、これくらいの金利い」、みたいな感じでえ、

今井通子:
ええ

相談者:
で、あ、「僕ならあ、あの、もっと出せる、のにい」とかって、ハハハって感じだったのね?

今井通子:
はい

相談者:
でその方のこと、凄く信頼していたのでえ、

今井通子:
ええ

相談者:
通帳お預けしてえ、やっ、あっ、ていう感じの関係だったので、
「えー、だったら、じゃあ、あの、お小遣い稼ぎ、しようかな」って私も、軽い、ノリで、

今井通子:
うん

相談者:
とりあえず100万円、でえ、で、年、5万円?

今井通子:
ええ

相談者:
で、お小遣い入るから、それでいいかなあっていう感じだったんですね?

今井通子:
はい。
とりあえず、100万円って、通帳を預けちゃったの?

相談者:
違います、違います、わたしがあ、現金で持ってきました。

今井通子:
おおー、なるほど。

相談者:
うん

今井通子:
ところであなたおいくつ?

相談者:
50歳です。

今井通子:
50歳。

相談者:
はい

今井通子:
ええー?
お若いお声ねえ?

相談者:
えっ、そうですか?ウフッフフッ(笑)

今井通子:
フフ(笑)
そのお知り合いの方って何歳ぐらいの方?

相談者:
40、前ぐらい、かしら?

今井通子:
30、後半?

相談者:
と、思います。

今井通子:
そうすると、あなたの、会社のお、

相談者:
うん、うんうん

今井通子:
取引先みたいな方?
そうすと。

相談者:
取引先の中の、1人の、役員っていうかあ。

今井通子:
ああー、なるほど。

相談者:
そう、そう、そう、そう、そう

今井通子:
で、その方が、たまたま、い、いらした時に、銀行の話をしたら・・

相談者:
そーですね、たまたま普通の会話ん中にそれを入れたのね?

今井通子:
ふーん

相談者:
そしたらその・・

今井通子:
ただ、ちょっとね?
さっきちらっとおっしゃったんだけど、あの、「通帳を預けて」とか、い、言われなかった?

相談者:
いろいろ取引の、出し入れとかありますよね?

今井通子:
ええ

相談者:
そういうのもその方に、

今井通子:
ええ

相談者:
あたし、そこら辺がちょっと抜けてるので、

今井通子:
ええ

相談者:
たまたまその方は、すごい計算に強い方だったのでえ、

今井通子:
はい

相談者:
「じゃあ、しっかり見といてね」、みたいな、

今井通子:
ええ

相談者:
で、月に1回、ぐらい、

今井通子:
ええ

相談者:
「これは、こう、ここからの税金」だとかあ、

今井通子:
ええ

相談者:
「これは、こういう、支払い」だとかあ、

今井通子:
ええ

相談者:
その方がチェックしてくれてたんですね?

今井通子:
と、かなり、お親しかったわけね?

相談者:
かなりってか、ま、そう、だから、多分仕事関係上は、まあ、その、社内でも、私はその人に一目置いてたっていうかあ、

今井通子:
ふーん

相談者:
「あ、この人は切れるな」っと思ったのでえ、

今井通子:
ふーん

相談者:
だから、「ま、100万円とかだったらあ、ま、この、会社を離れててもお、その方とは、ま、これからもいろいろとお、そういう、お金に関してはあ、アドバイスいただこうかな?」と思ってえ・・

今井通子:
その方は、その、金融関係の方じゃあないの?

相談者:
あ、全然違います。

今井通子:
あ、そう。
タイトルは持ってないの?

相談者:
持ってない。

今井通子:
なるほど。

相談者:
んー、だから、私、じゃあ、何い?

今井通子:
あなた自身があ、なんか・・

相談者:
何に対して、

今井通子:
うん

相談者:
投資をしてるとかも、

今井通子:
うん

相談者:
そういうのも、も、ぜーんぜん聞かなくってえ、

今井通子:
うん

相談者:
も、ただ、もう、先入観で「あ、もう、この人なら大丈夫」っていう頭があったからあ、とりあえず、い、1回目、100万で、次また、なんかの拍子に、また、銀行が来て、「まあた言ってきたね?」とかいう話、「もお~」とかって言ったら、その人が、「じゃあもう100万ぐらいしますかあ?」とかが、「そうだなあ」とかって、「やろうかな~」とか言ってえ、

今井通子:
ええ、ええ

相談者:
「じゃあ次また会った時に渡すねー」って言ってえ、

今井通子:
ええ

相談者:
でも、お家に帰ってきても、や、でも、やっぱりこれ以上は、やっぱり、家(うち)の家訓として、「お金を貸したら、もう、あげたものと思え」とかあ、

今井通子:
うーん

相談者:
「保証人になるな」とか、そういうことすごい言われたのね?

今井通子:
ええ

相談者:
「いや、もう、やっぱりこういうの止めよう」と思って、もし、ま、100万なんで、預けたりしたら、それを、返してもらう時に、

今井通子:
ええ

相談者:
ちょっと言いづらくなるから、ま、100万ぐらいにしといて、もう、「次から、追加は止めよう」と思って、その方に、「追加って言ったけど、やっぱり止めとくう、ね」って言ったらあ、

今井通子:
はい

相談者:
「いや、もうそれは、一旦、あた、預かっちゃって、もう、入れ込んじゃったから、」

今井通子:
うん

相談者:
「それを引き出すには、なかなか、また大変なことになるから」って言うから、

今井通子:
ええ

相談者:
1日しか経ってない、「え、もうやっちゃったの?」って、ま、「ああ、じゃあ、もう仕方ないね。じゃ、とりあえず、ま、徐々に止めえ、てくことにするけど」、ま、そん感じで、お小遣い、ま、ちょっと増えるかっていう感じ、で、ま、それはそれで置いといてえ、

今井通子:
はあい

相談者:
で、まだ私、利子もらってませんよ、まだちょっと1年経ってないんで。

今井通子:
ええ

相談者:
まあ、その間(かん)、数回、毎月1回ぐらいはお会いするんですけどもお、

今井通子:
ええ

相談者:
最近、その方が、あたしのところに来た時にい、「あ、実はあ、ちょっとお金借りたいんだけど」って私に言ってきたんですね。

今井通子:
はい

相談者:
で、「ほあ?」みたいな感じで。

今井通子:
うん

相談者:
で、「奥さんがちょっと、トラブルに巻き込まれてえ、」

今井通子:
うん

相談者:
「で、ちょっと50万ぐらい要る、ことになったからあ、で、貸してもらおうかなー」って言い始めてえ、

今井通子:
ええ

相談者:
私も、今までの経緯を考えて、なんかいろいろ、そうですね、
「アドバイスとかもしてくれたのでえ、なんか可哀想かな」、と思って、
「でも30もちょっとぐらしなあ」、と思って、
「じゃあ15ぐらいかなあ」とか思ってえ、
「それくらいなら何とか」とか言ってら、
「あー、それでも、助かるー」とかって言うから、
「んじゃあ私それくらいしかお役に立てないけどお」って言って、電話を切ったの。

今井通子:
ええ

相談者:
で、ちょっと、お友達たちにい、
「『ちょっとずつお金を、貸して』とか言われちゃって、すごい困っちゃって、どうしよう~、でも、なんかケチな女だと思われんのもなんか嫌だしなあとか」
って言ってたら、

今井通子:
ええ

相談者:
みんなが、「それっておかしくない?」っていう話になってえ、

今井通子:
うん

相談者:
「だって、ね?200万かなんかそんなこんな、投資してると人とか、なあんで、たかだか50万、ないわけ?それも、会社でも結構な地位にある人が、なあんか、おかしくないのお?」
って言い始めて、

今井通子:
ええ

相談者:
すんごい信用してたのに、その人のことを。

今井通子:
ええ

相談者:
で、結構私の、お通帳とかも、見せてたしい、私、が、結構自分で自由にできるお金を持っていることを知っているのでえ、「なんか、足元見られたかな?」と思って怖くなって。

今井通子:
ええ

相談者:
で、速攻その人にメールして、
「ほんと申し訳ないけど、人間関係壊したくないからお金は、や、お貸しするのは、ごめんなさいね」
って言って、で、
「その、投資した分も、やっぱりこれからの、あなたとの関係、のことを考えると、たかだかあたしのね?利益分の、ために、目が眩んで、トラブルとか起こしたくないから、やっぱりそれ止めるね。ごめんなさい」
ってメールしたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
で、その人から、すぐ、ま、「承知しました」みたいなメールが届いたんですけれども、でもその後(ご)、また他の人、に、言ったら、みんなは、「ま、100%返ってこないね」とかって、すごく言うのね?

今井通子:
ええ

相談者:
だから私としても、段々、心配になって、たかだかじゃないけどお、そんなお金、ドブに捨てるのも腹が立、つしい、あたしのことを女1人だと思って甘く見られたのも・・

今井通子:
うーん

相談者:
で、ぎゃふん、じゃないけど、言わせれないかな」と思ってえ。
ま、覚書は、その方、書いてきたので、覚書はとりあえず、持ってるんですね?
その方との契約の。

今井通子:
その覚書は、

相談者:
はい

今井通子:
し、司法書士のところへ行って作った、正式なもの?

相談者:
違います。
その方があ、ワープロで打ったやつ。

今井通子:
ああ、はあ、はあ、なるほどね。

相談者:
甲は乙は、みたいな感じで。

今井通子:
うーん

相談者:
うんうん

今井通子:
で、それはあ、どういう覚書だったんですか?

相談者:
「甲が、乙にい、何年何月、付けでえ、」

今井通子:
うん

相談者:
「締結した融資内容に関し、以下の通り合意したので、覚書を締結する」、みたいな感じでえ、
「資金支出とは、資産運用、」

今井通子:
はい

相談者:
で、「金利は、5%ぐらい」でえ、で、「融資日と返済期限」があってえ、

今井通子:
はい

相談者:
「第一条」、と、かにはあ、ま、
「融資期間、を、これからこれまでにする」みたいな感じで、で、「長期、融資期間に伴う返済方法については、双方協議の上、期日一括返済、または、期日金利のみ返済を取り決め、るものとする。」
で、えー、後から、
「尚、元本は、保証されるものとする。」
これは手書きで、ちょっと、おれも、「これも書いといて」っていう、頼んだのね。
それは書かしたんですね?

今井通子:
ああー、なるほどね。

相談者:
ん、だから、期日、一括返済を私は、の、望んでるんですね。
もし・・

今井通子:
で、その期日がまだ来ていない?

相談者:
来てないんですよ。

今井通子:
それはまだ来てない?

相談者:
そうです。

今井通子:
あと何ヵ月ぐらいとか・・

相談者:
4ヵ月ぐらい。

今井通子:
あと4ヵ月ぐらいなんですか?

相談者:
そうです、そうです。

今井通子:
はい。
なるほどね。
というわけで、そうすると、今日のご相談はあ、

相談者:
はあい、返す・・

今井通子:
今すぐ何とかする手法はないか?

相談者:
あ!今すぐ、は、まず無理だと思うのね?
その、返済期限が、いついつっていう、決まってあるからあ、

今井通子:
うーん、で・・

相談者:
あたしはあ、

今井通子:
うん

相談者:
どういうことをしとけばいいのか?

今井通子:
なるほど。

相談者:
うん。
それをお・・

今井通子:
分かりましたあ。

相談者:
はいはい

今井通子:
今日はですねえ、

相談者:
はい

今井通子:
弁護士の、大迫恵美子先生がいらしてますので、

相談者:
はあい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、はい

(回答者に交代)


「投資で元本保証?タメ口でまくし立てる知ったか女50歳」への1件のフィードバック

コメントはお気軽にどうぞ。

名前欄には、何かハンドルネームを入れてください。🙏
空白だと、すべて「匿名」と表示されてしまいますので。