13歳の娘の自慰を問い詰めることの残酷さが分らない女
テレフォン人生相談 2013年3月4日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女40歳 夫45歳 長女13歳 長男7歳
今日の一言: 虚しさの中で欲求は肥大化します。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい
加藤諦三:
はい、テレホン人生相談です
相談者:
あ、宜しくお願いいたしますう
加藤諦三:
はい、最初の、最初に年齢を教えて下さい
相談者:
あ、はい、えっと夫が45歳、
加藤諦三:
はい
相談者:
妻40歳
加藤諦三:
はい
相談者:
娘13歳
加藤諦三:
はい
相談者:
息子7歳です
加藤諦三:
はい、分かりました
で、どんな相談ですかあ?
相談者:
はい、えっと、むすうめえ…
加藤諦三:
13歳のお嬢さんね?
相談者:
そうですね、13歳の娘なんですけども
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと今、反抗期なんですけども
加藤諦三:
はい
相談者:
寝起きが特に悪いんですね
加藤諦三:
はい
相談者:
寝起きが
加藤諦三:
はい
相談者:
で、危ない時間なので起こしに行くって感じなんですけども
加藤諦三:
はい
相談者:
それでも起きないので布団をめくったところ
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、ちょっと、下を脱いでるんですね
加藤諦三:
はい?、はい
相談者:
ズボン、パジャマを全部
加藤諦三:
はい
相談者:
下してるっていうのがあ
加藤諦三:
はい
相談者:
何回か、あの、あったんですね
加藤諦三:
はい
相談者:
で、「何をしているの?」と、ま、そのたんびに言うと
加藤諦三:
はい
相談者:
「なんでもない」・・
て終わってたんですけども
加藤諦三:
はい
相談者:
特に気にする事もなかったんですが
加藤諦三:
はい
相談者:
そのうち、変なあの…ティッシュペーパーを
加藤諦三:
はい
相談者:
厚さが2センチくらいで、長さが10センチくらい?
加藤諦三:
はい
相談者:
の、筒みたいなのを作って、それが湿ってるものがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
何回か、ベットからとかあ
加藤諦三:
はい
相談者:
ゴミ箱とか
加藤諦三:
はい
相談者:
にあって、それも見つけるたびに聞くと
加藤諦三:
はい
相談者:
「なんでもない」って言うんですけども
加藤諦三:
はい
相談者:
あの…ま、娘の部屋を、ちょっと整理している時に
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと、いつもは鍵がかかっているんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、ちょっとそこにメモみたいな感じで
加藤諦三:
はい
相談者:
変な…あの・・男女の絡むような、変な
加藤諦三:
はい
相談者:
娘が描いた様な絵ではない?
加藤諦三:
はい
相談者:
でも手描きなんですけれどもお
加藤諦三:
はい
相談者:
そういう絵が、あったので、なかりグロテスクなのでえ
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと、変な話ちょっと、結びついて
加藤諦三:
はい
相談者:
しまったんですね。
ほんとにちょっと性的なほんとグロテスクな
加藤諦三:
はい
相談者:
男性の下半身も描いてるし
加藤諦三:
はい
相談者:
女性の下半身も描いてるとか、っていう、ちょっとほんとに、見たこともないような
加藤諦三:
うん
相談者:
タッチの物を見てしまったのでえ
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしていいのかなあ?って言うのと、あと、弟が
加藤諦三:
うん
相談者:
7歳
加藤諦三:
うん
相談者:
6歳離れて、7歳の子がいるんですけれども
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと、まあ二人でお留守番してもらっていた時に
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと部屋が真っ暗にして遊んでいたみたいで
加藤諦三:
はい
相談者:
「何してたのか?」
って聞いても、
「別にい」
て感じなんですが
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、
「すぐご飯だよ」
って言っても、すーっと弟呼んで2階に行って、呼んでも降りてこないのでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、父親が、声をかけて、てっいうか、見にいったところ
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、ぬ…脱いでいたんですねえ。
加藤諦三:
はい?
相談者:
あの、娘が、
加藤諦三:
はい
相談者:
ホームウェアの下を脱いでいてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「何してるんだ?」
て・・言ったらやっぱり
「別になんでもない、遊んでただけ」
って感じになってしまうんですがあ
加藤諦三:
はい
相談者:
なんか、ちょっと重なってしまったので
加藤諦三:
うん
相談者:
なんか、どう対処していいのか?とか、あとちょっと、弟、にも、いい影響では、決してないと思うのでえ
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしていいかわからない・・ので、ちょっとちょっとご相談したいんですけどもお
加藤諦三:
はい
まあ、あなた、反抗期と言いましたけども
相談者:
はい
加藤諦三:
こういう問題が出てくる前はどういうお嬢さんでした?
相談者:
ほんとに明るく元気で
加藤諦三:
はい
相談者:
学校でも活発ですし
加藤諦三:
はい
相談者:
友達もいっぱいいるっていう感じで過ごしてますし
加藤諦三:
うん
相談者:
それまでは、母親とは、ま、◆#$お話、というか何でも話すっていう感じではあるんですけれどもお、
加藤諦三:
うーん
相談者:
ただ今はほんとに、朝の目覚めの悪さは本当にひどいですしい
加藤諦三:
ええ
相談者:
あと、なんていうんですか、あのお、ちょっと自分の気持ち、思い通りにいかないと、
加藤諦三:
ええ
相談者:
へそを曲げてしまってえ
加藤諦三:
ええ
相談者:
なんか、一つの、こちらの親の言葉とかに固執するう?
加藤諦三:
うん
相談者:
例えば、朝だらだらしてるから学校いかなくて…「もう行くな」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、夫の方が言うと、そこの「行くな」の部分をとってしまって
加藤諦三:
うん
相談者:
「お父さんが行かなくていい言ったから、もう行かない」
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
ていう感じになってしまう。
あと弟に対する、言葉とか
加藤諦三:
うん
相談者:
態度も、本当に、小さい時はかわいがっていたのですけどもお、ほんとここの、二年位は、ちょっといじわるかな?っていうような・・
加藤諦三:
要するに一口で言うと、気持ちが非常に不安定なんですね、今
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました、
相談者:
はい
相談者:
今日は、こういうような状態の中で、
相談者:
はい
加藤諦三:
この子にい、どう対処したらいいか?っていう事ですね?
相談者:
あ、そうなんですう
加藤諦三:
はい、分りました。
今日はスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてるので
相談者:
あ、はい、
加藤諦三:
伺ってみてください。
相談者:
宜しくお願いしまあす
(回答者に交代)
これリアルタイムで聴いてました。
大原氏が泣かんばかりの勢いで相談者を責めてた記憶。
石鹸のくだりはよく分からないですね。
私情の多い上に長いコメントで見づらいが、さらに見当違いなら穴に入りたい…
「お母さん何してくれてんだ、言い方最悪だぞこれ」と、私は最初に思ってしまった。お母さんがしたことは娘さんの性の側面の否定であり、娘さんの尊厳を大きく傷つけることなのだから。こんなん大災害とかエグいいじめレベルの出来事だよ。よく娘さん「なんでもない」って言えたな、「うっせぇ部屋入ってくるな、お母さん最低!家から出ていけ!何なら私が出て行くから!」ぐらい言っていいぞこれ。もうこの相談から10年近く経っているから、娘さんがとにかく生きててほしいのだけれど、これだけ傷つくと最悪再起不能、良くても自分の恋愛や子育てに影響するでしょ。とてもセンシティブで大事な話。
お母さんもお母さんで、娘さんが心配なら先回りして声がけ(詰問)するんじゃなくて、本人から「どうしたらいいかな?」と相談を持ちかけられた時に対応したらいいじゃん。気づかれないように見守りなよ。
娘さんの気分が不安定でしんどそうなら、話をただ聴いてあげるだけでいいし、アドバイスをしようとしなくていいんだ。大人の女性として娘さんが寄り添われる経験を積めるチャンスを、なぜこの形にしたのかとはらわた煮えくりかえる。
大原先生が責めるのも無理ないよ。私も女性としてこの相談を聞いていると苦しくなるくらい、キツイ話だもの。
娘さんの気分の不安定さはしんどいけれど、この時期の女子は成長過程ゆえにホルモンバランス整ってないんだから当たり前。それが原因で勉強についていけないとか人間関係が破綻するならお医者さんに相談。
香りで気がまぎれるならひとまずそれでいい!苦しい気持ちを持ち続けるのはしんどいから、気分転換になるといいな!気持ちが落ち着いたら苦しさを何とかしたくなるだろうから、お母さんに相談してくると思うし。
ただ、心が傷ついて苦しくて、なんなら「穢らわしい自分なんていない方がいい」とか思っているなら、いい香りはそんな気持ちを晴らす最高のスイッチになる。うまくいけば娘さんの心の拠り所になる。私はこの手のスイッチがなくて大変だったから、娘さんには効果を発揮していると嬉しい。
あと、朝起きられないなら低血圧とか貧血とかもっと可能性のあるところを考えようよ、本人は辛いんだからさ。何で他人が辛い状態なのにここまで鞭打てるの、意味わかんない!
大原先生がお母さんを問い詰めたもののうちの一つは「自分が相手にされて嫌なことを他人してはいけない」ことが理解できてないからでしょ。お母さんは人間としてやってはいけないことをしている自覚がない。特にその人の尊厳を否定し傷つけることは存在の否定と同じ。キツイ言い方すれば魂の殺人とほぼ同じだよこれ。
お母さんちゃんと大原先生のアドバイス理解できてる気がしないんだけど、いつもなら追加アドバイスする加藤先生すら大原先生のアドバイス繰り返す時点で、この状況がどれだけ深刻なのかを物語っていると思うのだ。(窓開けるのは娘さんが学校に行ってる間にしておこうな、もし娘さんが自分を大事にできない時が訪れたら、本人のいない時に開ける程度にしておくれ、最悪飛び降りるぞ)
娘さん苦しいと思うけれど、母親を憎んでいいからサバイブしててくれよ、頼むから。
生きていれば、自分がされた仕打ちも他人の心理も学べる。そうしたら時間がかかっても自分の人生の苦しみを理解して、いつか手放せるから。もしかしたら似た出来事で傷ついた仲間にも出会えて、気持ちを理解してもらえるかもしれない。とても時間のかかることかもしれないけれど、その時間はきっと自分の糧になる。
そうやって人にで傷つけられても、別の輪の中で人に癒されて生きていけることを、
この娘さんが今生きていたら切に伝えたい。
かつて似た経験をした、サバイバーより。