400万で自殺未遂? 依存的敵意を自覚せよ。
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
ですからね、整理するとまず、人間関係を心理的に整理すること。
今あなた、整理出来てないんです。
相談者:
そうです。
できてないです、はい。
加藤諦三:
要するにこの先輩が・・あなた、怒りを持ってんだけども、まだ、離れられないんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
こういうの、依存的敵意と言うの。
相談者:
はい。
加藤諦三:
敵意を持ちながらも、その敵意の対象に自分が依存してるの。
相談者:
あ、はい。
加藤諦三:
これが、いっちばん(一番)、怒りの中で、処理がし難いものなんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
だって、あなたの怒りは・・消えません。
このままだと。
相談者:
あ、はい。
そうですね、はい。
加藤諦三:
だけど、忘れないと生きていけないから、今のあなた。
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
なぜ、こんなに怒りが消えないかというと・・
相談者:
はい。
加藤諦三:
怒りの原因が・・・あなたにあるからなんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
あなたは400万に怒りの原因があると思っているけども・・違います。
相談者:
はい。
加藤諦三:
自分が原因の怒りっていうのは、時が経っても忘れません。
相談者:
あ、そうなんですね、はい。
加藤諦三:
人間関係を自分の中で明確にしなきゃだめ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
この人は敵。
この人は味方。
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、この人は味方と思っても、あなた、依存心が強いから、なんや、かんやで、敵意持つんですよ。
相談者:
あ、はい。
そうですね。
妻もお・・味方してくれてるんですけど、どこか敵意を・・しちゃうんですね
加藤諦三:
そういうことです。
奥さんにも敵意を持っちゃうの。
奥さんに対する依存的敵意なの。
だから、奥さんは味方。
相談者:
はい。
加藤諦三:
いいですね。
だから、その人間関係を心理的にきっちり整理して、自分の依存心の強さをここで、自覚する。
相談者:
はい。
加藤諦三:
この怒りは俺の依存心なんだなあ、ていうことを・・
相談者:
はい。
加藤諦三:
しっかり、頭に置いとくことだね。
相談者:
はい、なんか、少し気持がすっきりしました。
加藤諦三:
そうですか。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それじゃあ、もう、変なこと考えないように。
相談者:
はい。
加藤諦三:
どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
時と共に消える怒りと消えない怒りがあります。
消えない怒りは依存的敵意です。
(内容ここまで)
言われちゃいましたね、森田氏に。
「皆に(感情を)表現しようとして自殺なんかしようとして」
森田氏は、「いい人」っていう言い方でしたが、お人よしなんですね。
だいたい、その400万円、先輩が会社に使ったんだったら、会社の債務となるように、文書を、後からでも、作ればいいでしょうに。
で、2年前までは、代表取締役だったんですから、会社口座から自分の口座に振り込めばいいだけじゃん。
先輩だって、その方が懐は痛まないし、万が一、先輩が私的に使っていたとしても、会社と先輩間での債権・債務の問題になるだけだしね。
なんか頭悪いです、相談者。
なんの製造でしょうね。
会社立ち上げて、25年も続けて、2億円も借り入れて、なかなかのもんだと思いますけどね。
状況が悪いときこそ、真価が問われるんですが、器じゃなかったんですね。
モノ作りだけに専念すべきでした。
本来、味方なのに、敵意を抱いてしまう依存的体質。
過去にちょっと思い当たることあって反省。