娘婿の再婚相手の見学を断りたい。交渉窓口の母からの相談
テレフォン人生相談 2014年11月11日 火曜日
相談者: 女68歳 夫75歳
パーソナリティ: 勝野洋
回答者: 坂井眞(弁護士)
勝野洋:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あのお、娘のことなんですけどね。
勝野洋:
娘さんのこと。
相談者:
はい。
離婚して・・2年半・・くらいなるんですけど、養育費としてね、あのお、一応、お金は入れて・・ローンを・・お金払ってもらってたんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
それをね、2ヶ月前から、お金が足りないから、3万入れて欲しい、4万入れて欲しい、って、2ヶ月言ってきたんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、それで、2ヶ月目にね、娘がちょっと腹を立てて、公証役場の方で、ちゃんと、こう・・契約って言うんですか、キッチリ決めた話やなのに、なんで、そんなこと、お母さん言ってくるの?、ってこととで、怒って、メールをしたんです、相手に。
別れた旦那さんの方にね。
勝野洋:
はい。
相談者:
そしたら、それを、むこうの再婚したお嫁さんが見て、怒ってね、
「養育費を払ってるのに、その感謝の気持ちを持ってない!」、言うて、怒りだしたんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、私・・
その人(元夫の再婚相手)が、子供も出来ててね、その・・臨月まで働いたり・・あのお、貯金も果たして・・払ってんのに、感謝の気持ちない、って怒ってね。
で、この間、裁判所の方に行くようになってたんでね、で、そのときに、あのお、電話1本して、謝りの言葉も無かった、ってまた怒ってるんですよ。
勝野洋:
むこうの・・
相談者:
相手の嫁さんがね。
勝野洋:
お嫁さんがね。
相談者:
ええ。
勝野洋:
あの、あなた、おいくつですか?
相談者:
私ですか?
勝野洋:
はい。
相談者:
61です。
勝野洋:
61歳。
あの、家族構成を教えてください。
相談者:
はい。
主人と2人暮らしです。
勝野洋:
ご主人はお幾つですか?
相談者:
66です。
勝野洋:
それで、あの、娘さん・・
相談者:
私の娘は、38歳と、40歳の娘が居ます。
勝野洋:
お2人だけですか?
相談者:
はい、そうです。
勝野洋:
どちらですか?、そのお・・
相談者:
長女の方のことなんですけどね。
勝野洋:
40歳のね。
相談者:
はい、はい。
勝野洋:
が、離婚されたわけですね?
相談者:
そうなんです。
勝野洋:
で、お子さんが?
相談者:
あのお、6年生と、中3の子が居てます。
勝野洋:
このお子さんは、面倒看てるわけですね?
相談者:
娘が・・面倒看てるんですけどね。
で、あのお・・1回、2人が、会って・・養育費が、ちょっと払えないから、ちょっと、免除して欲しい、ってことを2人で話ししたんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、そんとき、ちょっと、喧嘩みたいになって・・そんなバカなこと言わんといて欲しい。
絶対、払ってもらわな困るから、ていうことで、別れたらしいんですけどね。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、話にならないから言うて、相手が裁判所の方に行ったんですよ。
家庭裁判所に。
勝野洋:
はい。
相談者:
あのお、免除の件ってことでね。
勝野洋:
はい。
相談者:
でえ・・娘も、先日、裁判所の方に行ったんですけどお・・相手は4万円か、4万7千ほど、出して欲しい、って言ってきたんですよ。
勝野洋:
4万?
相談者:
4万か、4万7千円って言うてました。
勝野洋:
4万7千円・・
相談者:
で、娘は、私は、2万くらいしか・・ま、免除でけへんと。
生活出来ないから、って言うたんですけどね。
勝野洋:
はい。
相談者:
次の日にまた、相手から電話あったんですよ、私の方に。
勝野洋:
はい。
相談者:
も、こんな状態やったら、家売らないとしゃあないから、家、売ろうと思ってるけど、って言うからね、家売っても・・残り、1千2百万あるんやったら、借金、かなり増えるよ、って言ったらね、・・
勝野洋:
はい。
相談者:
それやったら、なんやったら、4万くらい払ってくれたら、1回、嫁さんと相談するっていうことで、今、話は、止まってるんですけど。
勝野洋:
はい。
相談者:
あのお、それと、一番気になってることはね、・・
勝野洋:
はい。
相談者:
例えば、自分・・
今住んでいる所、6万払ってるらしいんですよ。
相手がね。
勝野洋:
あ、はい。
相談者:
でえ、・・うち、の、上・・下の子が高校卒業したときに、この、今娘が住んでる家に、戻って来ようと考えてるみたいなんですよ。
勝野洋:
元のご主人が?
相談者:
そう。
そしたら、その6万円ていうお金、浮くでしょ?
勝野洋:
はい。
相談者:
で、こっちの6万7千円を払い続けたらええ、っていう風に、考えてる・・とこがあるんですよね。
勝野洋:
はい。
相談者:
でえ・・それでね、家を、お嫁さんが、どんなんか見に来たいって言うんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
でえ、そのお、娘がね、そんなね、家ん中まで観て欲しくないと。
別れた・・旦那ならいいけど・・やっぱり、所有権持つ・・旦那ならいいけど、お嫁さん、他人なんだから、プライバシーに関わることやから、入って欲しくないって言うんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
それをね、居住権の許可無しでは、他人は入れない、ってそういうことを、相手に、言えるのか?、それをちょっと、お聞きしたくって。
勝野洋:
はい。
今日のご相談内容としたら?
そういうことですか?
相談者:
見に来るのをね、お嫁さんが。
勝野洋:
はい。
相談者:
別れた旦那は、いいけど、そのお、再婚した女は、家の中に入って欲しくないって言うんですよ。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、私が、私が行くようになってるんですけど、娘は顔合わしたくないからって言うから、
勝野洋:
はい。
相談者:
それを、そのお、他人が、入らないで欲しいということを、相手に言えるのか、どうかっちゅうことをね。
勝野洋:
それが、今日のご相談ですね?
相談者:
はい。
(回答者に交代)