回避性の人格障害。大人に成りきれない孫への対応
(再びパーソナリティ)
相談者:
はい。
色々ありがとうございました。
今井通子:
高橋先生が仰るように、子供さんが、社会的にも成長してない部分があるのと、同時に、何か成長すべき、人との関わりを持つべきときに、それのない生活をずっとされてたようなところもありますよね。
相談者:
ああ、そうかもしれないです。
今井通子:
うん。
なので、家庭の行事、例えば、ちょっとそこのもの取ってとか、
相談者:
ええ。
今井通子:
なんか、段々巻き込んであげると、自分にも居場所がある・・やれることがあるってことにも、行動の上でも気づくかも。
相談者:
あ、そうですね。
今井通子:
うん。
で、そのときに、お婆ちゃんには、お茶一杯入れてくれるかなあ、みたいなこととかもプラスするとかね。
相談者:
ああ、そうですね。
はい、はい。
今井通子:
そういう、ちょっと家庭生活の部分からも、自分で何も出来るようになり、人のことも考えてやってあげるような時期がきてるよ、ていうのが分かるようなし方をしてあげると、いいんじゃないかなと思いますけども。
相談者:
ああ、そうですね。
はい。
ありがとうございます。
今井通子:
じゃ、そんなとこで。
相談者:
はい。
今井通子:
高橋先生の話で、たぶん安心されたと思いますので。
相談者:
あの、安心しました。
本人の触れたくないことには触れずに、ニコニコしながら、やってみます。
今井通子:
はい。
高橋龍太郎:
はい。
今井通子:
じゃ、そういうことで。
相談者:
ありがとうございます。
失礼します。
(内容ここまで)
アドバイスは社会論にまで及びました。
社会が成熟すると、成長しずらくなる。
・・か。
戦国時代にまで遡らなくても、
以前、特攻隊員が家族に宛てた手紙を読んだとき、その精神性の高さに驚いたことがあります。
いずれも、歳は20歳にも満たない若者なのですが。
ただ、個人差なんですよね。
24歳だと、世間では入社2年目で、仕事を覚えて、先輩の手を離れていくころ。
この孫の、失踪後の行動なんか、ほんと中学生ですもんね。
会社も大迷惑ですよ。
絶対に採用してはいけない人種だったのですが、面接では分からなかったんでしょうね。
大企業だと、この手の人は、かなりスクリーニングされるんですけど。
回避性の人格障害。
ググってみると、後天的なものみたいですが、はっきりしません。
今日の話から、母親は結構まともな人ように思えるんですが、じゃ、なんでこの息子君みたいなことになるのか・・。
離婚した父親がカギのような気がするのですが、今日の話からはまったく伺い知れず。