友人に言うべき? あなたの夫がアタシにしたこと
(回答者に交替)
志賀こず江:
まあ、あの、ねえ、女性にとって、その、性犯罪の被害者になるってのは大変なことだと思うんですが、
相談者:
はい。
志賀こず江:
あのお、端的に伺うと、この、弁護士が入って、損害賠償請求をして、ま、あの、支払われた・・ということなんですが、
相談者:
はい。
志賀こず江:
そのときに、何か書面を交わされたと思うんですが、
相談者:
はい。
志賀こず江:
その、内容の中に、例えば、ここで合意した内容を、口外しない、誰にも漏らさない、と、
相談者:
はい。
志賀こず江:
いうようなことは入っていましたか?
相談者:
入ってないです。
志賀こず江:
入ってないですか、そうですか、はい。
相談者:
はい。
志賀こず江:
そうすると、まあ、あのね、お約束条項として、何かね、あなたが約束違反を・・奥さんに言うことで、約束違反になると、いうことはないと思うんですが、
相談者:
はい。
志賀こず江:
うん。
一つはね・・このご夫婦というのは、結婚何年くらいなんですか?
相談者:
えとー、今が結婚4年目です。
志賀こず江:
4年目。
相談者:
はい。
志賀こず江:
それから、ええと、10ヶ月前のことで、当時、この奥さん妊娠中ってことは、二人目がもう生まれたんですね?
相談者:
はい、生まれました。
志賀こず江:
そうですね。
相談者:
はい。
志賀こず江:
うーん。
相談者:
でも、その出産を待って・・あのお、ちょっと、切迫早産の怖れという、
志賀こず江:
ええ。
相談者:
流産の怖れがあったので、
志賀こず江:
ええ。
相談者:
体調・・を・・もう、そんなことは言えないと思って、出産を待ってから、言うつもりだったんですけれども、
志賀こず江:
ええ。
相談者:
あのお、また別の相談していた友人が・・なんか私も、その中絶手術とかで麻酔が効かずに、ずっと、つらい思いを・・して、精神的にも、機能性胃腸症になってしまって、
志賀こず江:
ええ。
相談者:
仕事も、もう、2ヶ月近く、休んでしまい、
志賀こず江:
ええ。
相談者:
もう、生活も、出来ずに、すごいストレスで。
でえ、そういった身体的な、なんか、辛さもあって、友人もそれを・・相談していた友人も、見ていたのに、出産を待って言うつもりが・・言わない方がいい、ていう・・ことを、相談していた子が、言ってきて、
志賀こず江:
うん。
相談者:
私としては、何でそんなこと言うの?、って感じだったんですけども、
志賀こず江:
ええ。
相談者:
ま、言ったら離婚になるから、
志賀こず江:
うん。
相談者:
ちょっと(止めた方がいい)・・みたいな、なんか、ちょっと、私としては、冷たいこと言われた気になってしまって、
志賀こず江:
ええ。
ま、あのお、ね、当事者の、
相談者:
はい。
志賀こず江:
感じる、色んな、問題とね、
相談者:
ええ。
志賀こず江:
それから、やはり、当事者でない人、
相談者:
はい。
志賀こず江:
が、感じる感じ方っていうのは、やっぱり違うので。
さて、じゃあ今後、どうするか、ていう話だと思うんですが、
相談者:
はい。
志賀こず江:
一つはね、やっぱり、あなたとしては、この、友達との関係を、
相談者:
はい。
志賀こず江:
ま、これは、当然壊れるでしょう。
相談者:
はい。
志賀こず江:
ねえ?
彼女がどちらかを選択するとしたら、やっぱり、事の是非は別にして、
相談者:
はい。
志賀こず江:
まあ、この事実を知ったらね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
あなたを非難しますよ。
相談者:
うーん。
志賀こず江:
それは、あなたの方は、絶対、そういうことはないと、さっきも仰ったし、
相談者:
うーん。
志賀こず江:
私もそれは信じ・・ますけど、
相談者:
はい。
志賀こず江:
ただ、やっぱり、妻の立場としてはね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
やっぱり、あなたが誘ったんじゃないかとかね、
相談者:
・・
志賀こず江:
そういうことを、やっぱり考えると思うんですね。
相談者:
ええ、ええ、ええ。
志賀こず江:
で、そうだとすると、それも含めてね・・それから、あなただって、夫と切り離して、この奥さんとね、ずうっと友情関係を、もちろん続けられないと思ってらっしゃるでしょうから、壊れるというのを覚悟で、話す。
相談者:
はい。
それは、
志賀こず江:
うん。
話した上で、お互いに納得してね、更なる友情が、なんてことは、絶対100%あり得ないと思うのね。
相談者:
それはないと思ってます。
志賀こず江:
うん。
それから、住む環境が非常に近くなってね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
で、その、あなたと、あなたの、ま、その、加害者であった、お友達の、ね、夫、との接触、が、やっぱり、可能性として、ある。
どっかで出くわしちゃうとかね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
そういうことに対する恐怖感なのであれば、
相談者:
はい。
志賀こず江:
もしね、この・・示談書の中に、一切もう、関連は持たないとか、接触しないとか、ってことが入ってなければね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
もう一回、その、ね、弁護士の所に行って、こういう状況になってしまったので、このことだけを、なんか追加してね、約束しておきたいと。
そうでないと、不安なんです、と。
相談者:
ええ、ええ。
志賀こず江:
いうことをね、まあ、一度、相談して、みたらいかがかな、という風に思うんです。
で、このお友達に、話すか話さないか。
相談者:
はい。
志賀こず江:
それは、客観的に見ればね、話さない方がいいんじゃないかって、たぶん、みなさん仰ると思うんですよ。
相談者:
はい。
志賀こず江:
だけど、それはもう、あなたの気持ち次第だから。
相談者:
うん。
志賀こず江:
この奥さんに言うことでね、あなた自身が救われるのであれば、
相談者:
(ズル)
志賀こず江:
話した方が、もう、これは、エゴイスティックにね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
今、大事なのは、あなたが一番大事なわけだから、
相談者:
(ズル)
志賀こず江:
で、少なくとも、彼女自身の出産までね、あなたとしては、色んな形で待ってあげてたわけでね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
うん、もう、彼女、は、とりあえずは、ちゃんと、色んなことを受け止められる、心身の状況にもなっているんでしょうから、
相談者:
ええ。
志賀こず江:
だから、そういう意味でね、よおく、あなたも考える。
で、この夫が認めたから、そういう示談書もあるわけでね。
相談者:
はい。
志賀こず江:
今さらシラを切るなんてことは無いと思うんだけども。
でも、人は、わが身を守るために、色んなことをしたり、言ったり、するのでね、
相談者:
うん。
志賀こず江:
ま、あなたが想像できないような、リアクションがあるかもしれない。
相談者:
うん。
志賀こず江:
だから、そういうこともよおく考えて、
相談者:
はい。
志賀こず江:
ただ、一番大事なのは、あなたが立ち直ることだから、その立ち直りのために、何が一番、有効かっていうことは、たぶん、あなたにしか分からないと思うんです。
相談者:
(ズル)
うん、はい。
志賀こず江:
言っちゃった方がいい、って思うときもあるだろうし、
相談者:
はい。
志賀こず江:
やめた方がいい、と思うときも、あなたの中であると思うんですよ。
相談者:
はい。
志賀こず江:
で、それはほんとにね、こうした方がいいんじゃないですか?、ってアドバイスして差し上げたら一番いいんだけど、
相談者:
うん。
志賀こず江:
それは、やっぱり、あなたが、どうしたら、あなたの気持ちが一番救われるかということなので、
相談者:
うん、うん。
志賀こず江:
そこのところは、よおく、考えて。
相談者:
はい。
難しいです。
志賀こず江
難しいですねえ、うん。
相談者:
なんか、ずっと、そう、言うのも、なんか、友達から、言わない方がいい、って言われたときに、なんか、ただ、自分が言いたいだけなのかな?、とか、
志賀こず江:
うん。
相談者:
て、思ってえ、なんか、うん、はい。
志賀こず江:
うん。
相談者:
はい、分かりました。
志賀こず江:
感情的に、解決しないこと。
相談者:
うん。
志賀こず江:
それだけはね、考えて頂きたいなと思うんです。
相談者:
うん。
志賀こず江:
はい。
相談者:
はい、ずっと、もう、何ヶ月も、そのことで悩んできてるので、
志賀こず江:
ううん。
相談者:
感情的に、っていうのは・・ないと思うんですけど、ま、考えれば考えるほど、分かんなくなってしまって。
もう、言わないなら、絶対言わないって、決めようとは、思ってるんですけど、
志賀こず江:
それはね、だから、お友達のためではない。
あなたのために言わない、という選択がね、
相談者:
はい。
志賀こず江:
あなたにとって、いいか悪いか。
相談者:
うん。
志賀こず江:
うん。
それを考えないと。
相談者:
ああ、はい。
分かりました。
はい。
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
(内容ここまで。次は管理人コメント)
あの女優もそうだったように、物語は始まったばかり。
女はどんなことでも友人に相談しないではいられない。
> 2019年7月21日 9:46 PM
女はどんなことでも友人に相談しないではいられない。
犯人かな