離婚後に元妻が亡くなった。子供の養育環境の選択

テレフォン人生相談 2014年12月5日 金曜日

相談者: 男39歳

パーソナリティ: 今井通子 
回答者: 高中正彦(弁護士)

相談者:
子供・・の、親権のことなんですけども、

今井通子:
あら、
あなたお幾つ?

相談者:
39です。

今井通子:
9歳。
奥様は?

相談者:
もう・・ちょっと、2ヶ月前に亡くなってるんですけどお、

今井通子:
あらあ。

相談者:
37ですね、37になって、

今井通子:
で、お子様は?

相談者:
1歳10ヶ月ですね。

今井通子:
そうすると、ご結婚何年目?

相談者:
えーと、もう離婚してるんですけども、

今井通子:
ああ、離婚されちゃって・・何年前に離婚?

相談者:
えーとですね、1年・・と、3ヶ月前ですね。
結婚して、1年経たないうちに、もう、別れてるんですね。

今井通子:
そうすると、今、あなたがお子さんを・・一人で育ててらっしゃるの?

相談者:
いや、むこうが、親権取ったので、むこうが・・ま、実家で育ててたんですよね、むこうの。

今井通子:
そうすると、奥さまが実家に戻られたのね?

相談者:
そうですね、はい。

今井通子:
奥様のご実家の方のお父さまは、お幾つ?

相談者:
えー、だいたい、70くらいですかね。

今井通子:
70。
お母さまは?

相談者:
だいたい同じくらいです。

今井通子:
じゃ、70歳くらい?

相談者:
くらいですね、はい。

今井通子:
ていうことは、離婚されて、お子さんは、そのお、お爺さん、お婆さんに看てもらってた?

相談者:
それと、ま、むこうの、元嫁が一緒に、3人で看てたような感じなんですけどお、ええ。

今井通子:
そうすると、奥様は、ご病気じゃなかったの?

相談者:
いやあ・・あの、ノイローゼになっちゃってですね・・でえ、それから・・元々神経質なところがあって、

今井通子:
はい。

相談者:
結婚する前から、精神科とかに通ってたんですけど、

今井通子:
ああ。

相談者:
そしてえ、結局、そのお、子供・・出来たことから、結局、子供の・・ストレスっていうんですかね、その、

今井通子:
ええ。

相談者:
それが、まあ、原因でウツ病になっちゃったんですよねえ。

今井通子:
ああ。

相談者:
でえ、自分にも、ちょっと、あの・・もう死にたい、っていう連絡が来てたんでえ、

今井通子:
ええ。

相談者:
それは・・もう止めろ、ていうことでえ、

今井通子:
あ、これは離婚されたからね。

相談者:
ま、そうですね。

今井通子:
離婚されてから、死にたい、って仰ってた?

相談者:
ま、そうです、死ぬ2ヶ月くらい前から、頻繁に連絡がありましてえ、

今井通子:
はい。

相談者:
そいで、まあ、もう・・辛い・・から、子供を引き取って欲しいというような感じの・・ずっと言われてたんですよね。

今井通子:
はい。

相談者:
で、まあ、それ引き取った後に自分はもう・・死ぬから、っていうことで・・

今井通子:
ええ。

相談者:
ずっと、ま、そういうような、メールがずっと来てたんですよねえ。

今井通子:
それに対してあなたはどうしてたの?

相談者:
いや、もちろん、やめれ、ってことでえ、

今井通子:
あ、自殺はやめなさいと。

相談者:
そうですね。
で、ま、引き取ったら死ぬっていうんで、そんな状態で、引き取れないということでえ、

今井通子:
ふうん、なるほど、

相談者:
ま、結局、こんな形になっちゃったんですよね。

今井通子:
ふうん。

相談者:
ええ。

今井通子:
ていうことは、自殺?

相談者:
そうなんですよ。

今井通子:
ああ、そうなんですか。

相談者:
ええ。

今井通子:
それで、結局、そうすると、あなたとしては、お子様を、引き取りたい?。もしくはその・・引き取り体制ってのは出来てたの?

相談者:
今、そのお、こうして自分も実家・・の・・ま、今回、帰ることになってですね。

今井通子:
ええ。

相談者:
で、まあ、うちも、両親居るんでえ、

今井通子:
はい。

相談者:
あのお、

今井通子:
ご実家の方の両親は、お父さまは、お幾つ?

相談者:
2人とも70前後ですね。

今井通子:
はい。
で?、さっき、その、親権の問題って仰ってたんだけど、

相談者:
親権なんですけど、葬式のときにですね、自分が引き取る・・子供を引き取りたい、っていう意志をむこうの、ま、両親に伝えたんですけども、

今井通子:
はい。

相談者:
たら、ま、結局、むこうの両親としては、ま、離婚してえ、ま、家に連れてきた時点から、うちとしては、もう、孫はもう、自分の家で育てるというつもりで、あの、覚悟出来てるみたいなこと・・ていうような感じのニュアンスで◆△%&■◎されてですね。
ま、渡す・・つもりは無い、っていうような感じの・・話だったんですよねえ。

今井通子:
なるほど。

相談者:
ええ、それで、ま、結局自分も、子供を・・別れたとき・・ていうのが、小さかったもんで、

今井通子:
ええ。

相談者:
まだ、そのお、全然もう、しゃべることも出来ない、父親、母親の判別もつかない時期だったのでえ、

今井通子:
はい。

相談者:
今、会ったとしても、結局、どっかのおじさんが来て、みたいな感覚なんですよね、そのお、子供にとっては、

今井通子:
うーん。

相談者:
だから、その、むこうの両親には、結局、ずっと毎日居るもんで、懐いちゃってですね、

今井通子:
ええ。

相談者:
で、爺ちゃん、婆ちゃん、て感じで、親ではないですけど、親みたいな感じで、そういう感じになっちゃってるんでえ・・ま、自分、引き取りたい気持ちはあるんですけど、どれが子供にとって、一番いい・・あれかなあと思って・・それえ、相談したかったんですね。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
ええ。

今井通子:
あなたは、そうすると・・だけど、お子さんを、引き取ってくれっていう、ま、あの、奥様からの、

相談者:
ええ。

今井通子:
遺言っていうか、メッセージ、

相談者:
ええ、書いてる・・ものも持ってるんですけど、そのお、

今井通子:
あ、書いてるものもあるの?

相談者:
正式な遺言じゃないんですけど、

今井通子:
はい。

相談者:
ま、ノートに書いてあるんですけど、

今井通子:
はい。

相談者:
ま、私がいなくなったら、

今井通子:
うん。

相談者:
そのお、子供の、諸々の手続き、ちゃんとやってください、というような感じ・・私も、手続き、あんたと別れたときにやったんだから・・感じで、大変だと思うけど、やってください、ということで、

今井通子:
で、あなたとしては、さっき、一番最初にね、どういったご相談?ですか?って伺ったときには、親権問題です、って仰ったんだけど、

相談者:
はい。

今井通子:
お話を伺っていると、

相談者:
ええ。

今井通子:
要するに、あなたが育てるか、

相談者:
ええ。

今井通子:
それとも、その、お爺さん、お婆さんの方にお任せしてしまうか、

相談者:
はい。

今井通子:
そこのところ・・お子さんの、

相談者:
ええ。

今井通子:
が、どちらが幸せなんだろう、っていうところで、迷ってらっしゃるてこと?

相談者:
そおですねえ、そのむこうの、爺ちゃん、婆ちゃんと遊んでる姿見ちゃうとですね、

今井通子:
うん。

相談者:
これ、離していいのかな?って・・なんか、離して、ほんとにいいのかな?、ていうのを、ちょっと、

今井通子:
迷って・・
そうすると、今日のご相談は、その、悩みをどうしたらいいですか?、ていうことですか?

相談者:
いえ、要するに、親権自分が取って、自分が育ててえ・・それがあ、ま、適当だと思うんですけどお、

今井通子:
はい。

相談者:
それでいいのか、どうか、と思って・・ちょっと、教えて欲しかったんですけどお。

今井通子:
なるほど。

(回答者に交替)


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