（内容ここまで）

奥さんに気づかれずにレイプし、
奥さんに気づかれずに妊娠して、中絶し、
奥さんに気づかれずに示談に至る。

これが可能なのね、ふーん。
奥さんが鈍感なのか、夫が巧妙なのか。

加えて、いずれの局面のおいても相談者の協力なしでは不可能。

この４２歳の男がクソなのは言うまでもないんだけど、

声を絞って
「やめて」
そして、あとはなすがまま。

うーん、
少なくとも、その行為のときには、OKサインと勘違いされてる。

翌朝、どういう態度でこの夫婦に接したの？

 

相談者が自ら言ってる、普段から可愛がられていた、っていうのは、つまり、そういう目で見られていたわけだ。
ずうっとね。

それを心地よく感じていた相談者が、この４２歳の男に発していたオーラ。
それを、この４２歳の男は、”やれる”　と踏んだ。

弁護士が登場したとき、この４２歳の男にとっては晴天の霹靂（へきれき）だったハズ。

ていうか、ちゃんとレイプを認めさせの？

和姦という条件で、あるいはそこは触れずに、男も示談に応じたんじゃないのかしら。
単に妊娠・中絶に対する示談じゃない？。

だって、アンタ、妊娠していなかったら、特に何も行動していなかった口ぶりだし。

 

さて、

仮に、今、奥さんに言わないって決めたところで、それは単にとりあえずってこと。

水沢アキさんや、石原真理子さんを持ち出すまでもなく。

打ち明けた友人という爆弾も抱えちゃったしね。
人の口に戸は立てられないんだけどな。

案の定、早くもこの友人、どっち向いてるのか分かんない助言するし。
これからも余計な動きをすることは覚悟しておいた方がいいと思うよ。

もし、ずっと後になって奥さんにばれたら、それこそ相談者の後ろめたさを、男に協力的な行動を、認めることにならない？

この４２歳の男、成功体験があるんだな。
もし、アンタがこのまま黙っていれば、この男の目利きに、また狂いはなかったということになる。

水沢アキが、もし違った行動を取っていれば、石原真理子の男性遍歴も、プッツン女優も無かったかもしれない。

物語は始まったばかりです。