（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくお願いします。

相談者：
よろしくお願いいたします。

坂井眞：
その、お金を貸した、男性ですね？

相談者：
はい

坂井眞：
えー、は、財産は、お持ちですか？
自宅だとか、預貯金だとかっていう・・

相談者：
えっと、ご自宅は、自己所有のものがございまして、ローンを毎月、あのお、払っておる、というのはお聞きしておりましたがあ・・

坂井眞：
うん

相談者：
預貯金等に関しては・・

坂井眞：
会社勤めですかね？、自営業ですかね？

相談者：
えっと、自営業というか、あのお、委託された自営業ですね。
あのお、職人さんでございましたので、

坂井眞：
あ、なるほど。

相談者：
はい

坂井眞：
特定の取引先っていうか、発注してくれるところが会社があってえ、

相談者：
はい

坂井眞：
そこの仕事を請け負ってえ、

相談者：
そおですね。

坂井眞：
ま、自分の、なんて言うんですか、

相談者：
はい

坂井眞：
仲間か、部下か、と一緒にい、

相談者：
そうでございますね、ええ

坂井眞：
その仕事をやるという、そんな形ですかね。

相談者：
やっておりましたですね、はい、はい

坂井眞：
んで、えっとお、今は長男夫婦と同居していたというのは、

相談者：
はい

坂井眞：
それは、さっき仰った、

相談者：
はい

坂井眞：
その方の、所有の、

相談者：
はい

坂井眞：
ま、ローンはあるにしても、所有の家（うち）？

相談者：
そうでございます。

坂井眞：
なるほど。

相談者：
はい

坂井眞：
で、何でこんなこと聞くかというとお、

相談者：
はい

坂井眞：
まず一つは、あのお、誰も相続しない・・っていうことになるとお、

相談者：
はい

坂井眞：
おー、要するに相続すべき財産がなかったり、とかあ、

相談者：
はい

坂井眞：
あと、場合によったら借金の方が多い場合は、みんな相続放棄しちゃいますよね？

相談者：
・・

坂井眞：
そういう話になると、

相談者：
はい

坂井眞：
おー、もしもそういう立場の方だと、相続人が出て来て、その人に返してくれとは言えないので。

相談者：
はい

坂井眞：
あまりい、意味がなくなってえ、

相談者：
はい

坂井眞：
ま、そういう場合どうするか？っていう、別の方法はあるんですけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
ちょっとその話は除外しておいてね、

相談者：
はい

坂井眞：
そうすと、相続人がないようなケースだとあまり、いー、返してくれということも現実味がないなあ、と思ったんですがあ、

相談者：
はい

坂井眞：
あー、そうではなくてえ、ご自宅があって、そこに長男夫婦、が、住まわれていて、

相談者：
はい

坂井眞：
そうすると、おそらく、うー、それについて、長男と次男と、お子さん二人ですかね？その方は。

相談者：
そうでございます、息子さん二人、

坂井眞：
二人とお、まあ、奥様いらっしゃるということなんで、別居、だとしても。
と、お母さんと、息子二人で、相続ということになりますよね？

相談者：
はい

坂井眞：
で、今住んでらっしゃる方がいるとすれば、相続人が、おそらくう、ちゃんと残るので、

相談者：
はい

坂井眞：
どう分けるかは、分らないけど。
そうすと、相続人の人に対して、相続財産の中の債権者ということで、あなたが、返してくれ、という、そんな法律関係、に、なるんですよ。

相談者：
あー、そうでございますか。

坂井眞：
はい

相談者：
はい

坂井眞：
で、そうすと、相続人がいなくなっちゃうということは、ちょっと考え難いと。
いう、前提でお話をさせていただきますけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
えーと、あなたのお子さん、２７歳の、あなたのご長男？

相談者：
そうです。

坂井眞：
と、同級生というのは、向こうの次男ってことですかね？

相談者：
そおです。

坂井眞：
それで、部活う、で、交流関係・・よく、ママ友、パパ友、なんていう話が

相談者：
そおです、そうです、はい

坂井眞：
聞きますんで、ま、そういう関係かなあ、と。

相談者：
はい
そおなんです。

坂井眞：
思っていてえ、

相談者：
はい

坂井眞：
あのお、わたしもそういう話は聞くこともあって、

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
仕事で聞くこともありますけども、

相談者：
ええ

坂井眞：
そういう場合って、その、

相談者：
はい

坂井眞：
部活の、ママ友、パパ友、ま、色々世話をしたりするから、こう、ね？、絆が強まることあるんだけども、

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
そのお、当時の、

相談者：
はい

坂井眞：
部活の、あの、あなたのご長男の部活、ま、向こうの次男の部活？

相談者：
はい

坂井眞：
のママ友、パパ友仲間でえ、

相談者：
はい

坂井眞：
えっとお、あなたと、そのお、その方が、

相談者：
はい

坂井眞：
お金の貸し借りしてるっていう、のを知ってる方はいらっしゃるんですか？

相談者：
１名・・お一人だけ、いらっしゃるんですよ、はい

坂井眞：
それでえ、ま、そのお一人とお、前チラッと言った、その、あなたの、息子さんと同級生の方にい、

相談者：
はい

坂井眞：
一回チラッと、言ったことがあるぐらいしか、ないだろうと。

相談者：
そうでございます。

坂井眞：
いうことですよね？

相談者：
ええ

坂井眞：
この貸し借り。

相談者：
ええ

坂井眞：
まあ、何ていうのかな、ママ友、パパ友の時代からだいぶ経ってそういう貸し借りを、

相談者：
ええ

坂井眞：
６、７回やっていて、

相談者：
ええ

坂井眞：
あんまり知っている人はいない、っていうと、

相談者：
ええ

坂井眞：
勘ぐる人は、何か変な関係じゃないか？とか、

相談者：
はい

坂井眞：
って、言われかねない、部分はある、じゃないですか。

相談者：
それはあ、そこまでは思ってはいないと思います。
ただ、仲がいいんだねえ、ぐらいで、そんな変な関係・・ま、変な関係って、男女の関係という意味ですが、

坂井眞：
はい

相談者：
ということは思ってはいる方はいらしゃらないと思います。

坂井眞：
それはいい？
で、そうするとね、

相談者：
ええ

坂井眞：
あのお、そこを気にされてるのかな？と思ってえ、出来るだけ、あなたの、ご主人や、

相談者：
はい

坂井眞：
ま、あの、別居されてるんだけど、向こうの、相手の妻にはね、

相談者：
はい

坂井眞：
知らせないようにはしてきた・・で、今回もあんまり、言いたくないっていうように、さっき聞こえたんだけど、その辺を気にしてるわけではないんですか？

相談者：
え、気にはしてないんですが、

坂井眞：
うん

相談者：
もお、関係ない方を巻き込みたくはないので、

坂井眞：
うん

相談者：
なるべく穏便に穏便に済ませられるものならば、っと思っ・・てるんですがあ・・

坂井眞：
うん、で、そうするとね、

相談者：
はい

坂井眞：
えーと、そこでえ、あの、穏便に済ませたいということとお、でも、貸した直後に亡くなられちゃって、ま、５万、貸しちゃったからあ、

相談者：
ええ

坂井眞：
返してもらいたい、これも自然な気持ちなんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
そこで、そのお、何を優先するか？っていう話だと思うんですよ。

相談者：
はい

坂井眞：
だからあ、ある意味で、そのお、貸し借りの、ま、簡単な、書類でもいいんですけどお、

相談者：
はい

坂井眞：
その書面を作ったわけでもなくてえ、お互い、ま、金額も大きくないから、信頼関係だけで、やってたということですよね？

相談者：
そおなんです。

坂井眞：
うん・・
で、そういうところでやってきて、他に知ってる人はいないとなると、

相談者：
はい

坂井眞：
ある意味で、そういうタイミングで亡くなっちゃったのは、まあ、運が悪かったっていうか、タイミングが悪かったといって諦めて、

相談者：
ええ

坂井眞：
他の人を傷つけたりとか、出来るだけ穏便にっていうことを優先させるのか？

相談者：
はい

坂井眞：
他の人ってのは、きっと、あなたのご主人とかも含めてですよね？

相談者：
そおですね。

坂井眞：
変な気を揉ませたくないとか。

相談者：
そおですねえ、

坂井眞：
うん

相談者：
あと、まあ、その息子、娘にしても、何をやってるんだ？

坂井眞：
うん

相談者：
っていうように、思われるのはアレですし、あと、その、ママ友、パパ友の、感じから、どんなあ、お付き合いだったのかしら？って言われたりい・・まあ、亡くなった、ねえ、

坂井眞：
うん

相談者：
死人に口無しと申しますが、ま、向こうのご家庭の方、にもね、あのお、変な勘ぐりとか、まあ、ご想像、されても困るんで、わたくしは、まあ、今回の件に関しましては、今までの、まあ、いい勉強になりまして、亡くなられたお友達への、ご仏前というようなことで、

坂井眞：
うん

相談者：
お納めを、というような気持ちはもちろんありました。

坂井眞：
うん

相談者：
ただ、こういった形のときは、戻ってえ、来るものなのかな？っていうようなことをちょっと・

坂井眞：
うん、それをね、ご説明したいんだけど、ポイントはですね、

相談者：
はい

坂井眞：
これまで二人の間だけで貸し借りをしてきたのに、もう、相手のご本人いなくなっちゃったから、

相談者：
はい

坂井眞：
ていうことは、返してくれって言う相手は本人じゃないから。

相談者：
はい

坂井眞：
誰か他の人に、向こうの、要するに、相続人ってことですけど、

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
言わなきゃいけにないっていうことを、ちょっと、当たり前ですけど、も一回思い出して欲しいんですよ。

相談者：
はい

坂井眞：
二人い、だけで、出来るだけ人には言わないようにやってきたんだけど、今となっては、他の人に言うしかないので。

相談者：
はい

坂井眞：
で、他の人に言うっていうことは、今言った、ちょっと心配な可能性はあるっていうことですよね？

相談者：
はい

相談者：
えー、穏便に、とかあ、あまりい、あの、変なこと思われたくないって言うんだったら、あー、さっき、ご自分で仰ってたけどお、もお、五万円のことだからあ、

相談者：
はい

相談者：
自分も、別に、その人、にい、いー、たって頼まれたら、

相談者：
はい

相談者：
ご好意で貸してあげようと思って、そいで、こちらも、用立ててもらったことはあるんで、

相談者：
そおなんですね、

坂井眞：
そういうタイミングで、

相談者：
その辺が、お気。お気持ちがねえ、

坂井眞：
そお、亡くなった・・

相談者：
二人して、ありましたからねえ。

坂井眞：
そお
だからもお、

相談者：
はい

坂井眞：
これについては言わない方が、

相談者：
はい

坂井眞：
逆に言ったら、そういうトラブルが起きたときに、あのお、５万円、と比べられるか？っていう（笑）話ですよね？

相談者：
そおですねえ・・

坂井眞：
５万円返してもらうために、そんな精神的負担を負うのは、

相談者：
ええ、ええ

坂井眞：
どっちがバランスか？って考えてもらいってのが一つですね。

相談者：
そおですね、ええ

坂井眞：
それが一点でえ、

相談者：
はい

坂井眞：
もう一つ逆の方向で、返してくれっていうことについてえ、書類もないのに出来るんですか？っていうことに関しては、

相談者：
ええ

坂井眞：
あなたが、この５万については、口座振込みをしているので、

相談者：
そおです、はい

坂井眞：
５万円を、先方に渡したっていうことは、はっきり記録に残ってます。
どうしても返してもらいたいって言うんだったら、それやってみる意味はあると思う。
だけど、さっきの話に戻りますけど、

相談者：
ええ

坂井眞：
それをやってえ、えー、色々心配なことが、起きてくるぐらいだったらあ、

相談者：
ええ

坂井眞：
っていうところを考えていただいて、どっちがいいのかな？って、優先順位を考えて、

相談者：
はい

坂井眞：
選択う、する話だろうなと。
はい

相談者：
あ、はい、分りました。

（再びパーソナリティ）