不良の長女に、仏の次女。 71歳にとっては、もう割り切るしかない
テレフォン人生相談 2015年1月1日 木曜日
相談者: 女71歳 一人暮らし 夫とは6年前に死別
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
今日の一言:
子ども両方、皆、仏、というわけにはいかないのが人生です。
加藤諦三:
お子さんはいて、もう、自立・・
相談者:
子供は、長女と、次女・・女の子2人おります。
加藤諦三:
けども、もう、家から出て、結婚して、自分たちでやってるわけですね?
相談者:
は。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
はい。
あの、長女のことで。
加藤諦三:
はい、長女・・何歳ですか?、今。
相談者:
53。
加藤諦三:
53歳。
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい。
で、お孫さんはいるの?、あなたの。
相談者:
孫は、33の男の子と、
加藤諦三:
はい。
相談者:
23の女の子が、おります。
相談者:
はい、分かりました。
それで、この、53歳の、お嬢さんの相談ていうのは、どういうことですか?
相談者:
はい。
えっとお、その子はね、
加藤諦三:
はい。
相談者:
あの、中学から、世話の掛かる子で。
中学の頃から、グレだして、そいで、家出が2回。
加藤諦三:
はい。
相談者:
万引きが3回。
加藤諦三:
はい。
相談者:
中学のときに、やって、
加藤諦三:
はい。
相談者:
警察のお世話になっております。
加藤諦三:
はい。
相談者:
高校は諦めなさい、と。
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、本人は就職しました。
加藤諦三:
はい。
相談者:
それも、先生のお世話で行ったんですが、
加藤諦三:
はい。
相談者:
2ヶ月で辞めました。
加藤諦三:
はい。
相談者:
なんで辞めたかって言うと。
すぐ男が出来て、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
一緒に家出をしました。
加藤諦三:
はい。
相談者:
ま、帰ってくんのを、待ってたんですけども、
加藤諦三:
はい。
相談者:
2週間後に、男の人と一緒に・・帰って来たんです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
相手は、奥さんも子供もいてる人で、
加藤諦三:
はい。
相談者:
あのお、籍は入れられない。
そんとき、すでにお腹が大きくて、
加藤諦三:
はい。
相談者:
そしたら、もう、結婚は出来ないからいうことで、対面認知?
加藤諦三:
・・はい。
相談者:
お腹に入ってる間の認知。
加藤諦三:
はい。
相談者:
してもらって、
加藤諦三:
はい。
相談者:
男の人は責任持って・・二十歳になるまで、1万5千円、毎月払うっていう約束で、
加藤諦三:
はい。
相談者:
別れたんですよ。
で、男の子が出来ました。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そいで、小学校3年生まで、私がずっと、育ててえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、小学校3年生のときに、恋愛をして、
加藤諦三:
ん?
相談者:
孫を連れて、結婚しました。
加藤諦三:
これは、何歳・・お嬢さんが、
相談者:
まだ、22、3です。
加藤諦三:
22、3。
それで、結婚した、はい。
相談者:
はい。
加藤諦三:
ていうことは、あなたの、お嬢さんの、お子さんを連れて、一人の男性と、結婚した・・
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい。
それで?
相談者:
そいでね、私が胆のうの手術をしなければいけなくて、
加藤諦三:
はい。
相談者:
入院したときに、
加藤諦三:
はい。
相談者:
私が老後のために、少し貯めといたお金、コツコツ貯めといたお金、
加藤諦三:
はい。
相談者:
70万。
加藤諦三:
はい。
相談者:
コソっと、盗られてしまって、
加藤諦三:
コソ・・コソっと誰に盗られた?
相談者:
ん、う、長女が盗んでえ、男と、遊んで、使ってしまって、
加藤諦三:
ああ、先ほどから、ずっと、問題の、長女ですね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい。
相談者:
私が・・何でか言うたら、◆△%&にしてきてね、
加藤諦三:
はい。
相談者:
ちょっとお金が無いから思うて、お金を下ろしに行ったら、ゼロだったん。
加藤諦三:
はい。
相談者:
だから、これは長女に盗られたと思ったんです。
加藤諦三:
はい。
で、長女に確かめたわけですね?
相談者:
はい、確かめました。
加藤諦三:
長女はそれを認めたと?
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、月、なんぼ返しいな・・不足だったけど・・そんなこともゼロ。
加藤諦三:
はい。
相談者:
返してもらった覚えもないし、
加藤諦三:
はい。
相談者:
私は、今、年金で、
加藤諦三:
はい。
相談者:
一人暮らしです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
月・・年金が、18万。
加藤諦三:
はい。
相談者:
2ヶ月で、18万だから、
加藤諦三:
はい。
相談者:
家賃が7万。
加藤諦三:
はい。
相談者:
2ヶ月。
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、弁当が7万・・
加藤諦三:
はい。
相談者:
2ヶ月。
そしたらね、
加藤諦三:
はい。
相談者:
1日、500円しか、使えない状態なの。
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、今は、次女に、弁当代を助けてもろうてる状態なので、
加藤諦三:
はい。
相談者:
それが嫌なので、長女に、取られたお金を返して欲しいと。
加藤諦三:
はい。
で、この53歳のお嬢さんは、
相談者:
はい。
加藤諦三:
今の生活ぶりは、どうなんですか?
相談者:
家も建ててもらって、
加藤諦三:
はい。
相談者:
長女の子供も、皆、働いてますし、
加藤諦三:
はい。
相談者:
お金を返してくれ、言うても、返せる状態だから、
加藤諦三:
うん。
相談者:
私は、今、こう、年金で、ギリギリでいってるのに、
加藤諦三:
うん。
相談者:
仕事もしない子だし、
加藤諦三:
はい。
相談者:
うん。
加藤諦三:
ま、要するに、今日の相談というのは、この53歳の、お嬢さんが、
相談者:
はい。
加藤諦三:
今、生活に困ってるわけではないんだけど、
相談者:
ないんです。
加藤諦三:
ないので、
相談者:
それは、あのお、誰でも分かってることで、
加藤諦三:
あなたから盗った70万円を、
相談者:
うん。
加藤諦三:
返して欲しいと。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それは、どうしたらいいか?、ってことですね。
相談者:
はい、そうなんです。
(回答者に交代)