兄が弟に「今度会ったら殺す」。悩める母が横暴な長男に何も言えないワケ

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
旦那さんは、身体、が悪くなって、もう長いんですか?

相談者:
ええ、あの、もう、ちょっと、あのお、認知症を患いましてね、10年近く。

マドモアゼル愛:
ああ、じゃあ、その間、大変だったわけですね、結構ね。
そいで、お嬢さんもいるんだよね、ただね。

相談者:
はい。
はい。

マドモアゼル愛:
お嬢さんとはみんな、仲良かったわけ?

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
あ、そう、はい。

相談者:
あの、たまには、あの、自分の我がまま、こう、バーっと言うんですけど、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
あの、妹も弟も、もう、「ああ、分かった、分かった」、みたいな形で、あんまり、こう、

マドモアゼル愛:
関わりたくないって感じよね、はい。
だけど、要するに、妹から見ると、お兄ちゃんと次男の間には、根本的な確執があるっていうことを、妹は直感的に感じてんだよね。
やっぱりね、見てきてるから。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
年齢もそんなに変わってないからね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいから、あと、46歳と、41歳で、5歳違い・・これ、子供のころの5歳違いって相当、大きいんですよ。

相談者:
はあー。

マドモアゼル愛:
普通は、その、サンドバックにして、打たれた、とかっていうことは、

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
普通だったら5歳違えば、手加減するよね?

相談者:
はい、そうです。

マドモアゼル愛:
普通ならね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、お母さんの話を、ずっと伺っていると、この病理の答えが、もう、出ているのは・・分かるじゃないですか。
要するに、自分は、長男は、甘やかし過ぎたんだと。
小児喘息という理由があったにせよね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、弟がイジメられてるケースにおいても、

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
ま、口先で咎める(とがめる)ことは、したものの、本気で、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
止めに入ったことが無い、っていう風なことが、負い目になっていることが、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
もう、十分、出てるじゃないですか。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そしたら、今回の件の、内容というのは、どういう風に、お母さんとしては解釈してるんですか?
ただ、2人が仲良くなって欲しいっていう・・(そう)言えば・・仲良くなってれば、お母さんは、その矛盾を責められることが無いから、楽なわけですよ。

相談者:
え、私としましては、今ではね、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
こう思ってます。
あのお、ま、親の責任ていうことをすごく、あの、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
ま、はっきり言って、嫌なことから逃げきっててしまった、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
代償が、今、ここへ来て、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
本当に、真から苦しむ結果になったんだっていうことを、・・

マドモアゼル愛:
うん、だから、それが今でも、逃げている、っていうこと分かってもらいたいのよ。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
今回の件に、まず、限って聞きたいんですよ。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
まず、今回の件は、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
その、何、何を頼んだか、よく、僕、分かりませんが、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
次男に、何か、「お前だったら出来るだろう?」、ということで頼み事をしたと。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、エリア外だから、ダメだと言った、っていうのは、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ま、一応、仕事上の、基本的な原則として、そんなにおかしいことではないよね?

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そしたら長男は、
「ならば、これ、交通費あげるから、なんとか、お前、やってくれよ」、とか。
えー、
「ああ、しょうがないな、この日だったら出来るよ」、とか。
いうのが、ま、基本的な兄弟関係くらいだと思うのよ。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
そういう話し合いが無い。
長男はあくまでも、お前は俺の命令を聞かなくちゃいけないっていう感じで、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、弟は、お兄さんに対しては、心開いてませんから、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ま、積極的に、あれやってやろうか、これやってやろうか、ていう気持ちは当然、無いよね、やっぱりね。

相談者:
そうです。

マドモアゼル愛:
ね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
当然、だから、お兄ちゃんは完全に頭来て、今度会ったら殺す、っていうところまで、い、いったと。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そしたら、弟は、もう、関わりたくないっていうのは、これも正しい判断じゃない?、そこまで言われたら。

相談者:
はい。
と思います。

マドモアゼル愛:
ね、だから、あなたの言うように、(仲良く)やってください、という形で逃げると。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、お兄ちゃんは、その言葉を真にとって、要するに、お前(弟)は、もう、家とも、関係を・・あれするな(持つな)と。
いうことを言ったわけじゃないですか?

相談者:
もう、弟が自分から、家とも関係切るから、あなたと謝って、

マドモアゼル愛:
ていうか・・いや、だから、そこが分かってないのよ、お母さん。
だから、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
お兄ちゃんと、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
関係を絶つことは、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
お母さんとも関係を絶つことなんですよ。
ちょう・・(長男じゃなく)次男からしてみれば。

相談者:
はい。
そうでございます。

マドモアゼル愛:
いや、そうじゃないですよ。(納得することじゃない、という意味)
その孤独さが(あなたに)分かるか?、って言ってんのよ。
だから、今回の件は誰が悪いんですか?
ちょっとお母さんの・・感想を言って欲しいんです。

相談者:
私が悪いんです。
私、親が悪い・・

マドモアゼル愛:
いや、いや、ちょっと待って。
違います。
この2人の、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
話の中でです。

相談者:
この2人の話の中では、あのお、兄が悪いと思います。

マドモアゼル愛:
じゃ、そう言ってください、兄に。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
はっきりと。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
次男も連れて。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
兄弟が、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
このまま、一生、あい別れるのは、

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
困ると。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
嫌であると。

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
そいで、この件について、決着をつけるから、2人とも、来いと。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
今回の件に関しては、長男、お前が悪いと。
基本は。

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
言ってくださいよ。

相談者:
はあ、そうですか。

マドモアゼル愛:
それが、言えなかったんじゃん。
ずっと。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そいで、
「喧嘩しないで、喧嘩しないで」、
そうすれば(そう言えば相談者は免罪になっていた)、ということの話ですよ、これは。
だって、それ(相談者が中心になる)以外、解決の方法あるんですか?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
そうすると、今度は、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
誰と誰が修羅場になりますか?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
長男とあなたが修羅場になるんですよ。

相談者:
はい。
そうですね。

マドモアゼル愛:
でも、それをやらない限り、本当の関係性が、長男とあなたの間にも、甘やかし、甘え、ていう以外、無くなっちゃうんじゃないの?

相談者:
はあ。

マドモアゼル愛:
そいで、次男は、やっと、母さんが言ってくれたと、いう意味で、

相談者:
ああ。

マドモアゼル愛:
この子は堪えてきてるから、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
許してくれると思うよ。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
分かってくれると思うよ。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
この修羅場を止めてくれるのは、きっと、次男だと思うよ。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
うん。
そういう・・逃げる怖さが、段々、分かってくるじゃないですか。

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
本当の魂に、誰も、到着出来なくなっちゃう怖さなんですよ。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
でも、家族がそれであったら、儚い(はかない)よね、やっぱり。

相談者:
そうですねえ。

マドモアゼル愛:
みんな不幸だよね、やっぱり。

相談者:
はい、はい。

マドモアゼル愛:
うん。
ここは、ちゃんと、そういう形で治める・・チャンスだなあ、という、気がするよね、やっぱり。

相談者:
うん、うん。
あのお、今、この、私の一存で、子供を呼びつけて、言って、いい結果になるといいけど、悪い結果になったら、また困る、とか、そういったことが・・

マドモアゼル愛:
うーんとね、あの、悪い結果になるんですよ、一時的に、修羅場になるから。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
でも、この問題は、どっかで総決算しないと、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ろう・・これからの老後だって、安心出来ないじゃないですか?、やっぱり。

相談者:
そうです。

マドモアゼル愛:
ね。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
だから、お母さんと、長男の間に、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
やっぱり、何らかの病理があったんですよ。
だって、何で長男に、そんなに遠慮しなくちゃいけなかったのか?

相談者:
・・

マドモアゼル愛:
という理由が、きっとあったと思うのよ。

相談者:
ああ。

マドモアゼル愛:
お母さんの中にも。

相談者:
はい、はい。

マドモアゼル愛:
小児喘息で、苦しかったと、いうことは分かるけども・・そのとき、お母さんは仕事されてたわけ?

相談者:
そうです。

マドモアゼル愛:
だから、お兄ちゃんの面倒を、時間的に、仕事を、ある意味で優先せざるを得ないような状況が、おそらく、あって、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
何か、後ろめたい気持ちが、お兄ちゃんにあるんだろうね、きっとね。

相談者:
あります。
・・
ま、小さいときに、あのお、私らも、ちょっと、商売始めていましたもんですからね、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
小さいときに、子供預けたりしましたもんで、あの、不憫な思いさしたなあ、ていう気持ちはあります。

マドモアゼル愛:
うん。
そこは甘やかすことによって、なんとか、そのお、やっと、均衡を、心理的に保ってきたものの、やっぱり、でも、今度、よんじゅう・・今、1歳の、弟さんが5年後に、生まれてくるわけじゃない?

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
そのお、そのときには、また違った・・色々な状況があったんだろうけども、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
その中では、次男は常に、やっぱり、違った意味で我慢する、何か立場にあったんだろうね。

相談者:
はい、そうでございます。
はい。

マドモアゼル愛:
ふうん。
この1個1個の物事に対する、やっぱり、理非(*)を、

(*)理非:道理にかなっていることと外れていること。是非。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
ちゃんと今回、2人が訴えてきてんのよ。

相談者:
はー。

マドモアゼル愛:
お母さんに。
ここは、これを使って、総決算の、修羅場を、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
あったとしても、どっか、踏み越えて、これまで騙してきたものを、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
みんなが出して、解決に向かわなければいけない、時期に来ている、ことを教える出来事だった、ていう気がしますよ、どうしても。

相談者:
はーあ、そうですか。

マドモアゼル愛:
うん。
これまでのお母さんの態度では、

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
この問題は対処しちゃいけないと思う。
そうすると、

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
結局、兄弟が仲良くするにはどうしたらいいでしょうか?、っていう、まったく的外れの、視点に、この問題が置き換わっていっちゃうと思うよ。

相談者:
ああ。

マドモアゼル愛:
そういうことじゃ無いんじゃないか?、って気がすんだよねえ。

相談者:
はい。
・・
そうですか。
じゃ、先生、今回は、2人の子供を、自分で呼びつけて、

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
そいで、どっちが悪いかってことも、この、今回の問題に関して、

マドモアゼル愛:
今回の問題に関しては、こうだと。

相談者:
ええ。

マドモアゼル愛:
やっぱり、言えば、きっと長男とお母さんの、あの、修羅場が、訪れると思います。

相談者:
そうです。

マドモアゼル愛:
そこをどう、捉えて、結局、あのお、やっぱり、それでも、愛していたんだという・・仕事しながらもね、

相談者:
はあ。

マドモアゼル愛:
苦しかったんだっていう母さんの思いも、伝わるかもしれない。
そいで、本当に、辛かったんだっていう長男の思いも出てくるかもしれない。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
うん。
そしたら、次男は次男で、あのお、その構造を理解して、ま、どういう風に、三竦み(さんすくみ)の修羅場になったら、なったで、どっちにしろ、このまま・・だって、みんな、バラバラになりますよ、このままだったら。

相談者:
はい。

マドモアゼル愛:
やっぱり、どっかで、やらないと。
それなりの、

相談者:
ああ。

マドモアゼル愛:
決着を。

相談者:
分かりました。
頑張ってみます。

マドモアゼル愛:
ええ、ここは、ちょっと、お母さん、このまま、子供たちとの間に、その壁を作ったまま、孤独で生きるかの、あれ(分かれ道)が来てると思うよ。

相談者:
ああ。

マドモアゼル愛:
うん。
頑張って、ね。

相談者:
そうですね。

マドモアゼル愛:
うん。

相談者:
ま、今回は、じゃ、頑張って、やってみます。

マドモアゼル愛:
はい。

相談者:
ありがとうございました。

マドモアゼル愛:
あ、勝野先生に、

(再びパーソナリティ)

「兄が弟に「今度会ったら殺す」。悩める母が横暴な長男に何も言えないワケ」への2件のフィードバック

  1. 正しくこれ。

    親が兄を甘やかして弟の私は殺されかけた。

    救急車のICU直行。

    母親も喉元過ぎれば熱さ忘れるで。

    銃刀法が無ければ今頃存在してないわ。

    ガキも嫁もガキやし。

    証拠が病院のカルテにある以上何時でも裁判出来るんだぞ!

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