ざんねーん!遺言寸前に逝く。相続人が居ない退職金2千万の行方
(内容ここまで)
馬脚を現してしまった相談者の一言
法定相続人がいない。
こういうの、未婚率や離婚率の増加に伴って、今後増えていくだろうよ。
本人が自覚してれば本人が準備するんだろうけど、急病や事故もあるし。
で、そういう場合は、まずは相続財産管理人の選出と。
でも、孤独死なんかだと、これ何、国庫に投入する前に国がやってくれんの?
ま、もっとも、そういう人って、財産もないんだろうけどさ。
さて、今日の相談。
死に際に、遺言書かせようとしたけど、時間切れ。
もうこれだけで、色々勝手に想像しちゃうわ。
どうして退職金だけを相談すんの?
他の預貯金なんかも処分できないでしょ?
そこはきっと、長女が印鑑預かって、ちゃっかり残高ゼロなんだな。
いや、権利を主張するのはいいんだけどさ、なんだろね、この相談者に対して感じる、ある種の不快さは。
亡くなってひと月も経ってないうちの相談だし、しょっぱな、甥の死因を話すところで笑ったり。
はては、遺言の手配は甥の意向か?って質問に、すっとぼけたり。
極めつけは、
「もし貰えるんなら、どっかに寄付しても構わないし」
(笑)
聞かれもしないのに、ぺらっと平気でよく言うよ。
こういうの「馬脚を現す」と言う。
人は自らの後ろめたさや罪悪感を頼まれもしないのに告白してしまうの。