60代のスネかじり夫婦。金が欲しくて離婚したい62歳の女

(再びパーソナリティ)

今井通子:
お分かりいただきましたか?

相談者:
はい

今井通子:
あのお、わたしはね、

相談者:
はい

今井通子:
あなの仰ってることでえ、

相談者:
はい

今井通子:
ちょっと、こう、考え方に乖離があるのは、

相談者:
はい

今井通子:
やっぱり、お母様に、依存してるじゃないですか。

相談者:
はい

今井通子:
で、こういう生活がもうやだ、って。

相談者:
うん

今井通子:
いうふうに思ってるわけ?

相談者:
わたくしは嫌ですね。
母と同じようにい、裕福な老後を送りたい・・

今井通子:
うん、

相談者:
アパートを持ってえ、そこの賃貸料で、生活したい・・

今井通子:
それは分るんだけどお、

相談者:
うん

今井通子:
お母様とあなとは違うんですよ。
そこは分る?

相談者:
分んない・・

今井通子:
お母様は、自分の生活をきっちりと、あの、作り上げた。
なぜならば、

相談者:
うん

今井通子:
お父様が早く亡くなってるから、

相談者:
うん

今井通子:
一人で苦労もして、

相談者:
うん

今井通子:
あなたちを育ててきた。

相談者:
うん

今井通子:
でもあなたは何の苦労も知らずに、

相談者:
うん

今井通子:
ご主人がお金くれないときはお母さんから貰ってるからあ、

相談者:
うん

今井通子:
そんなに必死になって働く必要もなかったと思うんですよ。

相談者:
はい

今井通子:
そのあなたが、お金、お金って言うんだけどお、

相談者:
うん

今井通子:
言ってる話っていうのが、

相談者:
うん

今井通子:
非常に上っ面なの。

相談者:
うん

今井通子:
なんか出来るような気がしてるらしいけどお、

相談者:
うん

今井通子:
実は出来ないと思うよ。

相談者:
うん・・

今井通子:
アパート持ったら管理も大変だしい、

相談者:
うん

今井通子:
うん
やらなきゃなんなないこと、たくさんあるんですよ。
そういう、現実というのを、見据えたらあ、

相談者:
うん

今井通子:
わたしが思うのにはあ、やっぱり、ご主人の方に目を向けて、ちゃんと二人で老後をやっていきましょうよ、みたいな方向にい、あなたの方から手を差し伸べないと、ご主人は被害者だと思ってると思うよ。

相談者:
・・

今井通子:
それこそ、ご主人もお、なんだ自分は、人間扱いされてないかもしれないと思ってる・・

相談者:
ああ、そうやって言ってる。
あたくしに、とっては一番が自分で、二番目が猫で、三番目が母で、4番目が猫の以下俺だって。

今井通子:
そおなのよ。
それを、35年間、あなたは、ご主人に強いてきちゃったからあ、

相談者:
うん

今井通子:
この家にはお金出す必要ないと、思わせてしまった部分なんですよ。

相談者:
うん

今井通子:
だってご主人、今、会社勤めてんでしょ?

相談者:
勤めてます。

今井通子:
うん、で、前に貰った、どっかの会社から、次の会社にいらしたのね?

相談者:
公務員・・

今井通子:
うん

相談者:
うん

今井通子:
で、そのときの退職金の話をしてんでしょ?

相談者:
そうです。

今井通子:
うん
だけど、それは、持ってたとしても、サラサラあなたにあげる気はないよ。

相談者:
うん

今井通子:
そこのところが何も分っていないでえ、

相談者:
うん

今井通子:
お金、お金、お金が欲しい。

相談者:
うん

今井通子:
で、お母さんのような、

相談者:
うん

今井通子:
裕福な生活がしたい、って仰るけどお、

相談者:
うん

今井通子:
ちょっと、あなたの場合、

相談者:
うん

今井通子:
自分がかなり苦労しないと、

相談者:
うん

今井通子:
生きていけないんだっていうことについて知らなさ過ぎるからあ、

相談者:
はい

今井通子:
もうちょっとご主人と寄り添う法を、考えた方がいいと思う。

相談者:
・・

今井通子:
きっとご主人だってえ、あなたがね、嫌いじゃないんですよ。
本当はあなたのこと好きじゃなかったらあ、もっと早いうちに出てってますよ。

相談者:
あたし、家がいいから出て行かないのかと思った・・

今井通子:
そおじゃないと思うよ。

相談者:
うん

今井通子:
だからもうちょっとご主人と寄り添うような、

相談者:
うん

今井通子:
体制を取り直して、

相談者:
うん

今井通子:
それでも上手く行かないと思ったらあ、

相談者:
うん

今井通子:
離婚を考えたりい、

相談者:
うん

今井通子:
なんかされたらいいと思います。

相談者:
はい、分りました。
色々どうもありがとうございました。

今井通子:
はい

相談者:
ほんとにどうもありがとうございました。

今井通子:
はあい、どうも。

相談者:
失礼いたします。

今井通子:
はい、失礼しまあす。

「60代のスネかじり夫婦。金が欲しくて離婚したい62歳の女」への7件のフィードバック

  1. 「金(かね)」って…笑
    今井さんはあなたが嫌いじゃないから、と言ってあげてるけど、旦那は外面のいい、自分に自信がないから女を作ってそこに転がり込むとかもできない、体面が大事な男だから離婚できないだけじゃ…。復讐がお金を渡さないことって、しんどい戦いだなあ。
    こういう夫婦の老後ってどうなるのか想像するとつらい…。

    今年も更新ありがとうございます。
    いつもの解説コメントまで書くのは大変かもしれませんが、ああ、読みたいなあって、期待しています…。

    1. ありがとうございます!
      書くのも習慣になるけど、サボるのも習慣になっちゃうんで、怖いわ。

    2. 同じ年代の夫婦の相談を探して読んでみました。そして、YouTubeて放送も聴きました。このご婦人の話し方、内容を聴いていたら、ご主人が気の毒になりました。
      ご主人も世間体を気にして、結婚生活を続けてきて、利害が一致していた訳ですね。
      これから、お互いに体に不調が現れる年齢だし、お母様もこの暮らしが続けられるわけでもないのに。
      世間知らずの相談者に、驚きました。久々の大ヒット!

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