4歳の息子に暴言・暴力の娘は夏と冬に夫を置いて長期の帰省
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
まあ、娘さんに、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
まあ、あのお、ね、お孫さんにアザが出来ちゃうってほどだから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ある程度、自覚あるんですよね?
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
何らかの形でね。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
だとすると、例えば、幼稚園の先生・・とか。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
あるいは、そのお、保健所やなんかで、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
育児の専門家やなんかに、相談は、してないの?
相談者:
なかなか行かないと思います。
高橋龍太郎:
ま、そのお、ね、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
えー、実のお母さん・・お婆ちゃんの方に、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
えー、自分の悩みを、訴えるってことは、すごく、よく分かると思うけれど、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
今はね、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
お孫さんの顔にアザが出来てたら、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
もう、それだけで、変な話だけど、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
隣近所から、通報があるくらいの、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
すごく、そういう・・色んな、子どもへの虐待とか、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
暴言も含めてね。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
例えば、大声で子どもを怒鳴りちらすとなると、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
もう、それだけで・・児童相談所に通報が行くような時代なの。
だから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
逆に言うと、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
それぐらい、地域の、人たちにとっては、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
地域の、公的な機関にとっては、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
相談に・・来てくれたら、これ以上の、助け、って言うのは変だけど、当事者の人たちが、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ちゃんと相談に来て、くれるくらい、ありがたいお話はないわけ。
相談者:
あ、そうですか。
高橋龍太郎:
それから、保健所や児童相談所には、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そういう専門スタッフが、もう、たくさん居るの。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
うん。
だから、今、確かに娘さんの問題も、ね、苛立つ気持ちも分る・・し、それから、ご主人がどんな役割を、ご主人ってのは、あなたの義理の息子さんがね、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
どんな役割を担ってるかが、ちょっと見えないんだけど、その、ご主人の方は、なんか言ってる?、ご主人て、あおの、義理の息子さんの方は。
相談者:
えーと、仕事が朝早く出かけて、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
夜遅く帰って来る仕事なんですよ。
高橋龍太郎:
なかなか、じゃ、相談に乗ってくれないんだ。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
乗れないんだね。
相談者:
なかなか、育児も、あのお、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
娘一人で、
高橋龍太郎:
一人でやってんのね。
相談者:
ええ。
高橋龍太郎:
そうすると、やっぱり、一人で抱え込んじゃってるので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
まあ、他の子と比べて・・自分の思うとおりいってないとか、発達・・他の人のようにに順調じゃないな、って思うと、イライラして、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
それを目先の、躾の問題に置き換えっちゃったりして、イラだってる状態だと思うのね。
相談者:
ああー。
高橋龍太郎:
だから、一つは、えー、娘さんのキャラクターって問題もあるかもしれないけども、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
もしかすると、お孫さんは少し、他の人とは、違うのかも知れないし、そこんところは、なんとしても、お婆ちゃんの目から見るのと、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
それから、客観的な情報とは、ちょっとズレがあるかもしれないので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
その辺を、調整するためには、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
やっぱり、娘さんが、お孫さんを連れて、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
地域の児童相談所なり、保健所なりに行って、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
どんな様子でしょうか?っていう風に聞く。
で、具体的に地域に相談相手が全然居ないわけでしょ?
相談者:
はい、そうです。
高橋龍太郎:
ね、遠く離れたお婆ちゃんだけが相談相手だと、も、心許ないので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
地域にやっぱり、相談する人を見つけるのが一番だと思うよ。
相談者:
ああ。
高橋龍太郎:
で、それは、何か、公的な期間に行くと何かすごく大事(おおごと)になる気がするかもしれないけど、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
今は、もうね、みんな、ほんとに、気楽に相談に行くの。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
だからあ、こう、こう、こういうことで、こんな風に、って、言葉も荒くなっちゃったり、つい、叩いたりするんですよ、ってことを受け留る人が、たくさんいるので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
それは、別に悪いっていうように、あの、決め付けるんじゃなくて、むしろ、そういう辛いお母さんの立場をすごく良く分ってくれる、相談員がたくさんいるの。
保健師さんとか、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
あるいは、そういう児童相談所の心理の専門家とか。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
で、そういう専門家がたくさん揃ってるので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そういう所に、相談に行くように、お婆ちゃんの方から勧めてあげるっていう、のが一番いいような気がするよ。
それこそ、あなたがお母さんなわけだから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
自分の、娘に、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
諭す・・諭すというよりは、一緒に相談に乗る、くらいの感じでね。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そんな風に、ずうっと、暴言や、強い行動に、で続けてると、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
特に、子どもたちってのは、だいたい、5歳くらいまでの間に、もう、色んな人格とか、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
将来に渡る、母子の関係って大きな骨組み決まってきちゃうの。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
で、そういうときに、もし、そういう、異常に、強い調子の、自己中心的なお母さんだとすると、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
母子関係にいい影響を与えないし、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
その子の発育にも・・ま、子どもってものすごく許容度が広いので、極端な言い方すると、虐待なんていうことがあっても、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そんなに曲がって育つなんてことはないんだけれど、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
それでも、心の奥底に、すごく脆い部分を抱えて生きていくことになっちゃうからね。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そういうことも踏まえると、今、そういう、公的な所に、一緒になって相談に行って、とにかく、まずお母さんの出口を作ってあげないと。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
お母さんが、自分で、抱えて、爆発して、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
子ども相手に、もう、一人で格闘するって図式が一番まずいよ。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そうすると、母子ともに出口がなくなっちゃうから。
お孫さんはもっと・・もっと、相談する場所も無いじゃないの。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ね。
だから、やっぱり、お母さんが力が抜けて、少し、孫を冷静に観察できるような、空間に、お家の中をしてってあげないと。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ちょっと、窒息しちゃうような感じ・・お話を聞いてるとね。
相談者:
はい。
あ、そうですか。
高橋龍太郎:
うん。
で、お婆ちゃんが、その役割を果たせればいいけれど、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
お婆ちゃんだけでは、どうしても、相談相手は、窓口一つになっちゃうと、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
娘さんの方も、すごく、自分で追い詰められた気持ちになっちゃうから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
やっぱり、そういう、公的な、所に、相談に行く。
それから、出来れば、そのご主人。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
あの、義理の息子さんが、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
少なくとも、お休みのときには、時間があるんだろうから・・お休みもないの?
相談者:
あんまり、あの、遊び上手ではないようです。
高橋龍太郎:
ああ、そうなのか。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ああ、ふーん。
だとすると、よけいに、相談相手を広げていかないと。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
だからあ、そういう・・色んな、自分の相談相手を広げてくってことが、あなた自身を楽にしてくれるらしいよ、っていうような、感じでね、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
公的な機関に、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
行くことを、是非、勧めてあげてくださいな。
相談者:
はい、分りました。
(再びパーソナリティ)