息子の死亡保険金を風俗に使った夫が許せない
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい、ありがとうございます。
今井通子:
なんか、あのお、お話伺ってると、ご主人はご主人で、
相談者:
ええ。
今井通子:
「こんなもの!」、あのお、
「お金貰ってもなんにもならない、使っちゃえ!」、ってなったっていう、そういう、違う方向にいっただけなんじゃないかな、夫婦揃って。
相談者:
はい。
今井通子:
そういうふうに考えれば、
相談者:
はい。
今井通子:
あなたがそれを許さないっていう・・はっきりいって、ご主人のやったことに対して、あなたには、その権利は無いかもよ。
相談者:
はい。
今井通子:
そういうふうに考えると、そこを、もちろん、だから、その、風俗云々ていうのは、世の中的に良くないことであるのは分かっているけれど、
相談者:
はい。
今井通子:
ご主人がそのときだけは、もう、ちょっと違っちゃったんだ、って思ってあげられない?
相談者:
はい。
今井通子:
うん。
相談者:
分かりました。
今井通子:
うん、そしてご主人とご一緒に、
相談者:
ええ。
今井通子:
しかも、あと5、6年しか、運転出来ないから、あっちこっち連れてってあげるって言われてんだから、
相談者:
そうです。
今井通子:
楽しく、一緒に、前向いてくださいよ。
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
はい、じゃあ、そういうことで。
相談者:
はい、ありがとうございます。
今井通子:
はい、どうもお。
失礼しまあす。
相談者:
はい。
ありがとうございました。
(内容ここまで)
夫婦の関係修復を邪魔するヤツは誰だ?
いいアドバイスだったんじゃない?
塩谷さんも、それから、最後の今井さんも。
相談者、保険金のことを、「命のお金」なんて、クサい意味付けして夫を責めてるけど、本音は単に、夫の浮気行為そのものに対する感情じゃん。
最初、風俗なんて言うもんだから、「性処理系に通い詰める66歳?」なんて思ったたんだけど、違うよね?
要は女に貢がされただけだ。
だから、いいとは言わんけどさ。
夫が浪費したのだって、相談者がウツになったことと本質は同じなんだよ。
今井さんもいいこと言うわ。
「とりあえず様子を見ましょうよ」、っていうアドバイスだったんだけど、ウツのときに、本人に重要な意思決定させちゃいけないってのは、大原則だ。
というかね、そもそも、夫の乱心は、もう3年近くも前の話。
そのときに、妻はショックを受け、夫は反省した。
ちゃんと、という言い方も変だけど、修羅場を経て、終わったことなわけだ。
で、現在の状況はというと、夫婦でドライブなんかしてるわけだよ。
番組の後半、相談者が現在の夫との日々を話す様子は、夫への感謝の念すら感じられる。
悔い改めた夫と、それを受け入れようとする妻。
これで、なんで、今、離婚を現実のものとして相談しなきゃいかんの?
夫婦がすでに関係修復へと舵を切ってるにも関わらず、それを邪魔する奴がいるからだ。
兄だ。
相談者が信頼を寄せる兄。
その兄から、いまだに離婚を薦められているわけだ。
塩谷さんが釘を差したんで、目が覚めるといいんだけどね。
息子を失った悲しみを本当に共有できるのは夫だけ。
兄ではない。
私も12年前に娘を事故で亡くしました。
その5年後に、夫が特定の風俗嬢とメールを交わし、その風俗に通っていたことが最近わかりました。誰にも優しい夫ですが、まさかそんなことをするとは信じられませんでした。
未だに苦しいですが、話し合いを重ねるうちにお互いの気持ちが理解出来るようになって来ました。
このご主人の気持ちも奥さんの気持ちもよくわかります。
この相談を見つけて私は助けられました。ありがとうございました。