留年した息子を卒業させるには? 私が薦めた、調理師より大卒
テレフォン人生相談 2015年3月13日 金曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女57歳 夫60歳 長男20歳と3人暮らし 長女と次女は嫁いでいる。
今日の一言:
心に葛藤のある人は、人を操作します。
(家族構成、年齢のやりとりは省略)
加藤諦三:
で、今、一緒に暮らしているんですか?、お子さんと。
相談者:
いいえ、あのお、娘2人は、双子でして、34歳になりましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
もう、嫁いでえ・・
加藤諦三:
はい。
相談者:
ええ。
加藤諦三:
息子・・が、今、あのお、二十歳でしてえ。
大学・・あのお、3年生のはずなんですがあ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
2年生で、
加藤諦三:
はい。
相談者:
その件で、ちょっと、
加藤諦三:
あ、そうですか、はい。
相談者:
ご相談お願いしたいな・・
加藤諦三:
そうするとお、なんか、2年生のお子さんは、今、あの、家に、じゃなくて下宿・・
相談者:
います、ええ、家から。
加藤諦三:
あ、自宅から、大学通ってんのね?
相談者:
はあい。
加藤諦三:
はい、分りました。
相談者:
ええ、はい。
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
あの、留年の通知が届きまして、
加藤諦三:
はい。
相談者:
はい。
それで、ちょっと、本人もショックだったのか、やる気・・をちょっと、なくしましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
一年間、休学っていう形でもっていってください、って言うんですよね。
加藤諦三:
1年休学・・
相談者:
いや、休学。
加藤諦三:
する、って本人が言ったんですか?、それとも、
相談者:
はあい。
本人がなんです。
加藤諦三:
あ、本人が、自分は休学したいと言ったんですね?
相談者:
ええ。
加藤諦三:
はい、分りました。
はい、それで?
相談者:
それでえ、あの、春からまた頑張るよね?、みたいな感じで、尋ねるとお、
加藤諦三:
はい。
相談者:
ちょっと不機嫌な顔になりましてえ、
加藤諦三:
はい、そら、そうですね。
相談者:
いやあ、もう、行ってもお、どうしようもない、みたいな・・
全然、その、気力を感じないんですよお。
加藤諦三:
はい。
相談者:
でえ、主人にちょっと相談してみましてもお、
加藤諦三:
はい。
相談者:
「何も大学中退っていうのは、珍しくもないから、いいんじゃないの?」
みたいな感じでえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
言うんですよね。
加藤諦三:
うん。
相談者:
それで、わたし・・としては、卒業させたいなあ、と思ってるのでえ、
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
一人息子ですしい、
加藤諦三:
はい。
相談者:
お姉ちゃんたちと、こう、14も離れてますあまり、可愛がり過ぎたのかな?、っていうのもあるんですけれどもお・・
なんか、甘えん坊っていうか、なんか、こう、一つ嫌な事あるとお、
加藤諦三:
はい。
相談者:
もう、そこから離れるぞ、みたいな感じ・・で今まで来てるんですよねえ。
加藤諦三:
それで、あのお、大学1年入ってから、ずうっと家ですか?
下宿は全然してない?
相談者:
してなあいですう。
加藤諦三:
そいで、そのお、まあ、休学・・したいということで、自分の意思で休学してるわけですね?
相談者:
そおうですね、そうなんです・・
加藤諦三:
で、休学する・・前、あのお、2年生までは、大学の学生生活ってのはどんな生活だったんですか?
要するにクラブ活動やってる・・
相談者:
そうですね、今って・・考えてみますと、
加藤諦三:
はい。
相談者:
大学行くのも、ま、高校からなんですけど、
加藤諦三:
はい。
相談者:
ま、これをやりたい、それをやりたいっていうことも、何も無かったものでえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
まあ、普通科行ってて、卒業するときに、何か、やりたいのが、芽生えるでしょう、っていうことで、工業大学の方に、行ったんですよねえ。
加藤諦三:
ああ、はあ、はあ・・
相談者:
ええ。
加藤諦三:
そうすると、理工系の大学に行ってですね、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
んでえ、あなたから見ると、やる気が無かったっていうことですね?
相談者:
そうですねえ、全然、机にも、
加藤諦三:
すると、当然、あれですね、単位も取れていませんね?
相談者:
そうなんです。
でも、授業は出るんですねえ。
加藤諦三:
授業は出て、サボってないの?
相談者:
ええ。
あのお、先生とお話してもですね、
「これなんか出て当然の教科なのに、なんで、出なかったんでしょう?」
みたいな、教科がありましてえ、
加藤諦三:
え?、先生と話をしたということは、あなたが、
相談者:
ええ、大学の、
加藤諦三:
その息子さんの、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
取っている科目の、先生の所に行ったわけですか?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
ああ、あの、大学の何か、説明会があって、
相談者:
そうじゃなくて、あのお、もう、その留年の、通知を見たときに(笑)、
加藤諦三:
はい。
相談者:
お手紙の中にい、
加藤諦三:
はい。
相談者:
一度、あの、本人、悩まれてるようなのでえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
あのお、成績以外にも、ちょっと悩みを抱えてるようなのでえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
是非お話したいというのを、頂いたので、
加藤諦三:
大学からの手紙に、
相談者:
はあい、ええ。
加藤諦三:
それで、その先生の所に、
相談者:
はあい。
加藤諦三:
行った?
相談者:
はあい。
加藤諦三:
そしたら?
相談者:
そうしましたら、成績のことを、まず話され・・話してくださいましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
そして今度、カウンセラーの先生っていますよね?
加藤諦三:
はい、います。
相談者:
大学ですかねえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
その◆△%が支援・・
加藤諦三:
学生支援相談センターみたいなとこですね?
相談者:
ええ。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そこはですね、週に一度、一時間ほど、今でも行ってるんですよね。
加藤諦三:
今でも行っている。
はい。
相談者:
はあい。
加藤諦三:
友達はどうなんですか?
相談者:
ええ。
加藤諦三:
友達は、いるんですかね?
相談者:
そうですね、何人かだと思うんですけれどもお。
加藤諦三:
それで、ご主人は、今んところ、ほっておけと、中退なんか別に珍しいことでもないと。
相談者:
そうなんですねえ。
加藤諦三:
だけど、あなたとしては、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
まあ、一年間、休学をしちゃったから、それはいいけれども、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
次にちゃんと一年後に、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
復学して、
相談者:
はい。
加藤諦三:
卒業させたいと。
相談者:
ええ。
加藤諦三:
だけど、息子・・は、もう、勉強する気配も無いということ?
相談者:
ちょっと、怪しい雰囲気かなと、思います・・ね。
加藤諦三:
ええ。
相談者:
ええ。
加藤諦三:
そいで、まあ、今日の相談としては、この息子をなんとか卒業した・・させたいんだけど、どうしましょう?ってことですね?
相談者:
そうですう。
加藤諦三:
はい、分りました。
(回答者に交代)