家族を捨てた父亡き後の後妻との付き合い方。娘が悩む本当のワケ
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
ええっと、あのお・・ちょっと、1回確認したいんだけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
30年前に、まず離婚されたわけよね?
相談者:
はい、そうです。
マドモアゼル愛:
そうすると、あなたは25歳のときってことにならない?
高校生っていうんじゃなくて。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
それもちょっと話、さっき分んなかったの、それが。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
さっき、高校生の頃って仰ってたような気がしたけども・・
相談者:
はい、そうです、高校生の頃です。
マドモアゼル愛:
高校生じゃないよね?、もう、すでに・・
相談者:
離婚した、あの、提出したときが、たぶん、
マドモアゼル愛:
あー、なるほど。
相談者:
そうなのかもしれません。
マドモアゼル愛:
実質、
相談者:
別居っていうか。
マドモアゼル愛:
実質的にもう、心も離れて、
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
別々になってしまったのが、さらにその10年前っていうことくらい・・あったってこどだよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
10年間くらいね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
じゃ、この10年間くらいが、一番、あなたにとっても、すごく・・厳しい・・辛い時代だった、かもしれないね?
相談者:
はい・・辛かったです。
マドモアゼル愛:
ね、そうだよね。
まだ、突然、なんか離婚ってのも辛いかもしれないけれどもお、その、一連の・・あのお、お母さんの苦しみとか、ご家族の・・家庭の崩壊とかっていうのを、あなたが一番多感な、青春時代に見てきたわけだよね?、あなた。
相談者:
(泣)そうです。
マドモアゼル愛:
うーん・・
そお・・すると・・お父さんとの思いでも一杯あった・・あるわけだよね?
長女だしね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね。
お父さん、好きだった・・わけだ?
相談者:
はい、どちらかと・・いうと、はい。
マドモアゼル愛:
優しかったんだね、あなたにはね、きっとね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うーん・・
そいでえ・・ま、お母さんとの、あのお、関係を今さらね、ああだ、こうだって、言っても、これは話になんないけども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うーん・・お母さんとの関係が本当にある意味で自然であったならば、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こういう・・悩みは、僕、生まれなかったような気がすんのよ。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
本当の意味でお母さんと安心できて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自然で、お母さんの、ま、もう、ほんとに、あのお、気持ちが分って、味方に付けられる関係であったら、まず、こういう・・あれは、出て来ない気がすんのね。
相談者:
はー・・
マドモアゼル愛:
そいから、弟さん・・も、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
頑なだよね、今。
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
その、後妻さんのことに関して。
相談者:
はい、一切触れようとしません。
マドモアゼル愛:
ね。
それもある意味で、その、もう、すでに、50・・3歳っていう年齢なので、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
かなり、の事柄を知ってなくちゃいけないし、知ってる年齢だよね?、本当だったらね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
もうちょっと、柔らかく、対応することも、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
出来て自然な年齢だな、って気もしなくもないのよね。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
そうすると、お母さん・・が、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何らかの、感情的な・・命令って言ったら大変失礼かもしれないけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
子ども自体が縛られた、可能性もちょっとあるよね。
相談者:
仰るとおりです。
マドモアゼル愛:
ね。
その思いの前でね。
相談者:
はい。
マドモアゼル愛:
だから苦しんだと思うの、あなたも。
相談者:
ええ、苦しいです。
マドモアゼル愛:
うーん・・
それで、弟さんは、父方の思いを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
捨て去るっていう・・態度に出ているけれども、
相談者:
はー
マドモアゼル愛:
ほんとはそれ自体も苦しんだよね、弟にとってもね。
相談者:
なるほど。
マドモアゼル愛:
うーん・・
だから、何で、こういうね、疑問が、あなたの心を、分け隔てして、普通に、自然に対応出来ないのかな?、っていうのが・・どうしても、腑に落ちなかったんでね、今、伺ったわけなのよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいで、ただ・・態度として、具体的に中身はともかく、感情の中身は、これは個々で整理していかなくちゃいけない問題なので、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ただ、現実の、後妻さんとの関係とか、見える部分の、ことに関しては、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あなたは自然にやってきたので、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
特に、思いのたけを語る必要もないし、
相談者:
はあー・・
マドモアゼル愛:
あのお、何かあった際には、自然な礼を尽くす。
相談者:
自然な礼を尽くす。
マドモアゼル愛:
はい。
例えば、葬儀で、一生懸命何かやってくれて、なんか大変だなと思ったら、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ありがとうございました、の礼状を、お菓子を添えて、1回くらい出しとくとか。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
という、自然な礼の尽くし方が、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あると思うのよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを、頑なに弟さんのように拒否するのは、やっぱり変だなって気がするし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
えー、これまでも、結局は、別れた後は、後妻さんどころか、お父さんとも皆さん会ってなかったわけだから、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
このまま、また、交流が始まるっていうのも、なんか、それも、自然な流れから言って、変だよね?、やっぱりね、今さら。
相談者:
(笑)はい
マドモアゼル愛:
うん、そしたら、そらお母さんを確かに傷つけると思うよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも、だからといって、お母さんの気持ちに縛られたまま、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
礼を尽くさない、というのは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
却って、後ろ髪を引かれちゃう思いを残しちゃうんじゃないかな?、という意味でね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
不自然だな、っていう気がするのよ。
相談者:
なるほど。
マドモアゼル愛:
だから、お母さんがここで、
「何、お前、お菓子なんか送ったのか」、とか、
相談者:
えー(笑)
マドモアゼル愛:
ま、そら言わないことも出来るわけだし、
相談者:
ええ、ええ
マドモアゼル愛:
言ったところで、
「あ、そのくらいやんのが当然よ、お母さん」、で、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
済ませられる、問題にしちゃえばね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこまで、どうすべきか、っていうとこまで、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
追い込む、ことは無くなるような気はすんのよね。
相談者:
はい、よく分りました。
マドモアゼル愛:
うん、うん。
ただ、ま、お母さんはね、あの、今、まだ、そういう問題に対して、感情的にしか、捉えられない立場に、
相談者:
そうです、そうです。
マドモアゼル愛:
いる・・
相談者:
もう、真っ直ぐ、こう・・その、でしか、
マドモアゼル愛:
うん・・
と思うのよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも、お母さんは、まあ、こう言っちゃ可哀そうだけれども、お父さんや、そういう関連しているものを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ある意味じゃ、恨み通すことで、生きるエネルギー・・に、している面もね、実はあると思うのね、やっぱりね。
あのお、
相談者:
母がですか?
マドモアゼル愛:
うん、うん。
それがあるから、ま、とりあえず、生きていく、ひとつの、エネルギーを得る方法にもなってるような気がすんですよ。
相談者:
はー
マドモアゼル愛:
憎むっていうのもエネルギーだからね、ある意味でね。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
うん、でも、それは苦しいことだから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いつか、弟さんは、そういうお母さんの、ある意味ロボット化してるところが、あるかもしれないけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お姉さんがあ、人間的に、大きく成長されることでね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう、わだかまりが解いていって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
またあ、新しい、安心の芽が、見えてくる、そういうプレゼントをいつか、あなたが中心に、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あのお、残された家族の中に、
相談者:j
はい
マドモアゼル愛:
もたらされると、いいなと。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
ええ
思っとります。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
今日は先生、色々とアドバイス頂きまして、ありがとうございました。
マドモアゼル愛:
とんでもございません。
相談者:
自然な礼を尽くして、あの、感謝しながら、母にも、あの、出来るだけのことをして、
マドモアゼル愛:
うん、うん
相談者:
いってやりたいと思っております。
マドモアゼル愛:
そうね。
そいで、縛られる必要はないよね、でも、もうね、お母さんにもね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
色々とありがとうございました。
(再びパーソナリティ)