辛い過去を清算できない女。全ては通るべき道だった
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
ええ。
そのとおりですよお。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
ほんとに、たわわのような(*)人生でしたねえ。
あなた、もおう・・小さな子ども、赤ん坊から始まって、
(*)たわわのような:
実のなった木の枝がたわんでいる
相談者:
はい
加藤諦三:
人々の光になります。
相談者:
あー、そういう、優しい人になりたいです。
加藤諦三:
いやあ、もう、すでになりつつあるけれども、そうなります。
人間は、
相談者:
はい
加藤諦三:
こういう環境の中で生きても、
相談者:
はい
加藤諦三:
ここまで、生きられるもんだという・・これは多くの人の励ましになります。
相談者:
あー
加藤諦三:
あなたが世の中の光になるための、通らなければならかった道だと思ってください。
相談者:
あっ(笑)、ありがとうございます。
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
頑張ります。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
あ、ありがとうございました。
加藤諦三:
親に愛されない人は、「わたしは神に愛されている」、と気づいたときに、救われます。
(内容ここまで)
どんくらい続いたんだろうね。
この奇妙な8人生活。
てか、まさか5人とも同じ種なのか?
だとしたら、相当の期間、ほぼ同時進行で、姉妹と子作りに励んでたことになる。
ま、いっけど。
まさに親は選べない。
生育環境なんて、もう運命として受け入れる以外にない。
今日の回答は、そんな人に対する一つの視点ですね。
豊かな生活を手に入れなければ、過去を笑い飛ばすことは出来ない。
辛い過去を「宝」(大原)と思えるか。
通るべき道だった(加藤)と思えるか。
すべては、今、というか、これからにかかってくるんだと思う。
もちろん、それは内面的なことだ。
形の上では今でも、もう十分。
これは加藤氏の言うとおり。
決して慰めではない。
生育環境を理由に簡単にダークサイドに落ちる人だっているんだから。
相談者もそうなりかけた。
でも、ならかった。
荒れた相談者がなぜ軌道修正できたか?
語らせても良かったけどね。