15歳長男の不登校・ゲーム三昧・家庭内暴力の今さら感
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
登校拒否、だよね、ま、はっきり言ってねえ。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
そいで、登校拒否っていうのは、やっぱり、もう、無視出来ない人数・・が、いるわけですよ、今。
相談者:
はあい
マドモアゼル愛:
これまでもね。
ほいでえ、もう、個人の問題であると同時に、もう、社会問題化してるわけなんですよね。
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
そいで、やっぱり、登校拒否には、基本的に、こうやって、考えていく、それから、こうやって、お子さん、と対応するっていうノウハウがね、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
一応、かなり、これまでのお、辛い体験を基に、まとめられていると思うんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういうのをやっぱりちょっと、まずう、客観的にご覧になるってことが大事だと思いますよね。
そいで、
相談者:
結構ね、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
学校の方でも、なんか、週に何回か、あのお、カウンセラーの人が来てえ・・相談もしてるみたいなんですよお。
マドモアゼル愛:
うん、うん
相談者:
本人どうしでは、ま、親はしてないんですけどお、
マドモアゼル愛:
あ、カウンセラーとは話をするわけだ?、じゃあ、本人は。
相談者:
うん、学校行ってるときはねえ。
マドモアゼル愛:
あ、行ってるときはね。
相談者:
でも、最近はもう、ほとんど行ってないんでえ。
マドモアゼル愛:
うん、うん、そういう道も今、閉ざされているってことよね?
相談者:
はあい
マドモアゼル愛:
あとねえ、一番、ま、多感な頃、で、
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
そいでえ、彼自身が、一番悩んでいるわけよね?、本当のとこはね。
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
うん、でもお、普通、なんか、そういう問題にぶつかったときに、それを克服しようとする力を、今、持たない状態であると。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
いうことだと思うのよね。
相談者:
ええ・・
マドモアゼル愛:
そうすると、結局は、もう、15歳だからあ、縛ってえ、はい、こっち来い、あっち来い、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
ご飯、次は食べろって、指図するわけにはいかないわけ。
どこかで自主的な、形でえ、修正して、対応していく以外に道は無いわけじゃない?
そうすると、
相談者:
そうですね、前も、最初の頃は、ね、結構きつく言ったんですけどもお、
マドモアゼル愛:
だから無理やり、もう、出来ない・・年齢であって、
相談者:
うん、もう今じゃ、もう出来ないですねえ。
マドモアゼル愛:
うん、体格に、もう、
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
もう限界に来ている、わけよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
となると、やっぱり、自主的なものを、芽生えさせる以外、道は無いってことは分かりますよね?、まず。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうすと、今、本人が、悩んでいるんだけれども、それを、そういうふうに、自分を鍛えるっていうかあ、現実に向かう、力を持っていないということだよね?
だから、それを育てる以外、道無いんですよ、実は。
相談者:
あー
マドモアゼル愛:
じゃ、どうすれば、人間ていうのは、動き出せるのか?
例えば、大人でも、冬の寒い日に、ちょっと寝不足かなんかでえ、会社行きたくないなあ、なんて思ってえ、どうしても、寝床でえ、起きたくないとき、誰だって、これ、ありますよね?
相談者:
はい、ありますねえ。
マドモアゼル愛:
ねえ。
そいで、それが、ほんとに、もう、重たくう、なってえ、くると、どうしても行けなくなっちゃうのは、僕らだって、同じだと思うんですね、それはね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そん中で、でも、何か、
「そうだ、今日、あれをやらなくちゃな」
とか、
「ああ、あれ、どうなってるかな」
なんて、具体的に考え出すと、体がフッと動いていくもんなんですよ。
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
だから、何かやることがあれば、ということなのよ。
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
だから、不登校も、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
何か好きなことが出来たら、もう問題の8割以上は解決すんだよね。
相談者:
あー、なるほどねえ・・
マドモアゼル愛:
うん、だから、今、ゲームだけしかないからっていうことで。
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
ゲームは、反応だから。
そっから成長するものって、あまり無いのよね。
相談者:
ええ・・
マドモアゼル愛:
でも、
「お前、ゲームばっかりやってないで、ゲームで稼ぐ人間になれ」
とか言えば、ま、少しは聞く耳持つかもしれないよね。
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
それから、友だち・・はいるわけよね?
相談者:
うん、ただ自分から、行くっつうことは、ほとんど無いんですよ。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
友だちんとこに遊びに。
マドモアゼル愛:
でも、いじめとか、なんかは無かったんじゃないの?
だから、嫌われてはいないわけでしょ?、だって。
相談者:
うん。
マドモアゼル愛:
友だちからは、なんか話、が聞いて、漏れ伝わってくるものってあります?
相談者:
あ、それはあ、全く、無いですね。
マドモアゼル愛:
お母さんも、そういう情報知らないわけだ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あ、そう。
ま、大変な問題だとは思うんだけれども、
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
まだお父さんは、この問題が、彼の問題だと思ってるよね?
相談者:
そうですねえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
ま、自分、これから、先が、ちょっと、不安なってきちゃったものでえ、
マドモアゼル愛:
ううん、て言うよりも、その3人、の、家族の中で、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
3人の中の関係性に、問題が無かったとすれば、
相談者:
うん・・
マドモアゼル愛:
誰か一人に、こういう、厳しい、状況は訪れないはずなんですよ。
選択しないはずなんですよ。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
だから、よく不登校で言われるのは、ご家族の問題を、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
この、お子さんが、劇的に表現してくれてんですよ、っていう言い方をするんですよ。
そして、それは、往々にして、該当するんです。
相談者:
ま、確かに夫婦間の、間も、結構、そんな、仲いいわけでもないですからね、ちょっとスレ違いの、時期が、ちょっと続いたもんでえ。
マドモアゼル愛:
うん。
だから、これを機会に、夫婦で、この問題を、すぐ彼をどうしようとか、すぐ学校どうしようとか、そういう平面的な話ではなくて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何か、お子さんが、取り持ってるっていうふうに、ちょっと考えて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
親父とお袋が、和解しない限り、俺は、これを続けるよ、と、いうふうに見たときに、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
愕然として見えてくる世界があるんじゃないかなって気がすんですよ。
相談者:
ああ、なるほど
マドモアゼル愛:
その頑固さ、その抵抗感、の理由が。
彼本人にも、無意識で分かんないけれども、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
お父さんが見たくなかったものを表現してくれてる可能性がある。
お母さんが触れてはいけない、と思いつつも、気になってることを表現しているかもしれないと。
そこら辺で、まず、急がば廻れで、奥さんと、何か、もうちょっと赤裸々な気持ちの、ぶつかってもいいと思うんですよ。
何かやり取り、が、お父さんに今、必要なんじゃないかなあ?
相談者:
ああ・・なるほどねえ・・
マドモアゼル愛:
うん、そういう意味での家族の仕切り直し、を、彼は、教えてる可能性が、あるよね?
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
誰がいい、悪いっていう問題じゃないんですよ、だから、これは。
お父さんが悪いわけじゃない。
お母さんが悪いわけじゃない。
そして彼が悪いわけじゃない。
彼はでも、一番素直な、心で、その、病理や矛盾を表現してくれてるんだよね。
家族3人の矛盾を。
相談者:
夫婦間で、ちょっと、仕事の関係もあってすれ違いなんですよ。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
なかなかあ、家族が全員揃うっちゅう、時間帯も、ちょっと・・
マドモアゼル愛:
うん、その結果だっていう、ことなのよ。
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
だから、そこを、変えない限り、
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
ていうか、何かそこに、気づきが入らない限り、違った展開にはなっていかないような気がすんのよね。
だから力が、出ない、そこをまず直してくれないと、俺は、社会にも出ていけないよ、と。
本当の意味で、大きくなれないよ、と。
いう、叫びとして、見て、あげる、ことが出来たら、ね。
どうしよう、行かなくちゃ、学校がある、先生に、どうしよう、そういうことではない、道がね、なんか、見えてくる、そういうものでしか、こういう問題っていうのは、解決しないんじゃないかしら?
そこら辺、何かヒントにして頂ければ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
勝野先生にね、お話を伺いたいと思います。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)