大学生の娘が不登校。母親の心の葛藤と家族の構造
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
あのお、お母さんが、娘をコントロールしてきた・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その歴史っていうの?
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
ていうあたりを、やっぱりい、も一回見つめ直してあげるとね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その新しい、お嬢さんとの関係性ていうもののイメージが、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
見えてくるんじゃないかなあ、って気がするのね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうすと、なんで、お母さんは、娘をコントロールさざるを得なかったのか?、っていう自分の問題が見えてくると思うのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいで、そこら辺、一つう、解き明かす、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
えー、事象としてね、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
要するに、スポーツ団に、自分から進めたにも関わらずう、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
友だちとお母さんたちとの、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
んん、関係性があなたにとっては、苦手意識が
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを理由に、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
子どもから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あの子たちと、付き合っちゃいけないという、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
考えてみたら、相当、デタラメな話だよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その、友だちが、あなたにとって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こういう点で、こうだから良くない、という話なら、まだ筋は通るのよ。
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
そりゃそうでしょ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
例えば、ああいう、あの、反社会的な子たちだといけないとか、夜遅くまで平気で、どうだとか、そういう具体的な、その子たちに問題があることで、言えば、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
娘さんも、うん、うん、まあ・・お母さんが言う気持ちは分る、っていう話にもなるよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
しかし、お母さんが、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
娘をコントロールして、そのスポーツ団から、辞めさせよう、他のものに目を向けさせようとした裏にあったのは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分の、苦手意識・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
コンプレックスだよね、要するに。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分の中のコンプレックスと、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
直面して、生きて行く、選択を、したことがない人なんだよね。
だから、あのお、わたしは人間関係がヘタですって言う人がいるけれども、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
人間関係で下手っていうもんじゃない、そういうもんじゃないんじゃないかな、っていう気はするんだけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱり、苦手意識・・お持ちだと思うのね、やっぱりね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこら辺の自分の、性格って、ご自身で考えて、嫌だよね?、やっぱ。
相談者:
はい。
嫌です。
マドモアゼル愛:
いやだよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なんで、そうなって、でも、いったのかなあ?
ま、そこら辺1回考えてみるといいと思うのよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
生い立ちからあ、やっぱり、ゆっくり考えて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
みると何か、見えてくるもんがあるような・・気がするのね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいでえ、でもお、お嬢さんに、お母さんがやろうとしてることは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なんか、こう言っちゃ悪いけど、自分と同じような人間作ろうとしてるよね?そうなるとね?
相談者:
うーん・・
マドモアゼル愛:
だって、子どもはあ、自分でえ、好きな人間関係作って、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを、そこで伸びていこうとしている芽を・・お母さんが自分の、コンプレックスを迎え入れたくないが故に、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
摘もうとしてきたわけじゃない?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ここら辺が、ま、一個・・根本にある・・気がします。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それとお、加藤先生がさっき、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
1対3ということに、非常に、関心を持たれてね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お話した・・要するに、家庭の中で、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
どなたかが、反社会に、適応できなくなって、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
引きこもり、ないし、登校・・不登校などを起こすという、ケースって今、すごく多いわけなんだけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
まあ、その背景にあるのは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その、わたしたちは、つい、そのお嬢さんの問題・・不登校であるその方の問題であるというふうに、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
考えてしまうけれどもお、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
よおく見ていくと、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その、家族の、一つの、病理がね、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
関係性の矛盾が、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
一人の、一番敏感な人を通して、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
出てきているっていう構造・・が、も、ほぼ例外なく・・あるわけなのね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから、お嬢さんの、この今の、辛さ、ま、社会に出れない辛さってあると思うんだよね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ていう、ことは、好きな学校に行けなかった・・とか。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それは、動機としてはあるかもしれないけれども、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
家の問題を、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何らかの形で表現しているな、と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いうものだと、いう時点からね、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
見て、あげる必要があるな、っていう気がするんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
はい。
そうすと、その一つには、夫婦の、関係もあるだろうし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分の、依存的な、姿勢もあるだろうし、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分の、コンプレックスから、対面することを避けて、周囲を逆にコントロールしようとして、生きていこうとする、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんの、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
心理が、やっぱり・・大きく関係してる気がするのね。
少なくとも、お嬢さんの問題。
この子をどうしようか?っていう問題から、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
少なくとも、自分の問題でありい、
相談者:
ええ
マドモアゼル愛:
家の問題なんだな、という視点を持つことでえ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お嬢さんに対する対応が変わってくるはずなんですよ、心理的な対応が。
相談者:
あー、はい
マドモアゼル愛:
そこに、お嬢さんは救い・・は、出てくるよね?
相談者:
あー、はい
マドモアゼル愛:
そして、これ自体で苦しんでんのは、やっぱり一番苦しいのはお嬢さんなんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お嬢さんが、自分もちゃんと健康的に、社会と関わって、本当は生きていきたいわけだから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
きっと、考えるようになるんだよね、その時点で。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから、今、一家を救うのは、お嬢さんを救うのは、巷で言われる、正当な理論ではないっていうことだけでは・・理解していただきたいなと。
相談者:
んん・・はい
マドモアゼル愛:
はい。
ちょっとあのお、加藤先生に、あのお、代わって、そこら辺、あの、もうちょっと掘り下げてね、いただけれと思いますんで、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
加藤先生・・
(再びパーソナリティ)