双子の兄弟。弟が縁を切りたい怠け病の兄
(再びパーソナリティ)
勝野洋:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、分りました、ありがとうございました。
勝野洋:
はい。
ま、兄弟ですよね?
相談者:
はい
勝野洋:
大変だと思いますけども、先生言われたように、
相談者:
はい
勝野洋:
ほんとに、あのお、下の方から言って、こう、説得、して欲しいな、と僕は思いますね。
相談者:
はい、
勝野洋:
これでよろしいでしょうか?
相談者:
ありがとうございました。
勝野洋:
はい、
相談者:
はい
勝野洋:
これで失礼いたします。
相談者:
はい、失礼しまあす。
勝野洋:
◆△%&■
(内容ここまで)
双子の弟が、
「兄は変わってる」
これって漫才ネタだ。
ま、しかし、えらく差がついちゃったもんだ。
これじゃ兄が弟と普通に向き合うのは無理。
しかも、
「兄は怠け病」
「できれば兄とは縁を切りたい」
こんな感情、絶対、兄に伝わってるもんね。
でもさ、そこまで思ってるんだったら、荒療治とやらに躊躇しなくたっていいと思うんだけど。
住む所の心配とかしちゃってるとこが、この問題を解決出来ない原因のすべて。
相談者にとっちゃ、迷惑だけど心配な兄なんだよ。
こういう話は、とても面白いと思う。
何がって、何が人生を左右するかっていうの。
人の境遇を語るとき、その人自身の努力とか判断とかとは別に、本人が選びようの無い様々な要因が影響を及ぼしたってことは普通に語られる。
本人自らの口で語られることも多いし、近い人や、あるいは心理学者とか、幼児教育研究家とか、占い師なんかからも、もっともらしくね。
本人が選べない要因ってのは、親とか、家庭とか、生育環境とか、容姿とか、体格とか、時代とか、はては生年月日まで。
でも、こんなの、今日の双子なんてのは、ぜーんぶ、同じなんだよ。
結論めいたことは言えないけど、実に考えさせられる話だ。
で、今日のツボは勝野氏。
1回目
「それで、あの、ご相談内容としたら?」
2回目
「それで、今日のご相談として、お兄さんをどうしたらいいか?ということですか?」
3回目
「どうしたら、そういうふうに持って行けるか?、ということが今日のご相談内容ですか?」
4回目
「じゃあ、今日のご相談内容としたら、お兄さんをどういうふうに扱ったらいいのか、どうしたらいいか分からないという・・ことですね?」
(笑)
何回聞いてんだよ、おめーは。
回答はまた明日、とかになるかと思った。
こういう、話が堂々巡りするっていうのも漫才ネタにあるんだけど、もちろん天然だからね、この人。
双子のライバル大変そう。
お母さん引き取ったら、お兄さんキレて逆恨みされるのが怖そう。
親が生活保護受けてるみたいだし色々複雑な事情があるんでしょうね。氷河期世代で弟は運良く抜け出して兄はモロに影響受けちゃったパターンか。
双子だといちいち比べられるからキツイね。今から働けって言っても時すでに遅しでしょうね。
どうしようもないよこれは。
もう話し合いなんて段階ではなく物理的に母親だけ引き取って兄には生活保護受けさせるくらいしか今更できることないでしょ。