虐待した憎い母親はアルツハイマー。遺産が弟親子にいくのが許せない
(再びパーソナリティ)
ドリアン助川:
もしもし?
相談者:
はい
ドリアン助川:
たくさんのお悩みとご苦労が、
相談者:
はいい
ドリアン助川:
あったようですね。
相談者:
も、たくさん
ドリアン助川:
ええ
相談者:
こんな、不幸に生まれてえ、嫌だった、なんて自分で、わたしは
ドリアン助川:
いや
相談者:
言います
ドリアン助川:
しかしね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今あのお、あなた様が仰ったように、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ご苦労の末に、家庭を築かれてえ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
お子さんも色々試行錯誤されてるようですけども、3人のお子さんに恵まれて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
何よりじゃないですか。
相談者:
ああ、そうですか、まあ
ドリアン助川:
わたしは、あのお、全部を解決しようというよりは、あなた様のお子様3人。
相談者:
はい
ドリアン助川:
このお3人と仲良く暮らせる人生の方がうんっといいと思いますよ。
相談者:
分かりましたあ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
どうもありがとうございます。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほんとに、あの、助かりました、ちょっと気持ちが、また、変わってくると思いますので、
ドリアン助川:
何よりです。
相談者:
ありがとうございます。
ほんじゃどうも
ドリアン助川:
はい
失礼します。
相談者:
お世話になりました。
ありがとうございましたあ。
(内容ここまで)
一方的にしゃべる相談者って珍しくないんだけど、その長さでは優勝だろうね、この相談者。
しかも、これだけ長セリフにも関わらず、相談者の口から一度も 「相続」って言葉が出て来なくて、いったい何の相談かと思った。
母を憎みながら、母の遺産に執着する。
フム。
憎んでいるからこそ、遺産ぐらいは、って感じなのかね。
要は他の誰かが、この場合は弟や姪が得するのが許せないんだな。
相談者が母親から受けた仕打ちって、確かに虐待に近いものだけどさ、アルツハイマーを患った母親を目の前にしても、恨みって消えないもんなの?
だって、もうそこに座ってる人は、別人だよ。
娘の自分すら見分けが付かなくなった母親を見て、なんつうか、感慨にふけることはないのか?、この婆さん。
まがりなりにも一財産築いたってか、守ったのはスゴイと思うよ。
いや、母娘ともどもだ。
母は言うに及ばず、相談者だって、自宅とは別に、母の土地に家を建てようとしてたわけだし。
この母娘そっくりなの。
だからこそ、衝突するんだけど。
働きもんで、しっかりしてるんだけど、欲深く、性格がキツイ。
相談者って、自分が母のコピーだっていう自覚ある?
ちょいとまじめな話。
塩谷崇之 「今は弁護士に相談をしても発展的な話は出て来ない」
そうか?
だって、田畑の売却金3千万をはじめとする母親の財産って姪が管理しているんでしょ?
手を付けずに・・
:
んなわけない。
使ってるに決まってるじゃん。
姪が相談者に「来ないで」って言うのはそういうことでしょ。
もちろん、それは不当利得だ。
だけど、後で取り戻すのって、結構大変だよ。
無い袖は振れないし、姪は、母親のための出費だったって主張するに決まってるから。
つまり、母親の財産を保全するために、今すぐに成年後見人を立てる必要があるってことなの。
それに、成年後見人を立てるってことは現時点の母親の財産をはっきりさせておくという効果もある。
(成年後見人には財産目録の作成が義務づけられているから)
まさに相談者が気にしている相続の準備そのものなんだけど・・
アルツハイマー
母親が患ってるとされる病気。
根本的治療法がないとされる。
もの忘れ程度の軽い症状に始まり、次第に日常生活にも介助者が必要になり、最終的に寝たきりになる。
いわゆる認知症の症状なんだけど、
認知症 = アルツハイマー
ではない。
認知症は病名ではなく文字通り症状。
認知症の原因の一つとして、アルツハイマーという病気があるってこと。
つまり、腹痛という症状に対して、下痢とか、便秘とか、食中毒とかがあるっていうことと一緒。(適当)
ちなみに今日の相談では、母親がすでに人の区別がつかなくなっているということなので、介助者が必要なはず。
弟のために一軒家を新築して、姪はマンションで、じゃあ、今現在、母は誰と暮らしてんの?
これが謎。
弟か、姪が越してきたのかね。
とりあえず赤ワイン飲んじゃる。
(笑)
アルツハイマーの危険因子
遺伝子とか、年齢とか、どうしようもないものもあるんだけど、それ以外では、
高血圧
糖尿病
喫煙
睡眠不足
アルツハイマーの危険因子を抑えるとされるもの
魚、野菜や果物、赤ワイン
運動習慣
知的習慣(読書、ゲーム、楽器の演奏、ダンスなど)
正に 争族。だから 相談するんだけど。
そんな親なら こうなる前に ちゃんと 見張っておけば良かったじゃんね。
大体 わかるんもんじゃないかなぁ。
子供の頃から 意地悪されてるんだから。「よーし!だったら 財産 もらうわよ!」って。
それにしても 長かった! お二人とも 口 挟めませんでしたね。
楽しいでしょ。
相続の相談って人気ないようなんだけど、わたしは好き。
家族の真実が一気に噴き出すっていうの。
楽しかった!
方言プラス抑揚が入っちゃってましたよね。
それにしても 有る所には有るんですね!