40歳独身キレる息子の縁談が心配。思春期までは自慢の良い子

テレフォン人生相談
2015年9月2日 水曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者:  マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女63歳 夫64歳 長男40歳一人暮らし

ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
お願いします。

ドリアン助川:
よろしくお願いします。
今日どんなご相談でしょうか?

相談者:
息子の性格う、についてですが。

ドリアン助川:
息子さんの性格。

相談者:
はい

ドリアン助川:
息子さんおいくつですか?

相談者:
40です。

相談者:
40歳
あなたさまはおいくつでしょう?

相談者:
63歳です。

ドリアン助川:
63歳。
息子さん、ご兄弟いらっしゃいますか?

相談者:
いますけども、もう独立してます。

ドリアン助川:
ということは、40歳のむすこさんは今一緒に暮らしてらっしゃるということですか?

相談者:
いえ、別に、一人で暮らしています。

ドリアン助川:
一人で。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなたさまは、あのお、ご主人はいらっしゃいますよね?、今

相談者:
はい

ドリアン助川:
ご主人はおいくつでしょう?

相談者:
64です。

ドリアン助川:
64歳。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、今、お子さんは、もう、じゃ、一緒には住んでらっしゃらないということですね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーと、具体的にはどういうことなんでしょうか?

相談者:
この歳までえ、独身でいたっていうことは、やはり、性格がそういうふうに出会いをなくしてしまっていたのかな、って思うのが多々あるんです・・が、息子の具体的な性格っていうのは、ちょっとこう、自分で、こう、話の内容が、自分で把握できなかったりすると、すぐ感情的っていうか、大きい声で、こう、言うような、相手に、対して、嫌な感情与えるのが多いです。

ドリアン助川:
何かこう、自分の意見が、相手に通らないとか、

相談者:
そお

ドリアン助川:
思い通りにならないと、そうなってしまうということですか?

相談者:
なります、はい

ドリアン助川:
それはあ、小さいときから。

相談者:
そお、ですね、中学校、高校ぐらいからですね。

ドリアン助川:
それまでは、そういうことはなかったんですか?

相談者:
なかったです。

ドリアン助川:
具体的に思い出せますかね?
最初にそうなってしまったのが、いつ、どういう場合だったのか?

相談者:
中学校の先生からは、反抗期が遅いですねえ、って言われたことがあったんですがあ、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ちょっと、自分の思うようにいかないとお、わたしとか、娘に、自分の意思を通すためには、ちょっと大きい、暴力的っていうのは、ちょっと大げさですけど、そういう行動とったことはあります。

ドリアン助川:
どういう行動ですか?

相談者:
例えばあ、
「なんでこういうふうに、俺が言ってるのが分かんないの!」
ちゅうみたいな、こう、大きい声で、感情的に、我々を、こう、びっくりさせるような行動とったことはあります。

ドリアン助川:
娘さんというのは、彼にとってはお姉さんになります?、妹さんになります?

相談者:
妹です。

ドリアン助川:
妹さん。

相談者:
はい

ドリアン助川:
妹さんにも同じような態度をとる?

相談者:
はい、そのときは。

ドリアン助川:
お母さんとか、お父さん、ご主人がどういう、そのとき、反応するんでしょうか?

相談者:
主人がいないときだったもんでえ、わたしが対処しましたけども、そういう行動初めて見たもんで、ちょっと怖いっていうか、ただ、はい、はい、って言うしか(笑)、なかった・・ような記憶があります。

ドリアン助川:
その、息子さんが、まあ、言ってみればある種の我がままみたいな形で、

相談者:
ああ、そう、はい

ドリアン助川:
わあっとなったときにい、叱るということはしなかったんですか?

相談者:
しなかったような気がします。

ドリアン助川:
そして、そのまま、ずうっと来てしまったという・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
ことなんですかねえ。
それで、色んなパターンがあると思うんですけども、職場とか、いわゆる外では、非常にその、従順な感じの、問題がなさそうな、方が家に帰ってくると、そういうふうになるとかあ、あるいは、中でも外でも、思い通りにいかないと、わあっと、感情爆発させてしまうという、色んなパターンがあると思うんですけど、どうでしょうかね?

相談者:
やはりい、仕事の面でもそういうことがあってえ、あまり、交流、仲間と持たない・・ような気がします。
例えばあ、ま、仕事・・与えられた、仕事はするんでしょうけどもお、輪の中に入っていけないとか、そういうのは見受けられますね。

ドリアン助川:
どなたかあ、女性と、これまでお付き合いがあったというようなことは・・あるんですか?

相談者:
ありますが、まとまらないていうか、すぐ、出会いがあっても別れる、っていうふうなのを繰り返してきた・・ような気がします。

ドリアン助川:
もちろん、その、結婚するしないというのは、本人の自由ですし、結婚しない人生、そういう人生も、あの、選択肢としてあると思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
ご本人は、どうなんでしょうね?
結婚したいんでしょうかね?

相談者:
する希望はあります。

ドリアン助川:
と仰ってました?

相談者:
はい

ドリアン助川:
でもお、そのお、女性ができない。

相談者:
はい

ドリアン助川:
男の友達も、少ないんでしょうかね?

相談者:
少ないです。

ドリアン助川:
友達いますか?

相談者:
大学う、のときの友達、一人いますね。

ドリアン助川:
一人。

相談者:
はい
あとお、職場あ、で、どの程度の、仲なのか分かりませんけども、メールは交換してるみたいです。

ドリアン助川:
ああ・・
その感情を爆発させてしまうと・・最近ではどんなことがありました?

相談者:
遠くにい、住んでるもんですから、

ドリアン助川:
はい

相談者:
例えばあ、書類とか、何か、送ってえ、欲しいときに、電話で話、してまして、その内容を、わたしに頼むんですけども、その、お願いをしてるような口調じゃなくう、聞きなおしたりい、どこにあるの?、どういうの?って言うと、もう、そのお、ものごとが、前に進まないって思うのか、自分だけで理解してて、わたしが理解してないと、思うようにいかないから、感情的な言葉を使う。
そういう・・

ドリアン助川:
どういう言葉を使うんですか?

相談者:
「それじゃなくて、そっち!」
そういう言い方ですね。

ドリアン助川:
いわゆる罵詈雑言ということではないんですね?

相談者:
じゃないです。

ドリアン助川:
ものの言い方がキツイってことですか?

相談者:
そうですね、お願いする立場なのにい、わたしが聞きなおしたりい、すると、こう、
「話が分かってない」
とか、そういうふうな言い方するのでえ、いくら親でも、そういうふうに言われると、いや、こういうことがあるから、友達とか、異性とも上手くいかないんだな、って思うのが多々感じられるので、その性格を、少しでも、専門の方にアドバイスしていただいて、いい方向に、直していきたいというのがわたしの、親としての願望ですけども。

ドリアン助川:
なぜ、でも、中学の頃から、そうであった性格に対してですね、叱るということ、はやってこなかったんですよね?

相談者:
注意、叱るは、やってきたつもりですがあ、ただ、中学、高校は、主人に任せっきりになったのが、こうになったのかな、って・・

ドリアン助川:
ということは、ご主人は、お子さんが中学、高校の頃は、叱るということはやってらしたんですか?

相談者:
叱ったりしてたんですが、やはり、主人も、感情をぶつけてしまってえ、こう、うまあくこう、相手に納得させて、叱るような、教育はしてなかったような気がします・・

ドリアン助川:
これまでも、お困りだったと思うんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えっと、どうして、今、40歳という、その、年齢になってから、今、その、性格直したいとか、今、何か、必要に迫られてる、事態なんでしょうか?

相談者:
そ、そうなんです。

ドリアン助川:
ええ
どういうことですか?、それは。

相談者:
出会いがありましてえ、まとまりそうなので、息子の歳も歳ですしい、親として上手くやってほしい、そういう面を直せば、すごく、優しい面もあるし、上手くやっていけるかなと・・

ドリアン助川:
息子さん、が、今、お付き合いされてる女性が出来たということですか?

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
それは息子さんが、あのお、教えてくれたんですか?

相談者:
その相手は、身内からの紹介で上手くいってます。

ドリアン助川:
ま、昔の言い方でするなら、お見合いといったような形で。

相談者:
そういう感じですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
それで、お付き合いが始まったということなんですね。

相談者:
はい・・そうです。

ドリアン助川:
で、親としては、今度こそ上手くいって欲しいと。

相談者:
はい
本人も焦ってます、上手くやりたいって、思うのが感じられます。

ドリアン助川:
ご本人は、自分がその、短気で、わあっとやってしまうとこ、欠点だということ分かってるんでしょうかね?

相談者:
気がついてると思いますよ。
ただ、それがどうしても直せなくって、出ちゃうんですよ。

ドリアン助川:
分かりました。
えー、今日の回答者の先生いた紹介します。

相談者:
はい

ドリアン助川:
心についてのエッセイストとしておなじみ、マドモアゼル愛先生です。
よろしくお願いします。

(回答者に交代)


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