【日曜に読む傑作選】部活キャプテンの面影はどこに?物言わぬ工場勤務の夫
(回答者に交代)
田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願い致します。
田中ウルヴェ京:
あんまりこう、色々自分の事を言ってくれない、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご主人に対して、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
折角あなたがその、
「仲良くしたいんですよ。わたしが変われる事なら何か変えたいんです」って、素敵な言葉を先ほどおっしゃっていたので、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ちょっとその、出来る事・・そうですね・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
2つ、申し上げます。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
これは、いわゆる、心理学の視点から、特にあの・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
わたしはメンタルトレーニングという、普通の方々を、よりよく、その・・
相談者:
ああー
田中ウルヴェ京:
やる気を出すために、というようなアプローチなので、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
まず一つ目がですね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
もちろんその、ご主人が、自発的にどんどん、こう色々関心持ってくれればそれは、もう、理想的なんですけれど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そうは期待せず、まず、今日からあなたが出来る事だけを申し上げますね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
まず一つ目は、質問力を鍛えてみて下さい。
相談者:
質問力?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ああ
田中ウルヴェ京:
もちろんすでに今、やられてるかもしれませんが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご主人が、ベラベラ喋ってくれる事は期待せず・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
「今日」・・例えばその、
「通勤の最中に、どんな人と出会った?」とか(笑)
相談者:
ああー
田中ウルヴェ京:
なんかその、だから聞いてなんなの?っていうような話でもいいので、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
最初は嘘でもいいですから・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あたかも、あなたが、ご主人の、人生え、に、興味を持ってるようにしてみて欲しいんです。
相談者:
あー、なるほどね。
田中ウルヴェ京:
はい。あたかもでいいです、最初は。
相談者:
はい、はい
田中ウルヴェ京:
と、やってみると・・
相談者:
ああ
田中ウルヴェ京:
巷で言うところの、ミラーの法則、つまり自分がやればやるほど、相手からも返って来るというような表現なのですが、
相談者:
あー
田中ウルヴェ京:
自分が、やって欲しい事は、逆に自分からやってみるという提案です。
相談者:
ああ!
田中ウルヴェ京:
なので、ほんっとにつまんない事でいいので・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ちょっと・・一生懸命質問してみる。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
でも、質問しても、ほとんど答えないという事も、おー・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
思っといて下さい、そうしないと・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
イラついちゃうので。
相談者:
あ、そうですね。
田中ウルヴェ京:
はい、もう絶対に・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
期待せず、期待せず・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
で・・
「別に」とか言われたら、
「あー、わたしはこうだったんだ」って言って自分の、コミュニケーションも終了させちゃえばいいです。
相談者:
はい、はい
田中ウルヴェ京:
はい、これはまず一つです。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
で、二番目は、これはあまりに簡単なんですけど、逆に、夫婦生活、そして、ま、自分も、旦那が居ますし子どもが居るんですけれど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
中々難しいんですけれど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お母さんって、わたし達お母さんっていう立場は、実は、家の中の太陽です、
相談者:
あーあ
田中ウルヴェ京:
で、家の中で、お母さんが、輝いてると、周りは勝手に暖かくなります。
相談者:
ええーー?
田中ウルヴェ京:
はい、でも、我々って、こ、一括(くく)りにしちゃ申し訳ないんですけど・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
女性ってどうしても自信がなくなっちゃったり・・
相談者:
うん
相談者:
自分が勝手に曇っちゃったり、雨降ったりしてしまうんですけど(苦笑)、
相談者:
はい(苦笑)
田中ウルヴェ京:
でも・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お母さんが、元気でいる、健康でいる?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そして、言いたい事は何かっていうと・・たかが、挨拶を、元気にしてるだけでも十分なんです。
相談者:
あ、そうなんですか?
田中ウルヴェ京:
はい
「おやすみー」「ばいばーい」、え、「いってらっしゃい」「ただいま」
あとは、ま、「ありがとう」とか。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
こ、ちょっとした、挨拶を、ちょっと、多めにやってみて下さい。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
で、もちろん疲れますよ?、あなたにとっては、も、十分一生懸命頑張っておられるでしょうし、最初はちょっと・・それってなんかこう、一生懸命自分のエネルギーを使うわけですから・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
疲れるとは思うんですけど、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
でも、これってとても不思議な作用としては、挨拶を元気にすると自分のエネルギーも増します。
相談者:
あー
田中ウルヴェ京:
空(カラ)元気みたいにはなれます。
相談者:
なるほどねえ、はい
田中ウルヴェ京:
はい、この2つを、もちろんその・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
やったからといってすぐにご主人が・・関心は持たない、かもしれませんが、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
あなたが元気になります。
相談者:
・・はい
田中ウルヴェ京:
はい、そうすると、ご主人が、もしかすると、
「いや、実はお前な」って言って、もし話してくれたら、もう、それはもう最高にありがたい事ですし。
相談者:
ああー
田中ウルヴェ京:
なのでちょっと、こ、自分から・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
も、十分お元気だと思うし、頑張っておられるでしょうけど、ちょっと・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
こういった、質問力と、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
挨拶力っていったらいいんでしょうか、を、やってみて下さい。
相談者:
はい・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
分かりました。
田中ウルヴェ京:
頑張って下さい。
相談者:
あ、ありがとうございます。
田中ウルヴェ京:
はい
(再びパーソナリティ)