妹が悩む兄の不法侵入、脅迫・恐喝。警察の門前払いには証拠を示せ
(回答者に交替)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
坂井眞:
今、あの、最後に仰った、
相談者:
はい
坂井眞:
今後、兄に対してどのように立ち向かっていったらいいのかっていう、そういう、言い方をされたのでえ、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、ちょっと、ホッとしているところがあって、
相談者:
はい
坂井眞:
やっぱり、その、立ち向かうっていう気持ちがないと、
相談者:
はあい
坂井眞:
なかなかこういう問題は解決しないから、
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、逃げ出すんじゃなくて、そういう気持ちをちゃんと持っていていただくっていうのが一番、根っこだと思いますね。
相談者:
はい
坂井眞:
あのお・・わたしが今、アドバイス差し上げたいと思っているのは、
相談者:
はい
坂井眞:
やっぱり、ま、これ裁判所のマターではないと思うけど、警察に行くにしてもね、
相談者:
はい
坂井眞:
こういうことがあって、こういう恐ろしさがあるから、
相談者:
はい
坂井眞:
なんとかしてくれっていうふうにしないと、なかなか伝わらなくてね、
相談者:
はい
坂井眞:
その辺で、これまで具体的に事件になったことはなかったんですか?
相談者:
でも、あの、今回、あの、和解のときに鍵を返してもらったっていうのは、もう既に実家は自分の家じゃないっていうのを認識、してもらったと、思ってるんです、わたしは。
坂井眞:
それはね、
相談者:
はい
坂井眞:
裁判所が決めたことだから、その通りだと思うんですけれど、
相談者:
はい
坂井眞:
だから何をしたのか?っていうこともちょっとはっきりしていなくて、
相談者:
それなのに、実家に入って、あの、実家の様子を見たっていう内容の手紙を、
坂井眞:
手紙があったんですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
えー、そこにほんとに入って、中をグチャグチャにしたということは、まだなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
それは、だからいいとは言わないけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
警察にこんな手紙が来ました、だから住居侵入です、と言われても、手紙に書いてあるだけではね、
相談者:
はい
坂井眞:
警察動きようがないと思うんですよ。
相談者:
はい、そう言われてました。
坂井眞:
うん、そりゃあ、だって、めったやたらに警察が、あの、事件作られても困るでしょ?
相談者:
はあい
坂井眞:
逆にね。
相談者:
はい
坂井眞:
警察もそれよく分かってるからあ、
相談者:
ええ
坂井眞:
ほんとに事件だなって思うときに動くんでえ、
相談者:
はい
坂井眞:
手紙に書いてあったから、お前は住居侵入だって言ったら、いや、書いただけですって言われちゃったら、警察もそこで止まっちゃうじゃないですか?
相談者:
はい
坂井眞:
そういう問題なので、お聞きしてんです。
相談者:
はい
坂井眞:
ほんとにどんなことがあったんですか?と。
で、えー、調停の話に戻りますけど、
相談者:
はい
坂井眞:
訴訟かな、調停かな。
相談者:
はい
坂井眞:
遺留分減殺って、これはしょうがなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
えっとお、お父さんが、ま、唯一って言っていいような資産である土地建物を全部あなたにあげるっていう遺言書を書いたんですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
で、そうすると、あのお、どんなに問題のあるお兄さんでも、
相談者:
はい
坂井眞:
遺留分減殺請求っていうのは民法上できるんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
だからその、遺産の評価は分からないけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
遺留分減殺請求をした、場合には、
相談者:
はい
坂井眞:
一定額、そのお、法定相続分の二分の一相当額を払わなきゃいけないってことは、法律上、出てきちゃうんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そういうことがあるのでえ、じゃ50万という数字になったんだと思うんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
で、50万という数字が出るにあたっては、きっとこれまで、お兄さんがこんなにお父さんの、から、特別な利益を得てたとか、色んな話題がきっと出たと思うんですよね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、遺留分減殺の、手続きの中では、
相談者:
はい
坂井眞:
じゃ、減殺してどうなるか?っていう、話だけがほんとの話題で、
相談者:
はい
坂井眞:
でも、そんなかで、あなたのお気持ちが強く出ているから、
相談者:
はい
坂井眞:
今後交流しないと。
相談者:
はい
坂井眞:
それから、遺言書の有効性は認める、それは認めるから遺留分減殺の話になっているから当然なんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
それで、そういう条項が、出来たわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
ある意味、あなたの気持ちがそこに出てるわけ。
相談者:
はい
坂井眞:
で、それもむこうが飲んで、
相談者:
はい
坂井眞:
むこうに弁護士が付いてたって言いましたよね?
相談者:
はい
坂井眞:
弁護士もそれ認めて、作ったんだから正しいんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
でも、そう書いたのにまだ交流してくるっていうのは約束違反だけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
それは別にすぐに犯罪になるわけでもないし、
相談者:
ええ
坂井眞:
こちらとしては約束したのに何だ、と思うんだけれども
相談者:
はい
坂井眞:
それだけで、じゃ、なんか、身に危害が及ぶかっていうところまではいかないわけですよ。
相談者:
はあ・・
坂井眞:
周りの人が聞くとね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、鍵の話にしても、
相談者:
はい
坂井眞:
あのお、それはすごく嫌だし、約束違反だし、腹は立つだろうけど、
相談者:
はい
坂井眞:
だったらとにかく、まず鍵替えちゃってください。
相談者:
はい、替えました。
坂井眞:
ね。
相談者:
はい
坂井眞:
それが一番いいんですよ。
相談者:
ああ
坂井眞:
二度と入れないようにすること。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そういうことをしていってえ、
相談者:
はい
坂井眞:
あと、そのお、警察の立場から、おそらくすれば、手紙だけじゃなくて、ほんとの入るところの証拠をくれって言われたと思うのね。
相談者:
あー、そこまでは言われなかったです。
坂井眞:
うん、そういうものを持って行けば、動かざるを得ないわけでえ、
相談者:
あー
坂井眞:
もし、あのお、そこの、内装とかをきれいにして、息子さん、夫婦が入るんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
ほんとにそれこそ、ま、費用の多少の掛かることだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
防犯用のカメラを、付けるとかね。
相談者:
あー
坂井眞:
で、そういうところを、付けて、
相談者:
はい
坂井眞:
もし、お兄さんが、ほんとに勝手にね、
相談者:
はい
坂井眞:
鍵壊して入って来るとか、
相談者:
はい
坂井眞:
あの、家の中に入らないんでも、敷地の中ウロウロしてるっていう映像が撮れればね、
相談者:
はい
坂井眞:
そら、いくら、お母さんの兄弟でもね、お兄さんでもね、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、犯罪は犯罪になるんだからあ、
相談者:
ああ
坂井眞:
こんな、手紙を送ってくるし、実際こんなことしてますっていう証拠が残るわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
だから、そういうものをキチンと残すような体制を作ることですよね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、わたしとしては、これまでその、粗暴犯の犯歴がいっぱいあってえ、
相談者:
はい
坂井眞:
もっと脅迫的な言葉をいっぱい投げかけられて、
相談者:
はい
坂井眞:
え、ちょっと暴力的な、殴るまでいかなくても、胸倉掴み上げられるみたいなこととか、あったら、
相談者:
はい
坂井眞:
それはそれで身内だって犯罪なんだから、
相談者:
はい
坂井眞:
暴行だったり脅迫だったり、金を払えって言いながら、
相談者:
はい
坂井眞:
怖いこと言うんだったら、恐喝未遂になるかもしれないし、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、そういうことで、ほんとに怖い、実態があるんだったら、警察にちゃんと相談をした方がいいですよって、いう、
相談者:
はい
坂井眞:
アドバイスをしようと思っているんです。
相談者:
はい
坂井眞:
だけど、今お聞きした、限りでは、
相談者:
はい
坂井眞:
ちょっとまだ具体的にそういう、脅迫だとか、恐喝だとかって言うだけの、証拠は、まだちょっと集まってない感じがするので、
相談者:
あー
坂井眞:
長い歴史の間で、
相談者:
はい
坂井眞:
ほんとに色んなことがあったので、
相談者:
はい
坂井眞:
心の中でほんとにもう堪らないという気持ちはよく伝わってくるんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
それ以上に警察の問題にするには、監視カメラ、防犯カメラ、
相談者:
はい
坂井眞:
の映像だとか、あと手紙に書いてあることは証拠になりますから取っておいていただくことと、
相談者:
はい
坂井眞:
電話掛かってきたことあるって仰いましたっけ?
相談者:
はい
坂井眞:
そういうときは、もう、録音しちゃってください。
相談者:
はい
坂井眞:
そこで随分ひどいこと言ったら、それはそれで脅迫になるかもしれないし。
相談者:
はい
坂井眞:
ちょっと具体的な内容分からないから、判断できないけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
言い方によったら、脅迫だったり恐喝になったりするかもしれない。
相談者:
はい
坂井眞:
そういうことをしっかり集めた上で、警察に相談に行かれるのがいいと思うんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
わたしとしては怖くて堪らないんですっていうことを説明できる材料をもう少し集めた方がいいかなっていう気はしますね。
相談者:
はい、分かりました。
(再びパーソナリティ)