17年会えない妻とやり直したい?、それは有り得ない!
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
質問ですけど、何を、したいんですか?
今、あなたは。
相談者:
いや、あー、出来ましたら修復をしたいということなんですけど、ま、
加藤諦三:
けど、なんだよね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
けど、でしょ?
相談者:
ええ、まあ
加藤諦三:
何をしたいですか?
相談者:
・・
いや、あの、もう、答えは出ましたから、あの
加藤諦三:
答え、どういうふうに出ました?
相談者:
ええ、あのお、やはり、離婚するのが一番いいかと思いますからね。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ
加藤諦三:
ま、それは離婚するのが一番いいんですから、じゃ、離婚、するしかないでしょうねえ。
相談者:
あ、そうですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
はい
加藤諦三:
相手は嫌いなんですから。
相談者:
ええ、はい
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
すいませえん
加藤諦三:
自分が自分のことを分からない。
それでは相手との人間関係は作れません。
(内容ここまで)
妻を実家に送り届けたのが今生の別れになってしまったのね。
自己破産は妻の事故や学費のせい。
妻の頼みを受け容れて”一旦”廃業した。
離婚の原因は自営に対する考え方の違い。
(笑)
あんたの責任は無しかよ。
もちろん現実は全然違ってて、
女房を無給で働かせ、
人の忠告に耳を貸さず、
借金を重ね、
ジリ貧商売を引っ張るだけ、引っ張り、
にっちもさっちも行かなくなって廃業したんでしょ。
だって、自己破産ってのは、裁判所が、「もうコイツどうにもならん」と判断したってこと。
夫50歳 妻42歳 長男16歳 長女10歳
これが廃業&自己破産のときの家族。
ここから別居するまで3年。
悲惨だったんじゃない?
17年間、顔も合わせないのは妻だけじゃなく、長女も、そして長男も、ってところが、もうね。
最初、ずいぶん見栄っ張りな男だなあ、と思ったわけ。
自分の至らなさに一言も触れないから。
でも、
聞いてるうちに分かったのは、この男、見栄なんかじゃなく、心底そう思って言ってるってこと。
年齢ぐらいはごまかす相談者も多い中で、何年前だとかの数値がスラスラと口から出て来て、それが家族の年齢なんかとも全く矛盾しない。
つまりね、この男、ある意味正直で、自身は全部事実を語っているつもりなんだな。
ここまで強烈なエゴイストはそうはいないよ。
番組的に大迫女史との相性は抜群だ。(笑)
(妻に連絡したのが)「再三、もう、百何回という回数なんですけどね」
これを、まったく悪びれもせず、むしろアピールポイントとして話す相談者。
想像してみ?
妻の実家に電話を掛ける ⇒ 不在を告げられる。
これを百回繰り返すんだよ。
嫌がらせの無言電話とかだったら、そっちの方がまだ、まだ分かる。
電話口の相手は、顔見知りの妻の母親や兄弟だ。
当然、あしらい感や、蔑(さげすみ)み感や、迷惑感だって出されてるハズなのに。
もう、普通のメンタルじゃない。
エゴイスト振り切ってサイコパスだ。